茶人 千利休は、茶会を催す日の朝、自ら客の人数分のお箸をこしらえるという
細やかな心遣いで客をもてなしましたが、1本ずつ削るため一膳のお箸は分かれていました。
中央部分が太くて両端が細く、持ちやすくて食べやすいと言われた 「らんちゅう」 は、
明治末期になって、中溝で2本に割る 「利久箸」 として登場し、今に伝えられています。
つまり 予め分かれているのが千利休が考案した 「らんちゅう」 で、
同じ形状ながら、割って使うのが 「利久箸」 です・・・って、ややこしいですよね
箸袋に入った 「利久箸」
箸袋から取り出した 「利久箸」
この 「利久箸」 は、もちろん 「千利休」 に因んで名付けられたものですが、
「利休」 と 「利久」 の漢字の違いにお気づきでしょうか?
当初は 「利休」 の名前通りだったそうですが、割り箸を多く使うのは食堂や宿。
客商売で 「利を休む」 は縁起が悪いと考えた人々によって 「利久」 となったようです。
ただし、今でも本来の 「利休」 を用いても構わないそうですので、念のため。
お箸や箸置きの専門店 『銀座夏野』
地下の 『花大根』 では、お食事で使用したお箸を持ち帰ることが出来ます。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
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中央部分が太くて両端が細く、持ちやすくて食べやすいと言われた 「らんちゅう」 は、
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つまり 予め分かれているのが千利休が考案した 「らんちゅう」 で、
同じ形状ながら、割って使うのが 「利久箸」 です・・・って、ややこしいですよね
箸袋に入った 「利久箸」
箸袋から取り出した 「利久箸」
この 「利久箸」 は、もちろん 「千利休」 に因んで名付けられたものですが、
「利休」 と 「利久」 の漢字の違いにお気づきでしょうか?
当初は 「利休」 の名前通りだったそうですが、割り箸を多く使うのは食堂や宿。
客商売で 「利を休む」 は縁起が悪いと考えた人々によって 「利久」 となったようです。
ただし、今でも本来の 「利休」 を用いても構わないそうですので、念のため。
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