6月13日の昨日、息子と共に初めて日本の高校のオープンスクールに参加した。場所は、さいたま新都心駅に近い埼玉県の公立高校トップと言われる大宮高校。埼玉県の名門校浦和高校に並ぶ進学校と言われているらしい。公立のオープンスクールの先陣を切ってという感じで、学総が終わるか終わらないかのうちに開催され、少しでも質のいい生徒をとろうという学校側の気概を感じる。
大宮高校に問い合わせると、公開授業、学校説明会、理数科の体験授業などは今後あるが、部活なども見れるオープンスクールというのは、1回だけだというので、息子も参加。息子の友達にも声をかけて、一緒に見に行ったので、なかなか楽しかった。
しかし、さいたま新都心駅からすごい数の中学生とその親たちが歩いている。女の子が多い。さすがに女の子は準備がいいのか、大宮高校が女の子に人気があるのかはわからない。偶然野球部の友達ともでくわしたので、ついていったが、駅から歩いて10分ぐらいと近い。体育館に入るのに、参加者の列ができていて、体育館も人がいっぱい。両親そろってきている家族もいる。うらやましい!最近、大宮高校は人気が高まっているというから、この人波なのだろう。
2回に分けて、説明会が行われ、同時進行で授業を見学できる。説明会では、懇切丁寧に学校の方針や概要説明、そして、肝心の入試説明が行われた。冒頭で、県民が誇れる共学の進学校ということを強調され、塾に行かなくても現役合格をはたせるほどの密度の濃い授業内容がなされているという。65分授業、2学期制、隔週土曜授業公開、(年間授業日数214日)長期授業の短縮という(合計で約30日以上の授業日を確保)質の高い充実した授業とカタログに記されている。そして、「膨大な量の課題をこなすには、塾に行く余裕はない・・・現役合格を勝ち取っていく!」というようなことを先生は言われた。
そして、私たち保護者の最大の魅力である県立高校の経済性が高いことを指摘し、具体的な諸費用まで説明があった。検定料2200円、入学金5650円、月々の授業料23000円で、年間約27万から28万。3年間で90万でおつりがきて、私学の1年分だという。この経済不況の日本において、この点で、公立志向に保護者は流れるのは必死であろう。息子も私たちのことを気づかって、公立を志望校に考えてくれているようだ。しかし、主人は本当に素晴らしい息子にあったプログラムの学校があれば、私立でも行かせたいようだ。どうやって、見つけ出せばいいのだろうか。
前日、主人は、息子に向かって「どんな学校を選ぶのか?伝統を重んじる学校、時代を見据えた革新的な学校、国際的なプログラムに力を入れている学校、野球のプログラムのいい文武両道の学校」とぶつぶつ言っている。な~んだ、まったく興味のないような顔をしながら、言うべき時には、息子に話している。「学校は名前で選ぶのではなく、すべての要素において、バランスのとれた学校がいい」と言っている。偏差値によってランク付けされた知名度の高い学校を選ぶのではなく、本当に息子に合った学校を探し出せというわけ。そのためには、数多く真剣に1校づつ親子で回って吟味していくしかない。
さて、話は説明会にもどる。今年度の公立高校の入試の変更点を詳しく説明してくれた。今までの5教科200点満点から500点満点になった。(1教科40点から100点満点)今までは数学など計算問題も応用問題も配点が同じだったが、今年度からその問題の重みによって配点が変わってくるという。本当の実力が反映されるような望ましい改革がなされたという。今までは基礎基本ができていれば、実力差がつきにくかったが、今年から応用ができていないと差がついてくるといわれた。なるほど、入試改革の趣旨がこれでやっとわかった。塾に息子が通ってなく、海外にいたので、まったく今までの入試制度さえわからなかったが、この説明で納得できた。こういうところまで説明してくださるとは、誠にありがたい!
この項続く~
大宮高校に問い合わせると、公開授業、学校説明会、理数科の体験授業などは今後あるが、部活なども見れるオープンスクールというのは、1回だけだというので、息子も参加。息子の友達にも声をかけて、一緒に見に行ったので、なかなか楽しかった。
しかし、さいたま新都心駅からすごい数の中学生とその親たちが歩いている。女の子が多い。さすがに女の子は準備がいいのか、大宮高校が女の子に人気があるのかはわからない。偶然野球部の友達ともでくわしたので、ついていったが、駅から歩いて10分ぐらいと近い。体育館に入るのに、参加者の列ができていて、体育館も人がいっぱい。両親そろってきている家族もいる。うらやましい!最近、大宮高校は人気が高まっているというから、この人波なのだろう。
2回に分けて、説明会が行われ、同時進行で授業を見学できる。説明会では、懇切丁寧に学校の方針や概要説明、そして、肝心の入試説明が行われた。冒頭で、県民が誇れる共学の進学校ということを強調され、塾に行かなくても現役合格をはたせるほどの密度の濃い授業内容がなされているという。65分授業、2学期制、隔週土曜授業公開、(年間授業日数214日)長期授業の短縮という(合計で約30日以上の授業日を確保)質の高い充実した授業とカタログに記されている。そして、「膨大な量の課題をこなすには、塾に行く余裕はない・・・現役合格を勝ち取っていく!」というようなことを先生は言われた。
そして、私たち保護者の最大の魅力である県立高校の経済性が高いことを指摘し、具体的な諸費用まで説明があった。検定料2200円、入学金5650円、月々の授業料23000円で、年間約27万から28万。3年間で90万でおつりがきて、私学の1年分だという。この経済不況の日本において、この点で、公立志向に保護者は流れるのは必死であろう。息子も私たちのことを気づかって、公立を志望校に考えてくれているようだ。しかし、主人は本当に素晴らしい息子にあったプログラムの学校があれば、私立でも行かせたいようだ。どうやって、見つけ出せばいいのだろうか。
前日、主人は、息子に向かって「どんな学校を選ぶのか?伝統を重んじる学校、時代を見据えた革新的な学校、国際的なプログラムに力を入れている学校、野球のプログラムのいい文武両道の学校」とぶつぶつ言っている。な~んだ、まったく興味のないような顔をしながら、言うべき時には、息子に話している。「学校は名前で選ぶのではなく、すべての要素において、バランスのとれた学校がいい」と言っている。偏差値によってランク付けされた知名度の高い学校を選ぶのではなく、本当に息子に合った学校を探し出せというわけ。そのためには、数多く真剣に1校づつ親子で回って吟味していくしかない。
さて、話は説明会にもどる。今年度の公立高校の入試の変更点を詳しく説明してくれた。今までの5教科200点満点から500点満点になった。(1教科40点から100点満点)今までは数学など計算問題も応用問題も配点が同じだったが、今年度からその問題の重みによって配点が変わってくるという。本当の実力が反映されるような望ましい改革がなされたという。今までは基礎基本ができていれば、実力差がつきにくかったが、今年から応用ができていないと差がついてくるといわれた。なるほど、入試改革の趣旨がこれでやっとわかった。塾に息子が通ってなく、海外にいたので、まったく今までの入試制度さえわからなかったが、この説明で納得できた。こういうところまで説明してくださるとは、誠にありがたい!
この項続く~
今回うちの生徒がひとり受けたのですが、自己採点では180点取れていたはずだけど、内申かなあ、駄目でした。
北辰で、いつも名前を連ねる子たちがたくさん通っているようですね。
野球部は、2年生でマネージャーをやっているのが、うちの娘の仲良しだったりします。
勉強はきついけれど、学校、とても楽しいみたいですよ。