言葉の部屋*1 

2014-04-27 | 言葉の部屋
 私は日本の言葉や文字が大好きです。

利用するのは専ら図書館や古本屋さんですが、 を読むのは趣味ではなく生活であり、

今の時代の人間にしては、ペンで文字を書く機会にも恵まれている方だと思っています

「言葉の部屋」では、そんな私の心に響いた言葉、思わず書き留めた言葉を、お伝えして参ります。


 さて、第1回目は、「りっちゃん」からコメント欄に寄せられた言葉を引用し、

私の感想やエピソードを書き添えることにいたします。

ちなみに「りっちゃん」というのは、ANA の CA 時代の同期生です


性格は顔に出る   歳を重ねるごとに、顔はその人の履歴書になってゆきます。

生活は体型に出る わかってはいるんですけどね、、、 の誘惑に負けてしまう私

本音は仕草に出る 「お辞儀の角度は○度」などと申しますが、その人の気持ちが角度に表れるものです。

感情は声に出る   喜怒哀楽を、時として必要以上に表してしまうほど、声は正直です。

センスは服に出る  ワードローブには似たような服ばかり これってセンス以前の問題かも。

美意識は爪に出る 先端にまで気を配るという意味でしょうが、爪には淡い想い出が・・・

清潔感は髪に出る 清潔でも、清潔感が無いのは です。

落ち着きのなさは足に出る 逆に、足に落ち着きが感じられる方は魅力的です 


  「美意識は爪に出る」の「淡い想い出」につきまして、勝手に補足説明を。。

昔々、爪の形のキレイな男子に、ほのかな想いを寄せたことがありました。

当時は、ギターが弾ければ女子の熱い視線を集められたという時代ですから、

おそらく彼にとっても、人生で最大のモテ期だったと思うのですが、

その指でギターを奏でながらフォークソングを歌う姿に、思わずキュン となったものでした。

 縁あって数十年後に再会を果たしたところ、何と申しますか、、遠回しに分かりやすく言えば、

憧れの君の上にも、歳月は忠実に流れていましたが、私がときめいた爪は、あの頃と変わらず、

人生を泳いできた力強さも加わった手を眺めながら、遠い日の想い出と重ね合わせたものでした。

 
 懐かしい音楽を聴けば記憶がタイムスリップするように、髪にも声にも爪にも想い出は宿り、

さりげない仕草や何気ない言葉が、誰かの心の中に留まることもあるんですよね。


 さて、、、いま、あなたの心に浮かんだのは、どなたでしょう。。。


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