秘書検定 準1級の筆記試験に合格なさった皆さま、おめでとうございます。
今日は、そのお一方からご質問を頂きました。
お寄せいただきました文章は、大変丁重にお書きくださいましたが、
ご挨拶など前後の文は割愛して、ご質問の部分のみ転載させていただきます。
なお、私が受験しましたのは10年以上前に一度だけですので、
回答内容につきましては、参考程度にお考えいただけますと幸いでございます。
【 ご質問 】
最後にいただくアドバイスシート(A4サイズ)の取り扱いについてです。
「ありがとうございます」と両手で受け取り、その後鞄を持って退室となりますが、
その場(面接会場の部屋の中)で鞄に収納してよいのでしょうか?
アドバイスシートと鞄を重ねて持つようにして退室するのでしょうか?
その場合だと扉のドアノブを掴むのが難しく感じたもので。
私が実際に頂いた、準1級のアドバイスシートです。
測ってみましたら、縦18センチ 横13センチほどの B6サイズでした。
面接試験官からは、ご覧の通り中が見えないように折って渡されましたので更に小さく、ハガキと比べますと、
男性なら上着のポケットに入るくらいのサイズということがお分かりいただけますでしょうか。
早稲田教育出版から発行されている『秘書検定 準1級 面接合格マニュアル 改訂版』から、
面接室を退出する受験者の画像を拝借しました。
3名の女性に続き、「模範演技」として女性1名が出演されています。
「模範演技」以外の3名の方が という意味ではありませんので、念のため。
お顔の部分は私が加工しましたが、実際の では皆さん素敵な笑顔です。
1人目の方が、面接官からアドバイスシートを受け取ります。
1人目が退室。
左手に鞄とアドバイスシートを持ち、更にドアノブを握っています。
2人目が退室。
1人目と同じく、左手で鞄とアドバイスシートを持っています。
3人目が退室。
左の手首に鞄を掛けて、左手でアドバイスシートを持っています。
右手はドアノブに添えています。
4人目
4人目が退室。
左手に鞄とアドバイスシートを持ち、右手でドアを閉めています。
ご覧のように、 では皆さん片手に鞄とアドバイスシートを持って退室されていますので、
アドバイスシートを鞄に入れず持ったまま退室することで、減点されることはないでしょう。
ただ、課題を終えて荷物置き場に立ち寄った際、時間をかけずに鞄にサッと収納できれば、
折れたり落としたりする心配もなく、それが笑顔となって自信につながり、
最後に美しいお辞儀を行い、スマートに退室できるかも知れませんね。
ポケットが付いているバッグ(実際はアドバイスシート全体が入るサイズです)
私が受験したときは、準1級、1級とも面接室のドアの開閉は係の方が行い、
入退室の際にはドアを押さえてくださいましたので、ノブに触れることはありませんでした。
行ってみて、始まってみて初めて知ることもあるでしょう。
誰もが緊張する場面で、落ち着いて柔軟に対応できてこそ、求められる秘書像です。
梅雨が明ければ猛暑到来の予報。
くれぐれもご自愛のうえ面接試験に臨まれますよう、ご健闘をお祈り申し上げます。
面接試験をお受けになる皆さまに桜が咲きますように
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