今日は、ハーパー・カレッジの英語科の教授であり、成績のいい学生たちがとるオーナーズ・プログラムのコーディネーターでもあるアンドリュー・ウィルソン氏のことを紹介したい。
彼の専門はアメリカ文学なのだが、日本文化に造詣が深く、去年の春休みに「日本へ旅行する」というヒューマニティの特別なクラスまで作ってしまったという日本通の教授だ。このクラスは、学生に事前にエッセイなどを提出して7人を選び、日本に関する本を数冊読ませながら、1週間日本各地を旅行し、またエッセイを提出して、2クレジットがもらえるというかなりおいしいクラス。私も旅行の途中の広島ツアーに参加し、京都と秋葉原を少し案内した。学生達は、京都旅行の後、高野山の修行体験、そして東京に着くと、いきなりアキバへ直行。アキバでは、学生たちがどうしても、メイドカフェに行きたいというので、私も初体験。みんな目が点になって、規律正しい仏教文化とオタク文化のギャップに驚いていたようだった。メイドカフェから、タクシーに飛び乗り、(私はここで帰宅)日本古来の狂言鑑賞とすさまじいスケジュールをこなしていた。現代風俗の日本から、私たちでさえ、あまり行ったことのない、昔の文化体験へとタイムスリップしたような感覚であろう。
アメリカ人の大学生たちの素朴な質問が面白く、まるで彼らの母のようにウイルソンと共に面倒を観るのが楽しかった。今日久し振りに彼と話したら、来年日本文学のクラスを企画しているという。おとどし、フィクションのクラスで、吉本ばななと村上春樹の本を読ませて、彼なりの独自の解釈で現代日本文学を学生たちに紹介していた。本当に日本の文学、文化が大好きなのだ。
2004年、ハーパーカレッジのクラスを初めて取り出したとき、アメリカ文学で、このウイルソン教授のクラスだった。その時から、なんとなく感覚的にピーンとくるものがあり、続けて彼のクラスを取った。彼がアドバイザーをするオーナーズプログラムのクラスで、「チャレンジャー」というニュースレターを月1回づつ出版するというクラスを取ったときも彼の的確なエディットで、クオリティの高い内容のものができている。私の書いたエッセイをエディトするやり方がすごい。ノン・ネィティブのわかりずらい文章ももとの文体を生かしながら、大幅に変えず、文法だけ整えていく。過去英語のメディアに書いてきて、(ほんの少しの経験だが)私の英文をエディットされた経験では、なかなかそういうエディターには出会えないものだった。(勿論、プロのエディターと大学の教授とは比べられないが)
親しくなってから、ウィルソン教授が日本文化が好きだとわかった。私の直感もまんざらでもないなと思った。
彼の専門はアメリカ文学なのだが、日本文化に造詣が深く、去年の春休みに「日本へ旅行する」というヒューマニティの特別なクラスまで作ってしまったという日本通の教授だ。このクラスは、学生に事前にエッセイなどを提出して7人を選び、日本に関する本を数冊読ませながら、1週間日本各地を旅行し、またエッセイを提出して、2クレジットがもらえるというかなりおいしいクラス。私も旅行の途中の広島ツアーに参加し、京都と秋葉原を少し案内した。学生達は、京都旅行の後、高野山の修行体験、そして東京に着くと、いきなりアキバへ直行。アキバでは、学生たちがどうしても、メイドカフェに行きたいというので、私も初体験。みんな目が点になって、規律正しい仏教文化とオタク文化のギャップに驚いていたようだった。メイドカフェから、タクシーに飛び乗り、(私はここで帰宅)日本古来の狂言鑑賞とすさまじいスケジュールをこなしていた。現代風俗の日本から、私たちでさえ、あまり行ったことのない、昔の文化体験へとタイムスリップしたような感覚であろう。
アメリカ人の大学生たちの素朴な質問が面白く、まるで彼らの母のようにウイルソンと共に面倒を観るのが楽しかった。今日久し振りに彼と話したら、来年日本文学のクラスを企画しているという。おとどし、フィクションのクラスで、吉本ばななと村上春樹の本を読ませて、彼なりの独自の解釈で現代日本文学を学生たちに紹介していた。本当に日本の文学、文化が大好きなのだ。
2004年、ハーパーカレッジのクラスを初めて取り出したとき、アメリカ文学で、このウイルソン教授のクラスだった。その時から、なんとなく感覚的にピーンとくるものがあり、続けて彼のクラスを取った。彼がアドバイザーをするオーナーズプログラムのクラスで、「チャレンジャー」というニュースレターを月1回づつ出版するというクラスを取ったときも彼の的確なエディットで、クオリティの高い内容のものができている。私の書いたエッセイをエディトするやり方がすごい。ノン・ネィティブのわかりずらい文章ももとの文体を生かしながら、大幅に変えず、文法だけ整えていく。過去英語のメディアに書いてきて、(ほんの少しの経験だが)私の英文をエディットされた経験では、なかなかそういうエディターには出会えないものだった。(勿論、プロのエディターと大学の教授とは比べられないが)
親しくなってから、ウィルソン教授が日本文化が好きだとわかった。私の直感もまんざらでもないなと思った。
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