さっきマミちゃんが昔のディズニーランドガイドを発掘してきました。
それも1989年の。ほぼ20年前です。
うおお、表紙のキャラクターだけ見ても時代を感じる~。
これ、初代ミッキーの顔じゃないですか。って偉そうに言えるようなミッキーマニアではないが(なんせミッキーの家に入ったことがない)、私程度の知識だと、東京ディズニーランドのテープカットの写真に写ってるミッキーと同じ顔に見えます。
1989年というと私は6歳ですね。
つまり小学校にも上がってません。しかし、この家でこんなガイドブック読む人間は、今も昔も私しかいないはず。てえことは幼稚園生のくせにこんなもん読んで情報収集に明け暮れてたわけだな。三つ子の魂百までというが、なんてヲタクな幼稚園児だ。
そう、私は明らかにガイドブックの絵や写真をただ「見て」いたのではなく、文字を「読んで」いたと思われます。
だって今久しぶりに読んでみたらどの文章も見覚えがあるし、これを編集し直して自家製ガイドブック作った記憶までありますもん。
にしても、今出てる講談社製公式ガイドブックと比べるとかなりカラーが違うのが分ります。
今のガイドブックはマップや施設名を頻出させ、情報誌としての役目を一生懸命果たそうとしてるのがうかがえますが(もちろん公式本なのであくまでもオモテの情報ってことですけど)、約20年前のガイドブックはイメージ先行というか、正確な情報よりもディズニーランドの雰囲気をダイジェストで紹介している感じがします。
特に気に入ったのが、シンデレラ城をバックに青空とおなじみのバルーンが映し出され、「また来たい、夢と童話の世界へ。さよならはいわない。」とナイスなコメントが付けられているカットです。
う~ん、ナイスだ。しかも一事が万事このノリです。
まるで凝って編集したアルバムのようにいろんなアトラクションの写真がちりばめられ(ある程度アトラクションを知っている人間でないとどれがどのアトラクションの写真か正直分りづらい)、随所にナイスなコメントが光り、ミッキーたちはキャプテンEOの劇場でサングラスをかけてはしゃいでます。
そうかあ~。キャプテンEOとかあった頃なのね...。
アトラクション名だけでなく、レストランやショップ名はそれ以上に分りづらいし、ショーにいたってはほとんどきちんとした名前で紹介すらされていないため情報源としてどれほど役立つかは微妙なところがありますが、このイメージ先行のガイドブックの方がディズニーランドへの「楽しそう」「また来たい」といった思いをかきたてる点では優れていたのではないかと思います。
また流石'80年代というべきか、各ページの題字の手書きっぽさは今ではお目にかかれないあたたかみを感じますし、チケット料金表にいたっては改訂箇所を切り貼りした形跡がみられ、それも却って味が出ていてナイスです。
ナイスナイスと書いて思い出しましたが、「パレードを見たいなら、いい場所にシット=ダウン。」などといったルー語が平気で連発されているのも素敵です。
いい時代だったんだなあ、あの頃の日本は。当時はこれっぽっちも思ってなかったけど。
あの頃の私は、誰も彼もが自分を子供扱いするし(※当然である)6歳児にはあるまじきほど厭世的だったんです。
そんな私にとって、このガイドブックは自分の厭う現世をいっとき忘れ、夢の世界へと誘ってくれる貴重なアイテムでした。
同様の理由でほかの某テーマパークのガイドブックも持っていて、行ったことがないのに情景を思い浮かべられるまで読み込んだのですが、じつはそちらには未だに行ってません(笑)。
ちなみに私はその後、厭世的という点では自分などとても太刀打ちできない平安文学と出会いまして(なんせ挨拶代わりに世の中を嘆くからねあの人たちは)、それらにハマるのと反比例して自分はあまりくよくよしないタチになってゆき、現在に至ります。
それも1989年の。ほぼ20年前です。
うおお、表紙のキャラクターだけ見ても時代を感じる~。
これ、初代ミッキーの顔じゃないですか。って偉そうに言えるようなミッキーマニアではないが(なんせミッキーの家に入ったことがない)、私程度の知識だと、東京ディズニーランドのテープカットの写真に写ってるミッキーと同じ顔に見えます。
1989年というと私は6歳ですね。
つまり小学校にも上がってません。しかし、この家でこんなガイドブック読む人間は、今も昔も私しかいないはず。てえことは幼稚園生のくせにこんなもん読んで情報収集に明け暮れてたわけだな。三つ子の魂百までというが、なんてヲタクな幼稚園児だ。
そう、私は明らかにガイドブックの絵や写真をただ「見て」いたのではなく、文字を「読んで」いたと思われます。
だって今久しぶりに読んでみたらどの文章も見覚えがあるし、これを編集し直して自家製ガイドブック作った記憶までありますもん。
にしても、今出てる講談社製公式ガイドブックと比べるとかなりカラーが違うのが分ります。
今のガイドブックはマップや施設名を頻出させ、情報誌としての役目を一生懸命果たそうとしてるのがうかがえますが(もちろん公式本なのであくまでもオモテの情報ってことですけど)、約20年前のガイドブックはイメージ先行というか、正確な情報よりもディズニーランドの雰囲気をダイジェストで紹介している感じがします。
特に気に入ったのが、シンデレラ城をバックに青空とおなじみのバルーンが映し出され、「また来たい、夢と童話の世界へ。さよならはいわない。」とナイスなコメントが付けられているカットです。
う~ん、ナイスだ。しかも一事が万事このノリです。
まるで凝って編集したアルバムのようにいろんなアトラクションの写真がちりばめられ(ある程度アトラクションを知っている人間でないとどれがどのアトラクションの写真か正直分りづらい)、随所にナイスなコメントが光り、ミッキーたちはキャプテンEOの劇場でサングラスをかけてはしゃいでます。
そうかあ~。キャプテンEOとかあった頃なのね...。
アトラクション名だけでなく、レストランやショップ名はそれ以上に分りづらいし、ショーにいたってはほとんどきちんとした名前で紹介すらされていないため情報源としてどれほど役立つかは微妙なところがありますが、このイメージ先行のガイドブックの方がディズニーランドへの「楽しそう」「また来たい」といった思いをかきたてる点では優れていたのではないかと思います。
また流石'80年代というべきか、各ページの題字の手書きっぽさは今ではお目にかかれないあたたかみを感じますし、チケット料金表にいたっては改訂箇所を切り貼りした形跡がみられ、それも却って味が出ていてナイスです。
ナイスナイスと書いて思い出しましたが、「パレードを見たいなら、いい場所にシット=ダウン。」などといったルー語が平気で連発されているのも素敵です。
いい時代だったんだなあ、あの頃の日本は。当時はこれっぽっちも思ってなかったけど。
あの頃の私は、誰も彼もが自分を子供扱いするし(※当然である)6歳児にはあるまじきほど厭世的だったんです。
そんな私にとって、このガイドブックは自分の厭う現世をいっとき忘れ、夢の世界へと誘ってくれる貴重なアイテムでした。
同様の理由でほかの某テーマパークのガイドブックも持っていて、行ったことがないのに情景を思い浮かべられるまで読み込んだのですが、じつはそちらには未だに行ってません(笑)。
ちなみに私はその後、厭世的という点では自分などとても太刀打ちできない平安文学と出会いまして(なんせ挨拶代わりに世の中を嘆くからねあの人たちは)、それらにハマるのと反比例して自分はあまりくよくよしないタチになってゆき、現在に至ります。