Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

シカゴ日本人学校全日校 英語科のオープンハウス

2008-05-17 | シカゴ日本人学校全日校
今週は、息子たちの通うシカゴ日本人学校全日校の注目の英語科のオープンハウスが各学年で行われた。全日校は、日本の文科省準拠の教育で、日本語でほとんど授業が行われるとはいえ、アメリカの地ゆえ、小学部からしっかりと英語の授業もある。小学部は、フォニックスの基本から始まり、中学部では、文法用語をバシバシ取り入れ、現地校から移ってきた子の英語力を少しでもキープし、のばすような授業を英語科の先生方の努力で行われる。

しかし、なんといっても、日本語環境が主体なため、いかに生徒たちの興味を英語に持っていくか、英語科の先生方は、毎回大変だと思う。うちの下の息子は、キンダーの途中の4月から全日校の小学1年生に入り、頭が全部日本語に向かっていったものだから、英語がぱたっとでなくなり、しかたがないとはいえ、両方を入れるのは、むつかしい。いくら先生方が努力されても、家庭教師などをつけて、家庭でのフォローなしには、英語の上達は無理であろう。英語のクラスは、テストでレベルごとに分けられ、各クラスのレベルに達しないと上のクラスには上がれなく、結講厳しい。

今回、小学3年生の息子のクラスは、フォニックスの復習、リーディング、そしてフォニックスを使っての先生の手作りのゲームなどを見せてくれた。息子のクラスは、美しい聡明な感じのバイリンガルの日本人の先生。全日校の英語科の日本人の先生は、英語ができ、生徒たちにテンポ良く教え方がうまい先生ばかり。今まで、上の息子があたった日本人の先生たちも素晴らしかった。

もうやめられたが、上の息子が小学5年生のときの担当の日本人の先生は、宿題に毎回ライティングとしての日記をかなりやらせ、チェックもアメリカ人のエディターのように完璧だった。熟考された先生のコメントの内容も私をいつもうならせるものばかりだった。息子が小学2年生のとき、最初に日本人の英語の先生にあたって、なぜアメリカ人の先生ではないのかとがっかりしたものだが、それが間違っていたと後でわかった。息子は、最初は、日本人の先生でフォニックスの基礎を積み、単語力をじょじょにのばし、英文がいつのまにか読めるようになっていった。

現在いらっしゃる中学部の英文法担当の先生もびしばしと息子たちをきたえてくれている。ちらっとテストなどを見た感じでは、私たちがやっていたときより、ずっとむつかしく、完璧に勉強していないと満点はとれない。おそらく、現地校に行って全日校にうつってきた生徒でも、なかなか苦戦するであろう。やはり、その辺が自然な英会話を入れながら、日本の受験を視野に入れるという、両輪をカバーした、おそらく広域にわたった内容なのだろう。

上の息子の英会話の先生は、若いハンサムなこれまたバイリンガルなアメリカ人の先生。よくこんなすごい人材を見つけてきれくれるものだと感心する。英語の時間になると、生徒たちが疲れを見せるため、ゲーム感覚の面白い授業にしようとしてくれている。ライティングのプロジェクトも、息子たちは、一番自分の興味のあるレポートに取り組んでいる。中2でこの英語のクラスにいるうちの息子ともう1人の息子のクラスメートとは、大人の会話ができて、楽しんでいると言ってくださり、今後も見守っていってほしいと思う。

本当に英語って、努力しないと身につかない教科。いくら英語環境にいるとはいえ、全日校にいると、自分で努力しないと英語は向上していかない。というわけで、全日校で、小学生の間は、アメリカ人の家庭教師につくことをお勧めします。英語科の先生と相談しながら、子供たちのフォニックスの弱点などを家庭教師の先生と一緒に克服していくのがいいと思います。時間がかかるけど・・・

しかし、こんなに努力して、英語を入れて、日本に帰国してから、フォニックスを忘れないといいけど。私たちのように学校で文法から入った世代は、フォニックスの存在すら知らなかったけど、単語を覚えていくうちに英語がなんとなく読めるようになったけどね。

ふところの深いアメリカのリトルリーグ

2008-05-16 | リトルリーグ
今日の下の息子のリトルリーグの試合で、またまたアメリカ人のふところの深さに脱帽した。息子は、先週花粉症からくるひどい咳で、2試合欠席、今週は、スタマック・フルーの可能性で、学校もまた休みとまったく練習不足の状態。病気のため、体力も落ちている中、やっと今日体調がもどってきた。だが、今日は、きき腕の右肩が痛くて、ボールがうまく投げれない。恐ろしくついていない息子。こんなに悪いことが続くのもめずらしい。

しかし、息子は痛いのを我慢しながら、どうしても「試合でプレーしたい。」という。よっぽど試合をするのが面白いのだろう。私としては、無理して肩を痛めたりしたら大変と心配しながら監督のアルに聞くと、「やりたいのなら、やらせてみよう!」とまったくの太っ腹。普通の監督なら、肩を抑えながら、プレーしている子供を見たら、試合にださせないだろう。他のコーチたちも心配して私に聞くが、「アルが許可した。」と言うと、ふんふんとうなずいている。ボスであるアルの決定には、みんなハハーッとばかり従う。

息子のチーム、インディアンズは、ピッチャー以外は、みんな内野と外野を半分半分づつ公平に守備を回す。肩の痛い息子にボールが来ないように祈る。幸いほとんどボールが飛んでこなかったので、ほっとする。

しかし、バッティングの方は、肩の力が入らず、2三振をくらう。コーチたちも息子本来のバッティングができていないのを練習の時からすぐに見抜いていた。あーあ、これじゃあ、いくら頑張ってもバッティングも今日はうまくいかないなあ・・・と私もがっくりきていると・・・

相手は、なかなか強豪のカブスだが、2対2の同点で、最終回。2アウト満塁、1打サヨナラの最重要場面。なんと息子に打順が回ってきた。普通なら、あの肩をかばっているバッティングで、打てそうにまったく見えないから、あきらめるだろう。私は、祈るのみ!しかし、ここでインディアンズの親たちは、「タ~カ! タ~カ!」(息子のニックネーム)コールを大勢でし始めたのだ。すごい盛り上がりようだ。あんな状態でもみんな息子のことを信じてくれているのだ。この間、ゲームボールをもらったときの、息子の「どうしても塁にでたい。」という気持ちからヒットを打ったときのことも覚えてくれているのかと思ってしまうほど。

息子は、落ち着いてフォアボールを選ぶ。このリーグは、子供たちがピッチャーをしていて、フォアボールが出た場合は、攻撃側のコーチが投げる。カウントの残りの分コーチが投げる。アルが打ちやすい球を投げる。息子は打った!またまた、一瞬すごい盛り上がり。しかし、内野ゴロで、本塁に突入した選手がアウトで、ゲームセット。タイゲームとなった。しかし、みんなコーチたちが、「よく打った!いいヒットだった!」と口々にほめてくれた。試合後のミーティングでも、アルが「肩が痛いのに、最後よく打った。」と言ってくれた。

アメリカのリトルリーグは、どんな子にも平等にチャンスが与えられ、そのチャンスを生かそうと努力する子供たちの姿をみんな応援する。みんなでそれぞれの子供たちを育てていこうとする。決して、不得手な部分を徹底的につこうとはしない。いい所をのばしていく。日本の子供たちのように、ファンダメンタルを徹底的に教えられないけど、こんな風に楽しく野球を学んだ少年たちは、きっと一生野球を好きになって、末永く続けていくんだろうなあと思う。息子は、野球技術のあるアメリカ人の中では、決してうまく見えないけど、試合をしながら、野球をますます好きになっているようで、私も毎試合毎試合楽しみになってきた。


ハーパー・カレッジ「デッサン2」のクラス、最後のコラージュのプロジェクトに向かって!

2008-05-13 | ハーパー・カレッジ
体調が思わしくない中、木曜日の朝締め切りのハーパー・カレッジのデッサン2のクラスの最後のプロジェクトの追い込みに忙しい。先週、下の息子が学校をずっと休んだため、私も大学のクラスを休むはめになり、家で少しづつ最後のプロジェクトを進めた。

最後のプロジェクトは、抽象的なコラージュ作品というむずかしい課題。抽象的な作品は、まったく作ったことがない。ゴミでも何でもいいから、それを使って、具体的な形を見せてはいけないと教授のペリーはいう。

今日、クラスはなかったのだが、2回も休んだので、アドバイスを受けにペリーのクラスに行く。私の作品は、コーヒーを入れた後の、コーヒー豆を取り除いた茶色のフィルターを乾かし、染めた感じになったものを手で引きちぎったものと、古いフォールダーを裂いたものを組み合わせてできる。去年集めた茶色の枯葉も2枚埋め込んだのだが、形が見え見えで、それをとりのぞくか、破って葉とわからない形にしなければいけないとペリーは言う。このままの方がアーティスティックなのに・・・ルールを設定した方が、いい作品ができるとのペリーの持論。

「昨日の母の日はどうしてたか。」とペリーとお互い話す。ペリーは奥さんとどうだったか聞くと、「内緒だ。」とニヤニヤしている。やれやれ、ご馳走様!ペリーのコメントを入れたUS新聞のエドワード・ホッパー展の記事をパソコン上で見せると、すごく喜んでくれた。「君はハードワーカーだ!」とほめてくれる。できれば、作品をそうほめてほしいんだけど・・・

同じクラスの日本人の才能あふれるヒロミさんは、地図を切り貼りするようだ。かなりの時間を費やして構想を練っている。私のように行き当たりばったりの作品とは違う。いつもみんなをあっと驚かすようなハイレベルの作品を仕上げるヒロミさん。ハーパーの中でも際立っている。同じ日本人としてうれしい。というか、うらやましい!

ヒロミさんとは、英語が飛び交う中、2人でぶつぶつ日本語をしゃべりながら、作品を仕上げる。何年もハーパーに通っていながら、初めての日本人のクラスメートだ。といっても、今週でその仲もおしまい。夏からは、お互いバラバラ。なんだか、さびしい。このクラスの学生たちは、みんな感じがよかった。

ジェシカとは、前回とった「デッサン1」から一緒で、最初は、ジェシカがちょっとこわい雰囲気で、近寄りがたかったけど、今じゃお互いアドバイスし合う仲。一番話しやすい。ジェシカは、夏からダウンタウンのコロンビア・カレッジにトランスファーすると言って、うきうきしている。いいなあ。将来、プロダクトデザインの仕事がしたいらしい。ジェシカとは、音楽を聴きながら、鼻歌を歌い合って、いつも「そうそう、この曲好き!」と言い合っている。若いジェシカとそういう会話ができるのがうれしい。

年配のディーナとクリスの女性二人は、いろいろと親切で、道具も貸してくれる。この2人もいい作品を仕上げていた。もう1人の日本人ノゾムさんは、とてもまじめな大学生で、作品のクオリティも高い。勿論、完全なバイリンガル。日本語も敬語が完璧で、うらやましい。人間もできていそうで、うちの息子もこんな風になってほしいもんだ。

なんか、今日はつれづれなるままに、つづったあ。このままたわごとを送っちゃいますね。大学は、時には苦しく、時には楽しく・・・ついついふらふらとレジストしてしまう。麻薬のようなものです。でも、ハーパーがあるおかげで、私のシカゴ生活は、充実しています。

Happy Mother's Day~メジャーリーグはピンクバットで乳がん撲滅を誓う!

2008-05-12 | メジャーリーグ
今日は、母の日。なのに、私は風邪が治らず、くしゃみと鼻で、毛布にくるまっている。下の子は、咳が止まり、明日の試合に備えて、ジョイ・オブ・ザ・ゲームで、野球の練習。40球もバッティングマシーンの球を打てたと喜んでいる。1週間以上も練習をしていないのに、今までこつこつとしてきた練習が身を結んでいるのかな。よかった!

今日は体の調子も良くないので、家でカブスとホワイトソックス戦を休みながら観る。カブスは、ついに強敵ダイヤモンド・バックスをスウイープした。4番ラミレスに次ぐ福留選手のセーフティバントが決まり、逆転に結びつく。カブス、スモールベースボール実践。福留選手の存在感光る。

母の日なので、ピンクのバットを使う選手が多い。このピンクバットは、バットのルイビル・スラッガー社が使用する選手に寄付し、その後、サイン付きのこのバットを MLBlcom のオンライン上でアークションにかけ、Susan G. Komen という乳がん撲滅の団体に100パーセント売り上げが行くという。このルイビル社の試みは3年目で、恒例のことになりつつあるという。一般の人用のピンクバットも売り出され、これは10パーセントの売り上げが、この団体に行くという
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20080508&content_id=2663075&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb

選手たちは、乳がん撲滅の象徴であるピンクのリボンをユニフォームの左上につけ、ピンクのリストバンドやピンクのネックレス、ピンクのスパイクシューズの紐、はたまたピンクのキャッチャーのプロテクター(一部)をつける選手があいつぎ、チャリティーの国、アメリカを印象づけた。各ベースの横にピンクのプレートがつき、ひげまでピンクに染めるお茶目な選手までいた。

カブスのカッコいいテリオは、おばあちゃんが乳がんと闘い、幸い生き延び、ホワイトソックスのトーミーは、お母さんを肺がんで亡くしているので、このピンクバットは、彼らにとって、お母さんやおばあさんを思い出す大事な象徴ということをテレビのインタビューで言っている。

試みは素晴らしく、心意気は美しいのだが、残念ながら、ピンクのバットはメジャーリーガーに似合う人は少ない。ホワイトソックスの熱血キャッチャー、ペルジェンスキーがピンクのリストバンドをしていたら、笑っちゃった。さすがに、マリナーズの城島選手は、ピンクのプロテクターはつけてなかった。正解!

去年の母の日は、ホワイトソックスにいた井口選手が、シカゴ日本人学校全日校の子供たちを全員セルラーフィールドへ招待してくれた。その時のことを息子に聞いたら、「井口選手、ピンクバットを持ってたけど、似合わねえ~!っていうか、みんな、似合わなかったなあ。」(井口選手ごめんなさい。こんな息子を許してください。でも、人一倍井口選手のことは、尊敬している息子です。)井口選手は、心臓病の少年を見舞って、多額のお金を寄付するなど、アメリカのチャリティーには、すぐ行動する日本人メジャーリーガーの尊敬すべき代表だ。この井口選手と日本人学校の子供たちとの交流は、また別の機会にこのブログに書きます。詳しくは、US新聞の私の記事「井口選手からのプレゼント」を参照。(http://www.usshimbun.com/events/events-iguchigame2007.html)

今日の試合の観客も母の日なので、ボードにちゃっかり自分のお母さんに感謝の意を表する人たちが、多かった。今日は、リトルリーグの試合もまったくなく、アメリカ人がいかに母の日を大事にしているかがわかる。土曜日は、帰り際必ず、「Happy Mother's Day!」とみんな挨拶をしていたほどだ。こういう風にチャリティーでもなんでも弱者や家族を大事にするお国柄を私たちも見習いたいと思う。


追伸

ついに、上の息子が、ブログを開設!メジャーリーグと日本のプロ野球のデータ解析のマニアックなブログ。忙しい息子なので、更新ができるのかわからないが、興味がある方は、ときどきのぞいてやってくださいませ。とくに学校の先生方に見てほしいとのことです。

http://blog.goo.ne.jp/yuyabaseball

メジャーリーグ、ベースボールカードの魅力

2008-05-11 | メジャーリーグ
今日は、下の息子と私は調子が悪い中、上の息子は朝から野球の試合。相手は、リーグ全勝中の超強敵エンジェルス。マイケル先発、そして息子が途中から登板及びクローザーという順だったが、2人とも打ち込まれた。エンジェルスは、ほとんどが14歳のいいプレーヤーで占められ、今までの4試合とも10点以上の差をつけて、すべてをコールド勝ちしているほどの恐ろしいチーム。うちも大差で5回のコールド負けをくらって、みんなうなだれた。

相手のピッチャーもすごかったらしいが、息子ともう1人のあのでかいケン君がきれいなヒットで気を吐いたらしい。チームメートの美形のデュランのお母さん、リサが、「このチーム(エンジェルス)は、すべての相手チームをことごとくslaughter(完全に打ちのめす)してるから、しかたないわね。」と冷静に言う。slaughterという言葉は、家畜をしたり、大量殺人という意味があるから、冷酷無慈悲に打ちのめされたというわけか!

午前中の家族がまたまた暗かったので、みんなで気を取り直して、必要なスポーツグッズを買いにディックスに行く。まず、レジ横のカブスの縞の本物っぽいほうの高いティーシャツをチェック。子供用も大人用も福留ティーシャツ一色。ちらほら、他の選手のシャツが混じる。福留選手、今日はホームランを打っているが、あいかわらず、すごい人気。

みんなが必要な買い物をしている間、ベースボールカードを物色。2008年度の分を4セットぐらい初めて買う。勿論、誰がはいっているかわからないので、いつもあけるときはドキドキだ。上の息子が、こちらで野球を始めた小学2年生ぐらいから、ずっとこつこつカードを集めている。チームごとに分けて、きれいに整理している。ときどき息子と2人で、その大事なコレクションを見ながら、息子の各選手の解説を受ける。

カードは、さまざまな選手のさまざまなプレーの瞬間をとらえていて、野球の醍醐味が伝わってくる。トレードでどんどんチームが変わるから、「おおっ、あの選手がxx(チーム)時代のだ!」と驚きながら、2人で悦に入っている。息子が「前の年にザコだと思っていた選手が、次の年にすごい成績を残して、大化けするからなあ。」と言うから、今どうでもいいサブの選手のカードでも、来年どうなるかわからないから、すべてのカードを捨てられないということになる。

いつだったか、今年の初め頃か、ディックスで、「TOPPS 2007 BASEBALL」という661枚もはいっている、おそらく2007年度のメジャー選手の7割ぐらいが入っている(息子談)カードボックスが売っていた。その箱の写真に松坂選手が映っている。2007年の松坂選手のデビューの年のカードだけは、息子のために(?自分のためか)絶対にほしい。これをのがしたら、もう2度と手に入らないかもしれない。よし、買おう。38ドルぐらいしただろうか。その長細い箱を大事にかかえて、息子に見せた。息子は狂喜して、すぐに日本人メジャーリーガー全員を並べたり、今まで持っていない主力選手を選んで、いちいち叫んでいた。

今日その箱をまたとりだし、息子と2人で整理しだした。私は、カブスのショートでいけめんのテリオを探してもらった。あった、あった。打った瞬間で、倒れこみそうな勢い。顔もきれいにでている。肝心の松坂選手は、目を細め、ただボーっと立っているだけ。カッコいいのは、カーディナルス時代の田口選手。打って、バットを落としながら、走り出している瞬間。田口選手は、ルックスがいいから、本当にカッコいい。

息子のために買っていたのだが、だんだん私もベースボールカードを集めるのが、趣味になってきた。メジャーリーグの試合を見続けているうちに、いろんな選手がわかるようになり、カードを見ても、ピンとくる選手が増えたせいだ。大昔若い頃、ニューヨークにいた頃は、メジャーリーグの中継の解説なんて、興味がなかったので、まったく聞き取れなかったのだけど、今では聞いているうちに、野球用語も英語で少しづつわかるようになり、アナウンサーが何を言っているかわかるようになってきた。このブログにメジャーリーグのことを書くためにも頑張って聞きます。

皆さん、そんなに高くないので、ベースボールカードをぜひアメリカで買っていってください!軽いので、おみやげにもお勧めです。

写真は、2007年度の、「TOPPS 2007 BASEBALL」から。下の左が松坂選手、下の右が田口選手、その真ん中の上がテリオ、その右上が岡島選手。その他は、全員カブスのデレク・リー、ケリー・ウッド、ラミレス、ソリアーノ、ゾンブラーノ。今年は、福留選手のカードは、レアものになるであろう。

アメリカの人気画家、エドワード・ホッパーの「ナイト・ホークス」

2008-05-10 | アート
今週は、下の息子の咳がおさまらず、学校を休んでいたため、心身共に自分も疲れ、風邪を引きかけているせいか、体がだるい。喉にきたなと思ったら、すぐに常備薬、ロビタッシンを4時間から6時間おきに飲む。これを飲みつづけて、休養をとると、たいてい病院に行かなくて直る。母親が倒れると、ドライバーがいなくなり、子供たちが何もできなくなるから、早め早めに薬を飲むのがコツだ。息子の咳は、やはり花粉症からきていて、今日の夜頃からやっとおさまってきた。皆様、大変御心配をおかけして、申し訳ありません。今年のシカゴは、花粉の量がかなりひどいらしい。

というわけで、今週はなんだか自分自身が暗かったので、今回は明るい話題で、自分自身を奮い立たせるかな。明日終了のシカゴ美術館でやっているエドワード・ホッパー展。私のブログでの紹介が遅くなってしまったが、ぜひ一度「ナイト・ホークス」というシカゴ美術館所蔵のホッパーの代表作を見てほしい。

シカゴ美術館というと、スーラの点描画「グランド・ジャット島の日曜日の午後」が大目玉だが、この「ナイト・ホークス」という作品には、不思議なオーラがでている。なにげないシカゴのダウンタウンのような町の(実際は、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジの街角)小さなカフェにたたずむ4人の人物に、内側からの光があたる。1940年代の作品だから、古めかしいはずなのに、その4人の雰囲気がなぜか粋なんだなあ。お互いに眼を合わせず、じっとして、都市のシーンとした真夜中の時間を共有する。何も言わなくても、みんな孤独だと理解しあっている。なんか、昔、自分がシカゴのダウンタウンで味わったあの乾いたような息苦しいまでの孤独感がそこにあるのだ。

イエローと暗いグリーンの色使いもはえて、その雰囲気をかもしだしている。この作品は、アメリカの文化の象徴として、さまざまな分野ででてくるので、みんな過去に一度は雑誌等でお目にかかっているに違いない。シカゴ美術館の目玉の一つだから、このホッパー展が終わっても、常設展で見れると思うので、まだ見てない方は、ぜひ!

US新聞の取材で、このホッパー展の記事を書いているので、詳しく知りたい方は、こちらもぜひ読んでみてください。http://www.usshimbun.com/column/baba7.html

写真は、シカゴ美術館。右端の絵が「ナイト・ホークス」左端の絵が、水彩画の巨匠、ウィンスロー・ホーマーの作品。アメリカを代表する2人のアーティストの同時展覧会。作品の写真を紹介したいのだが、著作権のからみで、残念ながら、ブログでは公開できない。US新聞にこの作品が掲載されている。こういうおいしい企画もかのシカゴ美術館だからできるのね。また、シカゴ美術館に関しては、リポートします。

シカゴでみんなが健康であることの幸せ!

2008-05-07 | アメリカ生活雑感
今週は、下の息子の咳がひどく、薬を飲んでも止まらないので、見ていて本当につらい。今まで病気で休んだことのなかった子が、今日で3日も休み、私は1人でハラハラしている。先週からせき込みだし、金曜日、月曜日、そして今日と病院通い。昨日は、ずっと楽しみにしていた遠足だったのに、行けなかった。こういうこともあるのだなと肝に銘じ、シカゴで健康に過ごせることがいかに幸せなことだとつくづく思った。

シカゴ生活での基本、自分を含めて、家族みんなが健康であること、車が無事に動くためにメンテナンスをきちんとすること。この2点は基本中の基本。車が動かなくなると、すべてに影響する。うちの大事な愛車は、トヨタのシエナ。少しでもおかしいと思ったら、すぐにトヨタに持っていき、しつこくチェックしてもらう。言っていることがわからなければ、しつこく聞くし、余計なサービスを押し付けられそうになったら、主人に確認。ここの判断がむつかしいけど。なんといっても、みんなの命がかかっている。車の健康も第一だ。

息子の一大事に加えて、日曜日から主人のいとこ親子が日本から来ている。息子の病気で、やるだけのことはやりながらも、2人の面倒がみれなくなったので、近所のエンタープライズというレンタカー会社に車を借りてもらった。しかし、逆に車を思いきって借りて、自分で自由に動けるようになったので、うれしそうだ。明日は、自力で、車でUSセルラーフィールドへ向かうとのこと。よかった。とても短い滞在だが、金曜日には、帰る。私も息子が病気中なので、自分ができることだけやった。でも、いとこの小学6年生の息子が、「また、夏あたりシカゴに来たい!」と言ってくれている。主人が、週末上の息子の野球の練習に参加させたり、息子のリトルのチームの試合を見せたりと、少しでもこちらの自然な生活を感じられるよう努力していた。

下の息子は、大変だったが、主人のいとこ親子の方は、なんとかなった。息子も明日こそ咳が止まって、学校に行けますように!

主人の友達も今週大怪我をして、今日手術だった。さぞや奥さんは心配で眠れないことだろう。絶対に早く良くなることを強く願う!

シカゴ・カブスの本拠地、リグレー・フィールドツアーを楽しむ! 福留選手のロッカー目撃!

2008-05-05 | メジャーリーグ
快晴の日曜日、シカゴカブスの本拠地、リグレー・フィールドツアーに参加して、観客のいない美しいボールパークを隅々までじっくりと鑑賞し、カブスの選手のクラブハウスに潜入できた。やはり、一番感激したのは、歴史ある球場で、日本人メジャーリーガー、福留孝介選手のロッカーを見れたことだろう。

今日は朝の9時から上の息子の試合。主人は、従弟とその息子が日本から来るので、オヘアに迎えにいき、息子の試合を一緒に見せ、さて今日はどこに連れていくか・・・

野球好きの親子だが、残念ながら、今週はカブスは地元で試合がない。そこで、私が見つけたのは、リグレー・フィールドツアー。1人25ドルで、当日はオンラインで予約できないため、ソールドアウトしているかもしれないと思ったが、リグレーを見せるため、ダウンタウンに向かう。

リグレーの前の交差点は、試合の時とうってかわって、しずかー!3時半前に着いて、入り口で、ツアーのチケットを売っている。4時からのツアーに6人入れた。30分おきにツアーはある。時間があったので、じっくり、新しくたったミスターカブスこと黒人のアニ-・バンクスのリアルな銅像の前で記念撮影する。このバンクスの銅像は人気らしく、大勢のアメリカ人のちびっこカブスファン軍団が、よじ登って記念撮影をしていた。

さて、ツアーの方は、やや太めの貫禄あるガイドが、このツアー代は、チャリティーとして、野球をやる少年たちや身体障害者などに寄付されることを前置きしていた。大勢のブルーのカブスの帽子をかぶり、さまざまなカブス・ティーシャツを着たカブスファンのアメリカ人たちはうれしそうにうなずく。そう言われると、楽しみながら、いいこともしていることになるので、一石二鳥だと私もうれしくなる。チームが遠征しているときもフィールドを地元の人々のために有効活用するメジャーリーグの懐の広さに脱帽する。

ガイドが、美しいフィールドを前に、とめどなくリグレーの歴史を説明。外野の土でできたフェンスに少しだけツタがはえているのが見える。名物のビルの屋上の特別席も観客がいないと気が抜けて見える。ここの売上の17%はカブスに入るとのことだ。ダウンタウンのど真ん中にある球場だから、こんな席ができたのだろうが、最初に作った人は、さぞや痛快だったろう。

ツアーの次は、スウィート席を訪問。外の席もついていて、部屋の中は、お酒を飲んだり食事をしたりできて、ゴージャスな雰囲気。大統領やセレブがここで観戦するとのこと。マイケル・ジョーダンがきて、外にでたら、みんなが気付いて騒ぎ出して、そのときのバッターボックスにいた選手が疑問に思ったというエピソードをガイドが教えてくれた。

お次は、興味深いメディア席の部屋。さまざまな日米のメディアの記者あるいはアナウンサーの席が決まっている。福留選手が今年入団したので、日本のメディアもかなりあった。中日新聞、共同、スポーツ日本などなど。メディア席なので、ガラス張りとはいえ、球場全体がしっかり見える。ここから、日本人メジャーリーガー対決の試合は、日本に向かって中継されるのだろうか。なぜか、机の上の電話が古めかしい。ウーン、スコアボードを人を使って手動を続けているとか、古いものを大事にするという所が歴史あるリグレーっぽくていいね。

面白かったのは、カブスの対戦チームの選手のロッカールーム。まず、洗濯機と乾燥機の部屋とジムがあり、さまざまな選手の名前が入ったロッカーの部屋を見た。そのとき説明してくれたジェフという若いカブスの従業員は、この部屋で選手たちの面倒を一切みているという。洗濯から食事の世話まで、はたまた奥さんの結婚記念日にダイヤモンドを買いに走らされたなど面白い話をしてくれた。ジェフに選手で「一番感じのいい人と悪い人は誰?」と質問したら、「バリー・ボンズはメディアでたたかれているけど、とても優しくていいやつだ。」他の何人かのメジャーリーガーの名前もだして、みんな気さくに話してくれるという。感じの悪い人の名前はさすがにださなかったね。

さて、ツアーの一番のハイライト。いよいよカブスのクラブハウスへ突入!せまい通路を通って、アニ-・バンクスなどのブルーの背番号が飾ってある入り口を抜けると、まるで博物館であるかのように、各選手の背番号と名前の入った上のジャージーが両脇一列にずらりと並んでいる。まさに壮観。入り口に近い左側手前にいきなりカブスのエース、ゾンブラーノのロッカー。ロッカーの上の棚にかなりのバットが置いてある。さすがバッティングがいいと定評のあるゾンブラーノだ。なんたって、ピンチヒッターで使われるぐらいだから。私の大好きなハンサムなショートのタリオーのロッカー、真っ先にみーつけ!でも、目当ての福留選手のロッカーがない!奥の方は名前が見づらい。見えるところにあるのだろうか?

2人の係員が立っている。なんとその係員のお兄さんの横に福留選手のロッカーがあった。お兄さんがつったっていて、人がいっぱいいるので、見えづらい。係のお兄さんで、写真が撮れない!ウウッ、あせる。真新しい「FUKUDOME #1」とブルーで入ったジャージーが目立っている。これは、本物の福留選手のジャージーなのだ!感激!

素早く上の棚をチェック。やはり、新しそうな木のバットがたくさん積んである。福留選手自身が、1本920グラムのバットを1本1本ここで重さをチェックしていると先週発売のスポーツイラストレイティド誌に書いてあった。

そして、本も数冊置いてあることを発見!キャッ、どんな本なのだろう?うちの家族たちは、とっとと次の場所へ行ってしまい、私1人残っている。みんなあっさりしている。係のお兄さんに思わず、「福留はどんな本を読むの?」と聞いたら、その本をちらっと見せてくれた。やさしい!1冊は宮部みゆきの小説だった。「フクドメはいつも本を読んでいる。」と教えてくれた。読書好きな選手なのだ。後でやはり宮部みゆきファンの上の息子に言うと、「宮部の何という本だったか」と聞かれたが、覚えてなかった。

ロッカールームに、私と一緒に最後1組の親子が残っていて、お父さんが係のお兄さんに「今日は、この子の誕生日だから、フクドメのロッカーの横で写真を撮らせてくれないか。」と大胆に頼む。ロープがはってあって、選手のロッカーには入れないのに。エー!そんな手があったか!勿論、「いいよ。」とお兄さん。その男の子は、椅子に座って、福留選手のロッカーと共に大きな笑みを浮かべて、写真におさまる。その子は、福留選手とデレク・リーの大ファンだという。でも、リーのロッカーとは、写真を撮らなかった。またしても、ちびっ子フクドメニアかあ!

ツアー最後は、お楽しみのカブスのダッグアウトに行く。思ったよりずっとせまくて、観客席にめちゃくちゃ近い。席は、ふんわりして居心地がいい。ここに熱血ルー・ピネラ監督が頭に湯気を立てながらいるわけねー!

内野もまじかに見られて、球場と客席の近さを体感する。リグレーはその距離が近いことで有名だと思うが、こんなに選手とファンが近くで大丈夫なのだろうか。やはり、メジャーリーグは懐が広い!今日のツアーは、たった25ドルで、大満喫。本当にお勧めのツアーです。なんといっても、チャリティーが目的というところが、素晴らしい。カブスの試合がないときにツアーができるため、今年のツアーの日程は決まっていてるので、オンラインで調べてから、ぜひ訪れてみてください。今日の投稿は長くて、読むのにお疲れ様でした。


リグレー・フィールドツアーのサイト
http://chicago.cubs.mlb.com/chc/ballpark/wrigley_field_tours.jsp
(当日はオンラインで申し込めないので、注意してください。)

TEL: 773-404-CUBS ex4 スケジュール
1-800-THE-CUBS

5月24日(土)25日(日) 

6月7日(土)8日(日)14日(土)28日(日)
 
7月5日(土)6日(日)

8月15日(金)16日(土)17(日)

9月6日(土)7日(日)13日(土)14日(日)27日(土)28日(日)

9時半から4半まで、30分おきにあり。
なお、最後のツアー9月27日、28日は、2時が最終なので注意。

この日程と時間は、私が調べて書きましたが、オンラインのサイトでもう一度確認願います。

カブスの福留選手、スポーツ・イラストレイティッド誌の表紙を飾る~「絶対やれる」日本語見出しつき

2008-05-04 | 福留孝介選手
5月5日付、今週木曜日発売の「スポーツ・イラストレイティッド」誌は、シカゴ・カブスの日本人メジャーリーガー福留孝介選手の写真を表紙に使い、「絶対やれる」(It's Gonna Happen)と日本語の見出しを大きく掲げた。開幕戦で、It's Gonna Happenを「偶然だろ!」と誤訳したボードを何人かのファンが掲げたのを、アメリカ人として福留選手に代わりにあやまりたいのかもしれないし、カブスファンの「福留選手がいれば、絶対やれる(ワールド・チャンピオンになれる)」という強い思いを掲げているのかもしれない。

最初の2ページにわたって福留選手がベースにスライディングする大きな迫力ある写真を掲載し、Kosuke Fukudome Tastes Good (福留孝介は、いい感じというニュアンスか)というタイトルで、6ページにわたって、福留選手の選球眼の良さが、今シーズンのカブスの選手たちの驚くべき出塁率の良さを引っ張っていると分析した。(リー・ジェンキンス氏執筆記事)

記事の始めの方で、福留選手が、「100年も(カブスが、ワールド・チャンピオンに)なっていないなんて、知らなかった。」と12月19日の入団発表から4ヵ月後、ダウンタウンのホテルで、通訳を通して語ったという。

福留選手がアメリカで活躍しだして、たった1ヶ月しかたっていないのに、福留選手の熱狂的なファンが多いのは、日本よりシカゴだと書かれている。中日時代、星野監督からのパンチから逃げたとか、星野監督とルー・ピネラ監督の両方の気性の激しさを比べているとか書かれている。この点に関しては、息子のチームのアメリカ人の監督も前に新聞で読んで、福留選手は星野監督の気性の激しさに慣れているから、ピネラ監督はまったく大丈夫だと書かれていたと教えてくれた。

福留選手が有力スポーツ専門誌、スポーツ・イラストレイティッド誌の表紙を飾ったというニュースは、シカゴアンにとって、とても名誉なことなので、今週初めのシカゴの地元テレビ局、WGNの朝のニュースのスポーツで、まず紹介された。今日のカブス対カーディナルス戦でも、福留選手が最初の目の覚めるようなタイムリーヒットで打点を稼いだとき、この表紙を試合中に映し出して、紹介してくれた。

福留選手のバッティング理論もかなり詳しく紹介されている。福留選手は、自分が打てる球しか打たないと。福留選手のスタンスは松井(秀喜)選手に似ているが、スウィングはイチローに似ていると。

カブスの超ベテランスカウトが、2004年のアテネオリンピックから福留選手をずっとマークしていたことも説明している。

そして、私が一番気に入った部分は、福留選手のバットへのこだわりをリポートしてくれたこと。日本のメディアが、開幕戦で福留選手がホームランが打てたことを920グラムのバットへのこだわりと指摘していた。その通りのことが書かれてあり、カブスのクラブハウスのロッカーですべてのバットが920グラムであることをチェックしていると書かれている。さすがはスポーツ専門誌、かなりのリサーチである。日本語の通訳でも雇って、詳しく日本のメディアも熟読したのかもしれない。

今やカブスのメンバーは日本通。テリオは、日英の辞書を持ち、エース、ゾンブラーノは、スパイクの後ろに日本語で名前を書いているとリポートされている。ソリアーノやデレク・リーのお父さんレオン・リーが日本でプレーしていたとも。

最近、上の息子のチームメートは、日本語で「こんにちは」などと言い出している。チームの監督は、「ありがとう」と手を合わせ、おじぎをしながら、日本語で言う。今やシカゴの野球人は、日本語を覚えるのが、一番クールだとわかっている。福留選手、本当にありがとう!!

でも、福留選手の活躍がこのまま続いて、カブスがワールド・チャンピオンになったら、彼はいったいどんなすごいヒーローの扱いを受けるのだろうか。シカゴの英雄?神様?考えただけでも、スリリングだ。まさに、Thrilled to death!





次男、チーム初のゲームボールをもらう!~リトルリーグ・インディアンズ

2008-05-03 | リトルリーグ
今週水曜日のリトルリーグの試合で、下の息子にとって本当に忘れられない出来事があった。なんと息子のチーム、インディアンズの初めてのゲームボールを息子がもらえたのだ。

ゲームボールというのは、その日の試合で、監督から一番チームに貢献した選手がもらえる栄誉ある贈り物だ。上の息子は、今までの泥と汗にまみれたゲームボールを一つ一つ大事な思い出として、他のメジャーリーガーのサインボールと共に宝物として飾っている。

しかし、そう簡単にもらえるものではない。いい守備をして、ゲームの流れを変えたりしたら、打点を上げた選手やピッチャーより、その守備をした子がもらえたりとさまざまな観点で監督はゲームボールをあげる選手を決める。

そのゲームボールを今シーズン最初に息子がもらえるとは、夢にも思っていなかった水曜日。インディアンズ対カブス。カブスのピッチャーは、かなり速い球を投げ、コントロールもよく、インディアンズはなかなか点がとれない。インディアンズのピッチャーも好投し、投手戦が続き、1対0とリードされた最終回、6回裏2アウトで、うちの息子に打順が回ってきた。

絶体絶命。その前の打席で、いい当たりを捕られて、残念ながらアウトになっている息子。「絶対になんとしても打つ!」という表情で打席に入った。私は、何回かピッチャーが代わって、ものすごく速いスピードではないピッチャーになっていたので、「あのピッチャーなら、絶対に打てるよ!」と何回も助言して励ました。前日は、ジョイ・オブ・ザ・ゲームで、兄が速い球を投げて、次男はバッティング練習していた。このとき頼みの主人は、上の息子の試合に行っていない。他の選手たちは、お父さんたちに囲まれて、お父さんたちの大きな声援がとぶ。

息子は、ファールを打ちながら粘る。2ストライクと追い込まれて、打った!強いヒット性の打球がセカンドへ。必死で走る息子。ファーストが捕る。息子が間に合わない。万事キュースと思いきや、息子はすごい勢いでベースに向かう。その勢いで、ファーストが球をぽろっと落とし、息子はセーフ。ええっ!ヒットだ。みんな大喜び。

次の打順は、監督の息子、ジャスティン。このところものすごく積極的で、アグレッシブなプレーをしている。打ち気満々で、この日はすでにヒットを打っている。またまた、何回もファールを打ち、粘る。ジャスティンがまたヒットを打ち、1塁、3塁。息子は1打同点のランナーだ。しかし、残念ながら、最後の選手が、三振に倒れ、インディアンズは勝利を逃した。

しかし、息子のヒットが最後の山場を作るきっかけになった。試合後のミーティングで、監督のアルは、まずみんなに「今日からゲームボールをあげるほうがいいかどうか決めよう。」と言うと、みんなが手を上げて、ゲームボールを今後あげることに決める。「みんな今日は活躍したけど、最後の回、ビッグヒットを打ったTにゲームボールをあげよう。」と言って、息子に手渡す。みんながハイファイをして、息子を祝福。アルも息子の「どうしても塁にでる!」という根性を買ってくれたのだろう。普段ののんびりやの息子からは想像できないほどの負けん気の強さに私が驚いた。最後の回の盛り上がりで、なんだか負けた気がしない。たとえが大げさだが、カブスの開幕戦で、カブスは負けたけど、福留選手がホームランを打って、同点にし、みんなを盛り上げたような感覚だ。これだから、野球はやめられないね。

息子も前回の試合で三振だったので、やっとヒットがでてすっきりしたようだ。上の息子もこの日、打順4番で、ピッチャーはせず、打者に専念できたせいか、2塁打を含む、3打数3安打と好調。クリーンアップの面目を果たした。今日は、上の息子の登板日。最低でも4イニング投げさせるとの監督からの指令。いいピッチングができるといいが。息子たちがのびのび野球ができる環境に感謝、感謝!