Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

仕事復帰!~小学校の英会話講師の新学期始まる

2009-09-03 | 日本の教育一般
新学期が始まった!といきなり、2日から小学校の英会話の時間も始まった。ウーン、もう少しリハビリほしいけど・・・なんて言っている場合じゃない!容赦なく小学校の仕事は始まるのだ。小学校の先生たちは、夏休みの終わり頃からすでにとばしている。夏休み最後の週頃に、打ち合わせの電話をしたら、2学期の先のことまで言われ、小学校の大変さを知る。

さて、9月の1週目は、「アイスブレイキングタイム」ということで、大きな単元に入る前のウォーミングアップみたいな授業内容。ラッキーなことに、初日に相棒のきれるALT、オスカーがいてくれたので、楽だった。オスカー主導のもと、その日のウォーミングアップは、映画「スパイダーマン」のキャラを用いた簡単なゲーム。3つのグループに分かれて、さまざまなカテゴリーの言葉を使って、次々に質問し、隣の人が答えて、一番早く終わったチームがスパイダーマンのポイントをもらい、ビルをかけのぼっていき、最後スパイダーマンの恋人、メアリーケイを助けたチームが勝ち。これが結構盛り上がった。6年生でも結構むきになって、みんなチームのために、頑張る。チームを勝たせたい一心で、みんな早口で英語の表現がでてくる。「What sport do you like?」「 I like baseball. 」このsportの部分を「food」「color」などといろいろ変えてもみんなしっかり対応している。英語に自信のない子でも、すらすらとでてくる。いやはや、素晴らしい!の一言。ゲームの力というのはすごい!

その日は、ゲームの大サービスで、トランプのダウトもグループに分かれてやる。ダウトの代わりに「Really?」を言う。デモで、担任の先生を含む私たち指導者も全員、「ダウト」と言ってしまい、みんな大笑いだった。

みんな1学期の始めより気軽に私に話しかけたり、質問したり、廊下で会うと、きちんと英語で挨拶をしてくれるようになった。授業のあと、1人の先生と日本語で打ち合わせをしていると、「なんだあ!先生ペラペラじゃん!」と大きな声で1人の男の子が言う。「え~!日本語、英語どっちが?」と聞くと、「日本語も英語もペラペラなんだね!」とその男の子が言う。すかさず、私も「君だって、英語じょうずだよ!」ときり返した。ゲームのルールなどで英語がややっこしいときは、日本語で説明しているのだが、一部の子供たちは、私が日本語が普通にしゃべると不思議な模様。顔もしっかり日本人なのになあ。英語で授業を進める英語の先生は、特別な感じがするのかな。どっちにしても、子供たちの反応はさまざまで面白い!今学期もみんな子供たちも私も楽しみながら、英語を話そう!


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