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京都府助産師会オフィシャルblog

【北部会場】 産前産後訪問支援員養成講座1日目 開催しました。

2017年11月03日 | 報告

~京都府子育てピアサポーター養成講座「産前産後訪問支援員養成講座」とは??~~~

この講座は京都府が主催し、京都府助産師会が運営している事業で、今年で4回目となります。

妊娠中~出産後に体調のすぐれない方や協力者がいない方など、支援が必要なお母さんを訪問し、相談支援などのサポートを実施する「訪問支援員」さんを養成する講座です。

【京都南部】会場での講座はすでに全講座終了いたしました。

【京都北部】会場も5日間の研修を予定しております。

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平成29年11月3日(金)

南部会場に引き続き、北部会場での講座も始まりました。

1日目(@市民交流プラザふくちやま)の講座は、

とても気持ちの良い秋空がひろがる中で行われました。

1日目ということで初対面の参加者の皆様でしたが、グループワークや交流などを通して学びを深め、充実した講座となりましたので、その様子を報告させていただきます。

※なお、掲載している写真は全て参加者の皆様の許可を得ております。

 

はじめに、京都府助産師会 丹所紀代子会長より挨拶がありました。

皆さん、緊張気味の表情で講座がスタートしました。

午前中のプログラムのひとつ目、講座1は、

「産前産後訪問支援員養成事業について」です。

京都府健康福祉部子ども対策課 きょうとピアサポートセンター 藤本萌見氏より、

本事業について詳しくお話があり、妊娠期からの切れ目ない支援の必要性や行政の取り組みについて学びました。

次のプログラム、講座2は、

「今どきの子育て世代の生き方、ニーズを知る」 

~女性としての多様な生き方を受け止めるために~

というテーマでした。

NPO法人 働きたい女たちのネットワーク 理事 西村淑乃氏より、お話をしていただきました。

☆子育て期の女性の生きづらさとニーズ、

☆働くことと子育て“ワークライフバランスと生き方”

☆出産による周りの親しい人との関係性の変化“親しい人との関係性の構築”

について、事例を交えながら詳しくお話をしていただき、

産前産後訪問支援員の対象となる女性への理解を深めました。



午前のプログラムの最後は、アイスブレーク&自己紹介タイムでした。

誕生日の順に並ぶゲーム』で、参加者さん同士、自分の誕生日は伝えずに、

「お雛祭りのころ」「クリスマスの前」などと言いながら並んでいきました。

コミュニケーションが上手な参加者さんだったため、とてもスムーズに並べましたよ。

お昼休憩をはさんで、午後からの講座が再開されました。

講座3は「協働・連携する行政施策、社会資源を知る」

~必要なサービスが活用できるように~

というテーマで、

講座1と同じく、藤本氏より、お話をしていただきました。

☆京都府の概要

☆主な母子保健事業(市町村、府・保健所)

☆妊娠から子育てまでの切れ目のない支援

…といった内容について、現在の状況を詳しく教えていただきました。

各市町村の取り組みも地域に応じた違いもあり、質問も積極的に出されました。

そして、参加者さんの周囲の状況や今後の支援活動と結び付け考えることができました。

 

次に本日最後の講座4、

「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」

~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~

というテーマで、(公社)京都府助産師会が担当し、グループワークを行いました。

 

グループワークでは、まず「妊娠・出産・産後」間もない頃に、記憶に残っている言動・経験」について、

参加者さん自身の体験をグループでシェアしました。

そして、「今どきの子育て世代と祖父母世代・子育て中の女性の背景」について、お話を聞いていただいた後、

二つ目のクループワークでは、「最近の子育て世代の妊娠出産子育てに関する母親の悩み」を、

考えてみました。

参加者さんご自身の体験や、身近に接している子育て世代の母親から聞いたことなどをまとめていきながら、どんな困りごとや悩みを抱えているのかを検討し、シェアしました。

今後、どんな風に支援に繋げればよいのか。

今日出てきた意見をもとに、このあとの講座にもつながるグループワークになりました。

~参加者の皆様からのアンケートより~

☆興味のある内容ばかりで時間があっという間に過ぎました。日常に寄り添い、お母さんのつぶやきをそのままサポートするという話にとても共感できました。

 

☆出産のビデオを見ると、いつも感動して目がうるみます。自分の出産を思い出し、子育ての時を思い出し、20年前にも「昔とは違って」という言葉と共に子育てをしてきたのですが、また、今も昔とは違っている子育ての現場を知らなくてはいけないと思いました。

 

☆客観的に相手のことを把握することは本当に難しいと思いました。自分の主観がついつい出てしまう現状です。十分に意識し、気をつけて少しずつそのように対処できるようにしたいなと思います。寄り添って一番してほしいサポートが出来るように努力したいと思います。

 

(文責:東野) 

 





 


 

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