相変わらずオレンジとグレイのかえるさんを連れ歩いてレッスンを回ってます。
このかえるさんが期待以上に優秀な子たちで、「説明がとても分りやすい」と評判をいただいてます
明日のレッスンにも連れていきますね。
明日夜の海道町「ミヤ・ヒーリングスクール」のレッスンもそうですが、昨日うちのスタジオでも新クラスのレッスンがありました。
このブームの中、何かしらの経験のある人もいるとは言っても、うちでは等しく新人さんです。
だから新しいクラスでは特に詳しく基礎を理論的に説明して「なぜこうなるのか?」を分析しています。
ほんとはフラはとてもプリミティヴで「理論」などがなくても美しく踊れるものです。
実際、最近みっちりと基礎をやってみると、うちでも特にキャリアが長くてきちんと踊ってきた生徒さんたちは、理詰めの説明をするまでもなく自然と正しく身についています。
でもこのブームの影響で正しくないフラのあり方もずいぶんと広まってしまいました。
フラダンサーのイラストひとつを取っても、全身のバランスがめちゃくちゃなことがほとんど。「たかがイラストの影響くらい」と思いたいところだけど、これだけブームになっていろんなとこにそういうものが氾濫してしまうとどんどん変なイメージの独り歩きが進んでしまうのです。
そのせいで、何も考えずに踊れば自然とできたはずのものが、よけいな先入観に邪魔されることもしばしば。
フラはと~っても身体に良い踊りですが、こういった正しくないやり方で踊ってしまうと却って健康に悪影響を及ぼしかねません。
たとえばフラは腰や膝を鍛えます。それは腰や膝自体を使って強くしているのではなく、それらを守る周囲の筋肉を鍛えるため、腰や膝をカバーすることができるようになるのです。
したがってフラを踊っている限り、膝も腰も痛くなることはあり得ません。踊っている最中に痛くなるなどもってのほか、それどころか別の場所で痛めてしまっても踊っている間だけは痛くないほどです。もちろん、治りも早くなります。
私の知るある大御所の先生は一時つえや車椅子が必要な状態になりましたが、その後無事に回復され、今ではすっかり昔のように踊っておいでです。
だから、断言するけれどプロのフラダンサーや指導者で腰や膝を痛めている人を信用してはなりません。
もしほかの要因で過去に痛めたことがあったとしても、本物のメソッドを身に付けていればそれらをカバーする筋肉が鍛えられているはずですからね。
もちろん100歳以上の人や、体重が200キロ以上ある人は別ですよ(笑)。でもそういう人であっても踊れるのがこの踊りの凄いことです。
本当に踊りの美しいダンサーは、踊っている間は年齢も体重も凌駕する力を持っています。
そしてあたりの空気を一変させ、眠い者も疲れている者もすっかり目が醒めて惹き付けられる魅力を持っています。
私の踊りはあいにくそこまでの域には達していませんが(100歳になるまでは達成したいもんだ、しかしその前に長生きが無理だろう)、それでも自分の踊りに「そもそもフラは美しいものだ」ということを身を以て証明できるだけの説得力は持っていたいと思います。
それが私のフラに対する責任、義務なのです。
昨日のレッスンで我々の踊りを見た生徒さんが「まるで水の上を滑るようだ。フラは本当は上品な踊りなんですね」と言ってくださって、とてもうれしかったです。
そしてこの言葉の後、その生徒さんの踊りが明らかに変わったのはもっとうれしかったです。
きっと重要な点に気づいたことによって生徒さんの見る目が養われ、それがさっそく上達の第一歩につながったのでしょう。
この「第一歩」が実はとても大切なのです。
先入観に惑わされずに素直な目で観察眼が養われると、もうそれだけで美しい踊りをなかば手に入れたようなものなのです。
新人さんは異口同音に「こんなこと知らなかった!!」とか「難しい」とおっしゃいながらも、それと同時に本物の踊りを「綺麗!!!」と言ってくださいます。
フラにおいて何が本物なのか、何が美なのか、そういったことがわかったなら、たとえ今現在はそれができなくても必ずいつかできるようになるはず。
そのために大切な「第一歩」を皆さんに踏み出してほしい一心で、私は明日もかえるさんをお供に頑張ります。
このかえるさんが期待以上に優秀な子たちで、「説明がとても分りやすい」と評判をいただいてます
明日のレッスンにも連れていきますね。
明日夜の海道町「ミヤ・ヒーリングスクール」のレッスンもそうですが、昨日うちのスタジオでも新クラスのレッスンがありました。
このブームの中、何かしらの経験のある人もいるとは言っても、うちでは等しく新人さんです。
だから新しいクラスでは特に詳しく基礎を理論的に説明して「なぜこうなるのか?」を分析しています。
ほんとはフラはとてもプリミティヴで「理論」などがなくても美しく踊れるものです。
実際、最近みっちりと基礎をやってみると、うちでも特にキャリアが長くてきちんと踊ってきた生徒さんたちは、理詰めの説明をするまでもなく自然と正しく身についています。
でもこのブームの影響で正しくないフラのあり方もずいぶんと広まってしまいました。
フラダンサーのイラストひとつを取っても、全身のバランスがめちゃくちゃなことがほとんど。「たかがイラストの影響くらい」と思いたいところだけど、これだけブームになっていろんなとこにそういうものが氾濫してしまうとどんどん変なイメージの独り歩きが進んでしまうのです。
そのせいで、何も考えずに踊れば自然とできたはずのものが、よけいな先入観に邪魔されることもしばしば。
フラはと~っても身体に良い踊りですが、こういった正しくないやり方で踊ってしまうと却って健康に悪影響を及ぼしかねません。
たとえばフラは腰や膝を鍛えます。それは腰や膝自体を使って強くしているのではなく、それらを守る周囲の筋肉を鍛えるため、腰や膝をカバーすることができるようになるのです。
したがってフラを踊っている限り、膝も腰も痛くなることはあり得ません。踊っている最中に痛くなるなどもってのほか、それどころか別の場所で痛めてしまっても踊っている間だけは痛くないほどです。もちろん、治りも早くなります。
私の知るある大御所の先生は一時つえや車椅子が必要な状態になりましたが、その後無事に回復され、今ではすっかり昔のように踊っておいでです。
だから、断言するけれどプロのフラダンサーや指導者で腰や膝を痛めている人を信用してはなりません。
もしほかの要因で過去に痛めたことがあったとしても、本物のメソッドを身に付けていればそれらをカバーする筋肉が鍛えられているはずですからね。
もちろん100歳以上の人や、体重が200キロ以上ある人は別ですよ(笑)。でもそういう人であっても踊れるのがこの踊りの凄いことです。
本当に踊りの美しいダンサーは、踊っている間は年齢も体重も凌駕する力を持っています。
そしてあたりの空気を一変させ、眠い者も疲れている者もすっかり目が醒めて惹き付けられる魅力を持っています。
私の踊りはあいにくそこまでの域には達していませんが(100歳になるまでは達成したいもんだ、しかしその前に長生きが無理だろう)、それでも自分の踊りに「そもそもフラは美しいものだ」ということを身を以て証明できるだけの説得力は持っていたいと思います。
それが私のフラに対する責任、義務なのです。
昨日のレッスンで我々の踊りを見た生徒さんが「まるで水の上を滑るようだ。フラは本当は上品な踊りなんですね」と言ってくださって、とてもうれしかったです。
そしてこの言葉の後、その生徒さんの踊りが明らかに変わったのはもっとうれしかったです。
きっと重要な点に気づいたことによって生徒さんの見る目が養われ、それがさっそく上達の第一歩につながったのでしょう。
この「第一歩」が実はとても大切なのです。
先入観に惑わされずに素直な目で観察眼が養われると、もうそれだけで美しい踊りをなかば手に入れたようなものなのです。
新人さんは異口同音に「こんなこと知らなかった!!」とか「難しい」とおっしゃいながらも、それと同時に本物の踊りを「綺麗!!!」と言ってくださいます。
フラにおいて何が本物なのか、何が美なのか、そういったことがわかったなら、たとえ今現在はそれができなくても必ずいつかできるようになるはず。
そのために大切な「第一歩」を皆さんに踏み出してほしい一心で、私は明日もかえるさんをお供に頑張ります。