Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

知力の甲子園、「高校生クイズ」で日本のスーパーエリート集団を見る!

2009-09-04 | 日本の教育一般
今日は、「第29回高校生クイズ」という日本テレビの番組で、日本中の名門校の壮絶な知のバトルが行われた。噂には聞いていたこの番組。かなり前から、エカミルさんに「面白いからのがすな!」と教えてもらっていた。初めて見たのだが・・・しかし、ここまで難問が続くとは・・・そして、それにといとも簡単に涼しげな顔で答えるスーパー高校生たち。想像を絶する受験競争に勝って、自身の知力を高めることに努力を惜しまないスーパーエリート集団の結集だ!

普段名門校の名前を言われても、「ふん」という感じなのだが、やはり天才的な頭脳を見せ付けられると、「ハハーッ!」と言う感じで、ひれふしてしまう。だって、問題自体が私たちには理解不能なものがほとんど。(といっても、文系の問題は私でもわかったものがあったわ!)上の息子もその高レベルの難問さにびっくりしている。でも、得意の歴史の問題には、むきになって答えている。

さて、見ていると準決勝あたりから面白くなっていた。東大合格率ナンバー1の開成、京大合格率ナンバー1の奈良の東大寺学院、九州の名門校、医学部合格率ナンバー1の鹿児島ラ・サール、そして、我らが地元の名門校、県立浦和高校が勝ち残っていた。浦高だけが、唯一公立である。浦高すごしである。過去優勝経験も2回。勿論、私は、大声で浦高を応援した。リーダーの杉本君は、50冊の問題集で5万問もの問題を解いていたという。しかし、浦高は、難解な問題を解けていたのに、ケアレスミスで、あっけなく、敗退した。ものすごく悔しそうな表情で、涙しながら、浦高のメンバー3人は去っていった。来年、優勝しろよ!

そして、私が応援していたもう1校は、開成。だって、リーダーの田村君がイケメンで、瞬時に解答するものだから、あまりにカッコよくて・・・田村君は、東大理Iをめざしていると番組で紹介していた。こんなに頭が良くて、ルックスもいい子が開成にはいるんだ!やっぱり、開成ってすごい!と単純に見方を変えてしまう私。でも、この番組って、すごい高校の宣伝になるわね。

しかし、残念ながら、開成も敗退。最後決勝は、東大寺学園VSラ・サール。決勝戦は、壮絶なバトルが続いた。結局は、天才的な記憶力を誇るリーダー中村君率いる東大寺学園が優勝!ほとんど知力に差はなかったのではないかと思わせるほどの闘いだった。ラ・サールのメンバー3人もなかなかイケメン風。3人がさまざまな違う知力を結集して、準優勝を勝ち取った。

こういう番組を見て、すごい能力を持つ若者たちを見ると、日本の将来も心配ないのではないかと思う。今の中高校生たちは、私たちが思っているより、ずっと上を見て、常に自己鍛錬して、向上心を持って、全力投球でいろんなことに取り組んでいるんではないかと思う。高校生たち、素晴らしい知力を見せてくれてありがとう!来年も楽しみにしています!


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