舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

水があっても水無月

2008-06-01 03:39:35 | ダンス話&スタジオM
「早いもので」と言うべきか「ようやっと」と言うべきか、骨髄バンクチャリティコンサートから一週間が経ちました。

個人的に「ようやっと」感が漂っているのはひとえに大きなイベント終了と同時に新曲ラッシュがスタートしたためです。
新曲の振り付けに入るのは、舞台披露用にフォーメーションを考えたり踊りの完成度を高めたりするのとはまた違った集中力が必要とされる作業です。
生徒さんも久々に新しい振り付けを覚えるので最初はちょっと大変ではないかと思いますが...
まあ、大イベントが終わったばかりですし、さしあたっては振り付けの順番に追われるのではなくじっくり進めたいと思いますので、徐々に勘を取り戻していっていただければよいかなと。

勘を取り戻すのと平行して、こういう時こそ基礎もしっかりおさらいしたいと思います。
どれだけキャリアを積んでからも、そういう基礎に立ち返る時間がとても大切だと私達は考えております。
基礎って一度習得したようなつもりになっても時間が経ったりイベント用の練習をしたりしているうちに崩れてきてしまいがちです。

マミちゃんは数年間のダンス留学を終えて帰国後、こっちで教室を開いてからもしばしばハワイに渡ってイリマフラスタジオのルカ&ルイスを訪ねたそうです。
しかしそれは新しい振り付けをもらうためではなく、自分の基礎が崩れていないか見てもらうため。ハワイを離れている間に自分の踊りもハワイから離れてしまうことを彼女は案じたわけです。

私達は今でも自分達の受けるレッスンはなんなら基礎ばかり4時間とかでも一向に構わんと思っています(じっさいこないだのゴールデンウィークにハワイの先生から受けたレッスンはかなりそれに近い代物だった)。
もっとも我々が圧倒的少数派変態であることはさすがに自覚しているので、普通のレッスンでそんなことはしません(笑)。
ただクラスで基礎を多くというリクエストをいただけば喜んでそういたします。先日もとにかくひたすら基礎を習いたいという方がいらっしゃいました。

もちろん、新クラスでは例外なく基礎をしっかり練習しています。
宇都宮市の海道町で始まった最も新しいクラスでも、少人数制で生徒さんとの距離が近いのをいいことにできるだけ一人でも多くの生徒さんに納得してもらえるまで繰り返し練習しようと思います。

いや~、このクラスがほんとに至近距離なんですわ(笑)。生徒さんの反応をダイレクトに知るためにはとても有難いんですけれども(なお、ここくらいのスペースになると私にはすべての場所で交わされている会話が聞き取れます)、あまりに密接なので緊張します
でも私達のことをご存知のうえで入ってきてくれた生徒さんが思いのほか多く、「先生の踊りを見ているだけで楽しい」などとおっしゃっていただけて、アガリながらも光栄です。

しかし私たちの知らないところで面が割れてきて、こりゃうかつに悪事を働けないなあ(笑)。
あと、かえるを見てエヘヘムフフと変態的反応をしたり、レストランでうっかり食べながら眠ったりするのも厳禁ですね。
ってここで日頃の変態行為をバラしたら元も子もないぞ。

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