養老七年(723年) 羽衣伝説の記載あり 餘語(余呉)氏を調べてみる。
餘語氏のことから菅原氏(土師氏)を調べることとなったが、そのミナモトには秦氏が移り住んできた事に起因するのではないか?と思い至った。
【絹織物関係の秦氏】
以前も繭を育てる秦氏、織物の秦氏あたりを調べていたが、伊香郡との接点はどうだったのだろう。
繭と糸無くしては織物ができないので、やはり羽衣を創れる素材と人材がそこにはあった、居たのだと思う。
秦氏は、かなり広範囲に分布している。
直ぐ近くにも依知秦氏がいたので、そのあたりとのつながりがあったと思う。
そのような眼で探すと【琴の糸】というページを見つけたので、ご紹介しておこうと思います。
(浜ちりめんの歴史)
【北近江(湖北地方)における絹織物の歴史は大変古く、記録によると、すでに和銅(わどう)年間(708~)に「綾錦(あやにしき)」という絹生地(きぬきじ)が織られていました。】とあり、上記の723年の羽衣伝説の記載よりも前に、すでにあったという事になる。
秦氏が居住していたか、指導にやって来ていたか、で、接点はあったはずである。