今日は、下の息子の小学校の毎月恒例の「さわやかディ」と言われる日で、月に1回ぐらいの割合で、担任の先生とさまざまなことを相談できる日。自由に申し込めて、生活面から学習面まで、普段心配していることなどをじっくり担任の先生に相談できるという、帰国子女の保護者にとって、誠にありがたい貴重な日である。
11月に帰国してから、この「さわやかディ」を使って、担任の先生にこまごました心配事や息子の学校での様子を聞かせてもらった。息子は、給食に慣れるまでそこそこ時間がかかり、12月始め頃まで、かなり文句を言っていたが、いつの間にか、嫌いな緑系の野菜なども食べれるようになり、大嫌いなイチゴをしっかり食べれたというから、慣れというのは、すごい!その後、息子は毎日張り切って学校に行っていたから、日本の小学校にすっかりなじんだのかと思っていた。
しかし、担任の先生は、「まだまだいろんな面で、とまどっているような感じです。」と息子の様子を話してくださる。アメリカではカストディアンがやっていて、生徒たちはやっていなかったそうじなども息子はとまどっている感じ。息子も「給食とそうじは好きではない」とはっきり言っている。この先生は、1月から出産休暇に入った女の担任の先生から代わった若い男の先生。ほんの2ヶ月弱しかクラスを見ていないのに、息子のこともかなり気にかけてみてくださっているようだ。
そして、とてもうれしいことを指摘してくださった。息子が最近みんなの輪の中に自分から少しづつ入っているようだと。息子は、「25分休みや昼休みは、1人で近くのブックワールド(というミニ図書館)に行っている」と言っていたので、内心私はとても心配していたのだ。友達とも遊ぶ約束をしてきたことがなかったので、仲のいい友達がいないのかといたく心配していた。しかし、ここにきて、やっと友達とも約束してくるようになり、一安心。少し前に、この男の担任の先生が、「新しく転入してきたのだから、仲のいい友達というのは、時間をかけながら、少しづつ少しづつできるものです。大丈夫ですよ。」と言われていたが、その通りなのかもしれない。
先生と話して、日本に帰ってきて、日本の小学校に入ったということは、息子にとって大きなことだったのだなとつくづく思う。社会のテストなどは、さいたま市の地理などで、何も習っていない息子にとってさぞやチンプンカンプンであろう。先生が、一緒にさいたま市の地形を感じるために、いろんな場所を親子で回ることを提案してくれた。地理が専門の先生とあって、このあたりの地形を詳しく教えてくださった。こういう先生にしばらく息子を見てもらいたいと強く思うが、残念ながら、後数日でこの先生ともお別れだ。「お世話になりました」と深く頭を下げ、丁寧に玄関まで見送ってくださった。うれしかったけど、なんだかとてもさびしい。息子の話では、厳しいときは、厳しく、面白いときは面白いという雰囲気の先生らしい。3年生にはちょうどいい感じだった。
この先生は、出産休暇などで、先生のお呼びがかかったときに、臨時で先生をするという派遣の先生らしい。こんなにできる先生が、臨時とは・・・驚愕だ。なぜこういう先生に担任を持ってもらって、じょじょにいい学校が築けないのだろうか?もし、一年間、この先生が担任を持たれたら・・・と想像してしまう。勿論、こういうスキルのある先生だからこそ、臨時でも急遽対応可能なのかもしれないが・・・でも、あまりのもったいなさに、しばらく考え込んでしまった。思わず、「上の息子の中学に次は来てください!」と何度も懇願してしまったほど。しかし、先生の話だと、次はどこの学校に行くのかまったくわからないとのこと。いったいどうなっているのだろう。誰が決めるのかわからないが、もっと、もっとこの先生のような貴重な人材を大切にしてほしいと思う。子供たちの将来がかかっているのだから。
追伸
今日のWBCの試合、日本は韓国に負けた。韓国の隙のない攻撃、集中力のある守りを見て、日本より一枚上手(うわて)だと思った。ダルビッシュの立ち上がりが悪く、良くなってからも、日本は打線がまったくつながらず、せっかくのダルの好投もおよばず。それにしても、韓国を倒して、世界一になるのは・・・至難の業。
11月に帰国してから、この「さわやかディ」を使って、担任の先生にこまごました心配事や息子の学校での様子を聞かせてもらった。息子は、給食に慣れるまでそこそこ時間がかかり、12月始め頃まで、かなり文句を言っていたが、いつの間にか、嫌いな緑系の野菜なども食べれるようになり、大嫌いなイチゴをしっかり食べれたというから、慣れというのは、すごい!その後、息子は毎日張り切って学校に行っていたから、日本の小学校にすっかりなじんだのかと思っていた。
しかし、担任の先生は、「まだまだいろんな面で、とまどっているような感じです。」と息子の様子を話してくださる。アメリカではカストディアンがやっていて、生徒たちはやっていなかったそうじなども息子はとまどっている感じ。息子も「給食とそうじは好きではない」とはっきり言っている。この先生は、1月から出産休暇に入った女の担任の先生から代わった若い男の先生。ほんの2ヶ月弱しかクラスを見ていないのに、息子のこともかなり気にかけてみてくださっているようだ。
そして、とてもうれしいことを指摘してくださった。息子が最近みんなの輪の中に自分から少しづつ入っているようだと。息子は、「25分休みや昼休みは、1人で近くのブックワールド(というミニ図書館)に行っている」と言っていたので、内心私はとても心配していたのだ。友達とも遊ぶ約束をしてきたことがなかったので、仲のいい友達がいないのかといたく心配していた。しかし、ここにきて、やっと友達とも約束してくるようになり、一安心。少し前に、この男の担任の先生が、「新しく転入してきたのだから、仲のいい友達というのは、時間をかけながら、少しづつ少しづつできるものです。大丈夫ですよ。」と言われていたが、その通りなのかもしれない。
先生と話して、日本に帰ってきて、日本の小学校に入ったということは、息子にとって大きなことだったのだなとつくづく思う。社会のテストなどは、さいたま市の地理などで、何も習っていない息子にとってさぞやチンプンカンプンであろう。先生が、一緒にさいたま市の地形を感じるために、いろんな場所を親子で回ることを提案してくれた。地理が専門の先生とあって、このあたりの地形を詳しく教えてくださった。こういう先生にしばらく息子を見てもらいたいと強く思うが、残念ながら、後数日でこの先生ともお別れだ。「お世話になりました」と深く頭を下げ、丁寧に玄関まで見送ってくださった。うれしかったけど、なんだかとてもさびしい。息子の話では、厳しいときは、厳しく、面白いときは面白いという雰囲気の先生らしい。3年生にはちょうどいい感じだった。
この先生は、出産休暇などで、先生のお呼びがかかったときに、臨時で先生をするという派遣の先生らしい。こんなにできる先生が、臨時とは・・・驚愕だ。なぜこういう先生に担任を持ってもらって、じょじょにいい学校が築けないのだろうか?もし、一年間、この先生が担任を持たれたら・・・と想像してしまう。勿論、こういうスキルのある先生だからこそ、臨時でも急遽対応可能なのかもしれないが・・・でも、あまりのもったいなさに、しばらく考え込んでしまった。思わず、「上の息子の中学に次は来てください!」と何度も懇願してしまったほど。しかし、先生の話だと、次はどこの学校に行くのかまったくわからないとのこと。いったいどうなっているのだろう。誰が決めるのかわからないが、もっと、もっとこの先生のような貴重な人材を大切にしてほしいと思う。子供たちの将来がかかっているのだから。
追伸
今日のWBCの試合、日本は韓国に負けた。韓国の隙のない攻撃、集中力のある守りを見て、日本より一枚上手(うわて)だと思った。ダルビッシュの立ち上がりが悪く、良くなってからも、日本は打線がまったくつながらず、せっかくのダルの好投もおよばず。それにしても、韓国を倒して、世界一になるのは・・・至難の業。
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