九里家由緒書の他に、私が謎を解く鍵になるかもしれないと思った【別紙】をご紹介します。
釈文のご指導、Mさん、本当にありがとうございました!
【1】
別紙
一 家系等焼失仕候哉 旧記等無御座候
一 旧主何様ニ御座候哉 承傳不申候
一 當家江相勤候儀 寛永年中よりと承傳申候
尤 其頃當旦那居城
下野国壬生城ニ御座候 猶承糺可申上候
一 先祖九里孫三衛門と申候 私代迄六代ニ相成候
當時相用候
紋所 (絵)○に橘
【2】
右之外 替紋源氏車相用申候
其外ニ相用候紋所只今迄無御座候
右之通 者先 不取合荒増申上候
其外之儀 猶手筋も有之候ハバ
願候上 可申上候
一 牧野備前守様御家中ニ九里孫左衛門と
申仁有之候由 幷太田丈之助様江も
九里性御座候由 承及候得共
本文申上候通 未糺不申候 此段も
乍序申上候 以上
九月廿一日
以上が【別紙】でした。
私流解釈
この書状を書いた人(九里孫三衛門六代目)の由緒書は焼失しているので、どの方に勤めていたのかも承伝は無い。
寛永年中より今の家に勤め、もっともそのころは、主人は下野国壬生城であった。
先祖は九里孫三衛門で、私はその六代目である。
家紋は〇に橘、替え紋は源氏車
そのほかに使っている紋は今までには無い。
あらましは、こんな感じで、他にも探す手立てはあると思う。
牧野備前守(長岡藩主)のご家中にも九里孫左衛門という九里姓の人がいると、太田様からもきいている。
あまり詳しくはないが、今回は申し上げた通りである
~~なんちゃっての訳ですが…
どうやら、この方も、もらったわが九里八郎右衛門も、ほかの九里を探している様子!
やはり、途中の戦乱の世でバラバラになってしまい、
江戸時代になって落ち着いてきた此の所、気になり調べている…
そんな感じに思えます。
九里は近江時代、兄弟がたくさんいたのだと思います。
戦国時代・織豊時代、お互い連絡を取ることもままならず、バラバラになって、別々な場所で生きていかざるをえなかったのですね。
今のところ、九里孫三衛門の記述は見つかっておりません。
ただ、信長に内通容疑でつかまり処分された、または、自害させられた「九里三郎左衛門」の名前が
昨夜、岡山県史 第25巻 72ページ にあるとの情報を得たところです。
三郎左衛門の息子か、其の系が続いていたらしいこと、嬉しいです。
で、孫三衛門は、どこにいた人なのでしょう??
どなたか、九里孫三衛門の情報をお持ちの方、ご連絡いただけますと、嬉しいです。
題名をクリックしますと、ずっと下の方にコメント欄が出てまいります、そこにご連絡いただけますと嬉しいです!
釈文のご指導、Mさん、本当にありがとうございました!
【1】
別紙
一 家系等焼失仕候哉 旧記等無御座候
一 旧主何様ニ御座候哉 承傳不申候
一 當家江相勤候儀 寛永年中よりと承傳申候
尤 其頃當旦那居城
下野国壬生城ニ御座候 猶承糺可申上候
一 先祖九里孫三衛門と申候 私代迄六代ニ相成候
當時相用候
紋所 (絵)○に橘
【2】
右之外 替紋源氏車相用申候
其外ニ相用候紋所只今迄無御座候
右之通 者先 不取合荒増申上候
其外之儀 猶手筋も有之候ハバ
願候上 可申上候
一 牧野備前守様御家中ニ九里孫左衛門と
申仁有之候由 幷太田丈之助様江も
九里性御座候由 承及候得共
本文申上候通 未糺不申候 此段も
乍序申上候 以上
九月廿一日
以上が【別紙】でした。
私流解釈
この書状を書いた人(九里孫三衛門六代目)の由緒書は焼失しているので、どの方に勤めていたのかも承伝は無い。
寛永年中より今の家に勤め、もっともそのころは、主人は下野国壬生城であった。
先祖は九里孫三衛門で、私はその六代目である。
家紋は〇に橘、替え紋は源氏車
そのほかに使っている紋は今までには無い。
あらましは、こんな感じで、他にも探す手立てはあると思う。
牧野備前守(長岡藩主)のご家中にも九里孫左衛門という九里姓の人がいると、太田様からもきいている。
あまり詳しくはないが、今回は申し上げた通りである
~~なんちゃっての訳ですが…
どうやら、この方も、もらったわが九里八郎右衛門も、ほかの九里を探している様子!
やはり、途中の戦乱の世でバラバラになってしまい、
江戸時代になって落ち着いてきた此の所、気になり調べている…
そんな感じに思えます。
九里は近江時代、兄弟がたくさんいたのだと思います。
戦国時代・織豊時代、お互い連絡を取ることもままならず、バラバラになって、別々な場所で生きていかざるをえなかったのですね。
今のところ、九里孫三衛門の記述は見つかっておりません。
ただ、信長に内通容疑でつかまり処分された、または、自害させられた「九里三郎左衛門」の名前が
昨夜、岡山県史 第25巻 72ページ にあるとの情報を得たところです。
三郎左衛門の息子か、其の系が続いていたらしいこと、嬉しいです。
で、孫三衛門は、どこにいた人なのでしょう??
どなたか、九里孫三衛門の情報をお持ちの方、ご連絡いただけますと、嬉しいです。
題名をクリックしますと、ずっと下の方にコメント欄が出てまいります、そこにご連絡いただけますと嬉しいです!