秘書にゃんこ*津和野

2015-02-04 | おでかけ
 秘書にゃんこ、新春の旅に出ました

羽田を発ってしばらくすると、雲のじゅうたんに丸い虹が現れ、真ん中には飛行機の影が



太陽の位置や雲の状態など、さまざまな気象条件が重なった時に起きる ブロッケン現象 は、

CA 時代にも滅多に見る機会がなく、もちろん乗務中に に収められるはずもなく、

私にとって奇跡とも言える1枚は、楽しい旅を予感させるものとなりました。

よく見ると の輪が二重になっていて、にゃんこと二人分の幸せを味わいました


左の窓側座席をアサインされた幸運は続き、見下ろすのも申し訳ないほどの、神々しい富士山の雄姿。


にゃんこにとっては 初

猫舌ゆえ、熱いコーヒーが飲めないにゃんこに、キャンディーを下さいました。


にゃんこ色の飴ちゃんと、ドレスに合わせた キャンディー

1時間40分ほどの快適なフライトを終えて到着したのは、萩・石見(いわみ)空港。


関東地方の寒さに比べ、島根県は春を思わせる暖かさ

出迎えてくれたのは、地域の方々によって植えられた、100万球にも及ぶ唐音(からおと)の水仙たち


青々とした日本海の荒波がぶつかる岩脈は、国の天然記念物


続いて向かった先は、山口県との県境に在り、「山陰の小京都」 と呼ばれる津和野。

掘割に大きな鯉が悠々と泳ぐ殿町通りを、武家屋敷の白塀に沿って歩くと、ひときわ目を引く西洋建築。


津和野カトリック教会

幕府によるキリシタン迫害や更なる弾圧で、長崎浦上の信徒たちが、ここ津和野に流刑されました。

そんな悲しい歴史を繰り返さないようにと、昭和6年(1931年)に建てられたそうです。

祈りを捧げる場所が西洋風の長椅子ではなく畳敷きのため、ステンドグラスを通して陽の光が射し込むと、

畳が彩りも鮮やかに美しく染まり、私が訪れた時は、陽の傾きからキリスト像も柔らかに色づいて、

荘厳な雰囲気の中にも、なんとも幻想的な空間に居合わせることが叶いました。


ステンドグラスは、ガラスそのものではなく、彩られた面を見るものだそうです


ひっそりとした空間に、オルガンの音色が聴こえてきそうでした

秘書にゃんこの旅は続きます


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コメント (4)