秘書にゃんこ*ラベンダー畑でラムネ

2023-08-28 | おでかけ
 専門学校が夏休みに入ると同時に、非常勤講師の私も夏休み

新学期早々に行う試験問題の作成やオープンキャンパスでの体験授業など、それなりに仕事はありますが、

お盆休みも無かった 勤務を思えば、年齢的な気力と体力に見合ったペースで夏を過ごしています。


 ひと月ほど前、テレビに群馬県のラベンダーパークが映り、思わず身を乗り出しました。

goo ブログで Lavender Juliet を名乗るほどラベンダーに惹かれているものの、群馬県はやはり遠く、

もう少し近場にないかしらと調べたところ、千葉県のユーカリが丘という町に「佐倉ラベンダーランド」を発見

もはや見頃が終わりそうという頃に、電車とバスを乗り継いで行って参りました



「佐倉ラベンダーランド」は、千葉県の高温多湿な気候に適応できるように土壌改良。
6300株ものラベンダーを植えるにあたり、北海道のファーム富田を訪ねて社長さんと懇談したそうです。



売店とウッドデッキのテラス


売店には様々なラベンダーグッズが並び、中でも「ラベンダーソフトクリーム」が人気のようでしたが、

実は私、ラベンダーの「香り」は大好きなのに、「味」は苦手なんです。



というわけで、ラベルはラベンダーですが、普通のお味の「ラムネ」を購入。


 先日のニュースによれば、「ラムネのガラス瓶とビー玉」が品薄だそうです。

こうして日本に居ると気づかないものですが、海外で「ラムネ人気」が急増しているそうですよ。

ところがコロナ禍の企業倒産などで、ラムネを作りたくても容器の製造が追いつかないとか。

マスク率が下がり少し落ちついたように見えますが、余波はまだまだ続いているのですね。

不思議な形の瓶、開栓するときのドキドキワクワク感、味わいスッキリ夏の味

空き瓶を振ってみましたら、ビー玉が揺れてガラスに当たり、風鈴のような音がしました


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ファーム富田のラベンダーの香り
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秘書にゃんこ*不二家とレーモンド

2023-08-18 | 建築が好き
 横浜の関内駅を降りるといつもは海の方面に歩くのですが、この日は初めて伊勢佐木町方面へ。

駅前の商店街イセザキモールで86年間の長きに亘り営業を続けてきた「不二家レストラン」が、

老朽化のため8月20日を以て閉店し、建て替えられると聞き、行って参りました



不二家 横浜センター店(1937~2023年)
設計:アントニン・レーモンド(1888~1976年 チェコ出身の建築家)
当時はガラス張りのビルが、さぞかしモダンだったことでしょう。


 レーモンドは、帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの助手として1919年(大正8年)に来日。

88年の生涯の半分にあたる44年間を日本で過ごし、各地に多くの作品を遺しました。

私は何年か前に軽井沢を訪れた際、「夏の家」(1933年)と「聖パウロカトリック教会」(1934年)に参りました。



店内には昔の写真が展示してあり、米軍に接収された当時のダンスホールなどが写っていました。



おとなのお子様ランチ


ここまで来たのですから、ちょっと足を伸ばし、お隣の駅から元町を通り抜けて。。



エリスマン邸(生糸貿易商社の横浜支配人であるエリスマン氏の邸宅)
現存するレーモンド建築の中でも古い1925年頃の作品は「横浜市認定歴史的建造物」



エリスマン邸の玄関
週末ともなれば、見学やカフェの利用客で行列ができるのですが、この日はほぼ貸し切り状態。



家具などにも、師であるライトの影響が見受けられます。



クリスマスにこの応接室で撮った写真が、私のスマホの待ち受け画面なんです



しばらく休業していたカフェが再開。
リンゴと桃のケーキの美味しさといったら


 私たちが生まれる前の日本は、レーモンドの目にどのように映ったのかしら。。

当時を知る人も、そして貴重な作品も少なくなる中、機会を見つけてはいそいそと出かけています

専門的なことは何ひとつ分からない素人なりに、美意識が感じられる「建築」に惹かれます。


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レーモンドのお弟子さんによる著書 に、
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秘書にゃんこ*箸感謝祭

2023-08-07 | お箸の世界
 8月4日は「箸の日」

赤坂の日枝神社で4年ぶりに「箸感謝祭」が行われるという案内状を手に、朝から出かけて参りました。



早起きの特権はこちら、上野不忍池(しのばずのいけ)を一面に覆い尽くす蓮の花。


 1868年(慶応4年)、「鳥羽・伏見の戦い」に敗れたことで、最後の将軍 徳川慶喜は上野で謹慎の身となり、

西郷隆盛と勝海舟の会談によって江戸城の無血開城が決定し、新政府軍の江戸総攻撃は回避されました。

しかし、幕臣らによって結成された「彰義隊」と新政府軍との諍いは治まらず、やがて「上野戦争」へと。

この写真の左方向から、新政府軍により発射された最新式の大砲が、不忍池を飛び越えて右方向に着弾。

追い詰められた彰義隊は、一箇所だけ退路を確保されていた根岸方面(写真右奥)に敗走。

ここでドラマの話になりますが、『らんまん』に長屋の住人として登場する、大東駿介さん演じる倉木隼人は元彰義隊。

傷を負った彼を支える妻 えい を演じる成海璃子さんは、『青天を衝け』では彰義隊を結成した渋沢喜作の妻でした。

根岸といえば、先月お伝えした「入谷朝顔まつり」や、いつぞや訪ねた「子規邸」のある町です。


 さて、上野から銀座線に乗って溜池山王へ。


体温を超える暑さにも関わらず大勢の人が集い、外国からの参拝客も多く見受けられました。



お世話になったお箸を炎にくべる神事。
日傘も帽子も遠慮していましたがあまりにも暑く、木陰に避難しました。



「皇城之鎮(こうじょうのしずめ)」
江戸城が皇居となったことで、日枝神社は皇居の守り神「皇城の鎮」として崇められています。



「神楽坂茶寮」で「12種類のおばんざい」
これからの一年もお箸のお世話になります。


暦の上では立秋を迎えますが、猛暑は収まらず、台風も案じられます。

お疲れが出ませぬよう、お厭いくださいませ。


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この日もスタバで2杯目がお安くなるという one more coffee
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秘書にゃんこ*映画『アフリカの光』『太陽を盗んだ男』

2023-08-02 | 映画が好き
 猛暑の中、電車を乗り継いで映画を観てきました

映画といえば、昔は「二本立て」が一般的でしたが、いつのまにか一本で、しかも完全入れ替え制になりましたね。


毎度おなじみ神保町シアターで特集された「男が惚れる男たち」(7月で終了)


ご想像通り、任侠ものやトラック野郎など、女子脳では理解できない世界が展開される中、

萩原健一と沢田研二の作品が続けて上映されると知り、気分は二本立ての揃い踏み

おまけに、ファン感謝デーと満杯になったスタンプカードのおかげで、2作品で1000円


『アフリカの光』(1975年 ショーケン25歳)

アフリカに渡ることを夢見た若者(萩原健一と田中邦衛)の青春像。

ところが一向にアフリカへ行く気配がないまま、北国の漁港で行き当たりばったりに生きる二人。

客席には、若い頃ショーケンの仕草を真似てタバコを吸ったと思われる、昔の青年たち

田中邦衛さんと北海道と来れば、どうしたって『北の国から』の黒板五郎に見えてしまい、

なんだかよく分からないまま、気がつくと場内が明るくなっていました


『太陽を盗んだ男』(1979年 ジュリー31歳)

中学校の理科教師(沢田研二)が、アパートの自室で原爆を完成させ、日本政府を脅迫。

「野球のナイターを試合終了まで放送しろ」「ローリング・ストーンズを来日させろ」

「デパートの屋上から現金5億円をばら撒け」と、なんとも脈絡のない要求でしたが、

このシーンのために運転免許を取得したという、ジュリーのカーチェイスにワクワクしました  

こちらの作品は、先だってのバースデーライブにも居合わせたと思しき、昔の少女たちで満席



映画館から駅に向かう途中にあるレトロな喫茶店「さぼうる」



この日のクリームソーダは、夏らしい空と海の色
このお店を描いた絵本『なないろのクリームソーダ』(作・難波 里奈)


ジュリーの要求で現金5億円をばら撒いたデパートを探し求めて、日本橋へ


白木屋(江戸時代)→ 東急百貨店(1967~1999年)→ COREDO日本橋(2004年~)



COREDO(コレド)日本橋 この高さからばら撒けば、高島屋辺りまで飛んで行きそう??



日本橋三越から程近い「風鈴小径」

さて、お次は何を観に行きましょうか


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映画館の近くにある 天麩羅「はちまき」の店頭には、
江戸川乱歩先生を囲む、佐野周二さん(関口宏さんのお父上)たちの集合写真
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