高校受験の夏休み最後の数日、大急ぎで学校見学や説明会に行く。先週の木曜日は、帰国子女にとっての人気難関校の一つ、慶応湘南藤沢の建物の外観と野球部活動だけ見学、帰りは新江ノ島水族館を楽しむ。最先端の慶応大学湘南藤沢キャンパスの一角を占めている。近未来的な洗練された建物。帰国子女は、この学校を選ぶ理由がわかる。ただ、もう少し広い建物を想像していた。私たちは、ほとんど観光気分だった。金曜日は、ママ友のアヤちゃんとともに、埼玉県の私立で一番進学率が伸びている注目校、開智の説明会へ母たちだけで行く。
この学校の近年の進学実績は目を見張るものがある。メディアや塾の情報誌でもたびたび取り上げられるほど、注目されている。2009年5月3日のサンデー毎日によると、東日本の「10年で延びた350校」の3年連続トップ。2位は、栄東、3位は神奈川の山手学院、4位は渋谷教育学園渋谷、7位に市立浦和が健闘、9位に川越東、12位に県立大宮と続く。一見、自由な雰囲気で、ちゃらちゃらした感じもあるとよくいわれる市立なので、「市立(浦和)は、入るときは倍率が高く、むずかしいが、出口がねえ・・・(進学率がイマイチという意味か?)」などとママ友たちは言っていたが、進学実績は、国公立合格者も多くだし、それが事実でないことがわかる。シカゴ仲間で息子を市立に通わせているAさんの話だと、部活もみんなしっかりやるが、その分勉強もしっかりやるというからすごい!ママ友たちの話は、鋭いことも多く役に立つが、実際のデータを照らし合わせ、学校内部の声を聞かないと、事実は見えてこないもの。
さて、開智は、偏差値68以上の生徒たちがめざす「S類」と「特別選抜・A類」と大きく2つのカリキュラムに分かれている。ここの特色は、中高一貫部からの生徒たちと高校からの生徒たちとは、勉強は勿論、すべての活動がはっきり区別されていること。先生の説明によると、お互いの時間のロスをなくすことだという。無駄な時間をすべてそぎ落として、受験勉強にまい進という感じなのだろうか?
校長先生は、ずっと県立高校の校長をやっていて、今年から私立の開智に移ってきたという。おそらく、かなりの切れ者なのだろうけれど、気さくでユニークな雰囲気で、その温かなユーモア溢れる表情で、私たちも話に一気に引き込まれた。説明会の後、参加した受験生は勿論、保護者たちにも「勉強サプリ」という校長先生のオリジナルのテキストを用いた講話があった。学力だけではなく、人格も育てたいという。今後の開智高校がどう変わっていくか楽しみだ。開智は、栄東とともに、やはり県立難関校、浦和、大宮、春日部などの滑り止めとしての併願校として、受ける学校というイメージが強い。アヤちゃんと一緒に、個別に話をした教頭先生も「滑り止めとして受けてください!」とはっきりおっしゃっていた。S類の学校説明会の話では、勉強内容に終始し、最後は、国語のテスト問題の解くコツまで説明があった。これは、かなり参考になる内容だった。早速帰って、息子に伝授。説明してくださったK先生に感謝!ただ、一つ気になったのは、部活動の入部率が半分ぐらい(詳しいパーセンテージは覚えていない)で、80~90%台の公立に比べてかなり低い。その点で、公立高校のうたい文句の「文武両道」という感じはしないので、徹底した進学校というイメージだ。校長先生は、その部分も変えていきたいと考えているのかなあ?
そして、金曜日は、ついに埼玉県が誇る名門校、県立浦和高校の説明会が埼玉会館で行われた。会館は、2階までぎっしり。すごい人だった。なんといっても埼玉県のトップ校として君臨する浦高の説明会なので、私もとても楽しみにしていったが、期待を裏切らない素晴らしい内容であった。結構、私はビデオを見て、感激したのだが・・・続く
この学校の近年の進学実績は目を見張るものがある。メディアや塾の情報誌でもたびたび取り上げられるほど、注目されている。2009年5月3日のサンデー毎日によると、東日本の「10年で延びた350校」の3年連続トップ。2位は、栄東、3位は神奈川の山手学院、4位は渋谷教育学園渋谷、7位に市立浦和が健闘、9位に川越東、12位に県立大宮と続く。一見、自由な雰囲気で、ちゃらちゃらした感じもあるとよくいわれる市立なので、「市立(浦和)は、入るときは倍率が高く、むずかしいが、出口がねえ・・・(進学率がイマイチという意味か?)」などとママ友たちは言っていたが、進学実績は、国公立合格者も多くだし、それが事実でないことがわかる。シカゴ仲間で息子を市立に通わせているAさんの話だと、部活もみんなしっかりやるが、その分勉強もしっかりやるというからすごい!ママ友たちの話は、鋭いことも多く役に立つが、実際のデータを照らし合わせ、学校内部の声を聞かないと、事実は見えてこないもの。
さて、開智は、偏差値68以上の生徒たちがめざす「S類」と「特別選抜・A類」と大きく2つのカリキュラムに分かれている。ここの特色は、中高一貫部からの生徒たちと高校からの生徒たちとは、勉強は勿論、すべての活動がはっきり区別されていること。先生の説明によると、お互いの時間のロスをなくすことだという。無駄な時間をすべてそぎ落として、受験勉強にまい進という感じなのだろうか?
校長先生は、ずっと県立高校の校長をやっていて、今年から私立の開智に移ってきたという。おそらく、かなりの切れ者なのだろうけれど、気さくでユニークな雰囲気で、その温かなユーモア溢れる表情で、私たちも話に一気に引き込まれた。説明会の後、参加した受験生は勿論、保護者たちにも「勉強サプリ」という校長先生のオリジナルのテキストを用いた講話があった。学力だけではなく、人格も育てたいという。今後の開智高校がどう変わっていくか楽しみだ。開智は、栄東とともに、やはり県立難関校、浦和、大宮、春日部などの滑り止めとしての併願校として、受ける学校というイメージが強い。アヤちゃんと一緒に、個別に話をした教頭先生も「滑り止めとして受けてください!」とはっきりおっしゃっていた。S類の学校説明会の話では、勉強内容に終始し、最後は、国語のテスト問題の解くコツまで説明があった。これは、かなり参考になる内容だった。早速帰って、息子に伝授。説明してくださったK先生に感謝!ただ、一つ気になったのは、部活動の入部率が半分ぐらい(詳しいパーセンテージは覚えていない)で、80~90%台の公立に比べてかなり低い。その点で、公立高校のうたい文句の「文武両道」という感じはしないので、徹底した進学校というイメージだ。校長先生は、その部分も変えていきたいと考えているのかなあ?
そして、金曜日は、ついに埼玉県が誇る名門校、県立浦和高校の説明会が埼玉会館で行われた。会館は、2階までぎっしり。すごい人だった。なんといっても埼玉県のトップ校として君臨する浦高の説明会なので、私もとても楽しみにしていったが、期待を裏切らない素晴らしい内容であった。結構、私はビデオを見て、感激したのだが・・・続く