「令和」を迎えて早ひと月。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
新しい時代も「紅茶」について語って参ります
今日お伝えするのは「スプーン」
「スプーン」と言っても、調理に必要な計量スプーンと食事で使うスプーンがあるように、
紅茶の場合には、茶葉を量るのが「キャディスプーン」、
そしてカップの紅茶をかき回す「ティースプーン」とがあります。
「キャディ」とは、17世紀半ば~19世紀半ばの紅茶が貴重品であった時代、
鍵をかけて茶葉を保管した木製の箱「キャディボックス」から来ているようです
さて、私は2種類のキャディスプーンを愛用しているのですが、
実のところそれぞれの容量を知らないまま、その時の気分で使っておりました
手前左 : アフタヌーンティーリビング製
その右 : マリアージュフレール製
そこで今日は調理用の計量スプーンを基準にして、分量を比べてみることにしました。
右下の大きい方から時計回りに、
1 テーブルスプーン(15 ml) = 大さじ
1 ティースプーン (7.5 ml) = 中さじ
1/2 ティースプーン (5 ml) = 小さじ
1/4 ティースプーン(2.5 ml) = 茶さじ
日本における分量であり、国によって異なります。
1 ティースプーン(7.5 ml)に茶葉を入れてみました。
液体と違って茶葉は隙間がありますので、正確とは言えませんが、
これくらいの量が紅茶1杯の目安と考えてみました。
計量スプーンの茶葉を、アフタヌーンティーのスプーンに移しましたら、
ご覧のように溢れてしまいました。
次にマリアージュフレールのスプーンで試してみましたが、
こちらも少しこぼれ気味。
ついでにカップをかき回すティースプーンに入れてみたところ、
こちらはスプーンが見えなくなるほど完全に溢れてしまいました。
コーヒースプーンに比べると少し大きめなのですが・・・。
今日は日頃から気になっていたスプーンについて調べてみました。
愛用のキャディスプーンで量る茶葉は、計量スプーンより少ないことが分かりましたが、
もちろん何人分の紅茶を淹れるか、そして使うカップの大きさによって異なりますし、
小さな茶葉なら大きな茶葉より少なめにしたり、氷で薄まるアイスティーなら茶葉の量を2倍にしたり、
そして何より自分の好みやその時の気分に合わせて加減するのが、紅茶を愉しむ醍醐味かと。
2種類のスプーンを使いこなして、文字通り「匙加減」を身につけたいものです
ちなみに1枚目の画像にある Dilmah(ディルマ)の紅茶はスリランカ産。
他国の茶葉とブレンドせず、他国を経由することなく消費国へ直送される新鮮な紅茶です。
頂き物なのですが、その味わい深さに、ますます紅茶が好きになりました
お読みくださいまして、ありがとうございます。
クリックしていただけますと励みになります
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今日お伝えするのは「スプーン」
「スプーン」と言っても、調理に必要な計量スプーンと食事で使うスプーンがあるように、
紅茶の場合には、茶葉を量るのが「キャディスプーン」、
そしてカップの紅茶をかき回す「ティースプーン」とがあります。
「キャディ」とは、17世紀半ば~19世紀半ばの紅茶が貴重品であった時代、
鍵をかけて茶葉を保管した木製の箱「キャディボックス」から来ているようです
さて、私は2種類のキャディスプーンを愛用しているのですが、
実のところそれぞれの容量を知らないまま、その時の気分で使っておりました
手前左 : アフタヌーンティーリビング製
その右 : マリアージュフレール製
そこで今日は調理用の計量スプーンを基準にして、分量を比べてみることにしました。
右下の大きい方から時計回りに、
1 テーブルスプーン(15 ml) = 大さじ
1 ティースプーン (7.5 ml) = 中さじ
1/2 ティースプーン (5 ml) = 小さじ
1/4 ティースプーン(2.5 ml) = 茶さじ
日本における分量であり、国によって異なります。
1 ティースプーン(7.5 ml)に茶葉を入れてみました。
液体と違って茶葉は隙間がありますので、正確とは言えませんが、
これくらいの量が紅茶1杯の目安と考えてみました。
計量スプーンの茶葉を、アフタヌーンティーのスプーンに移しましたら、
ご覧のように溢れてしまいました。
次にマリアージュフレールのスプーンで試してみましたが、
こちらも少しこぼれ気味。
ついでにカップをかき回すティースプーンに入れてみたところ、
こちらはスプーンが見えなくなるほど完全に溢れてしまいました。
コーヒースプーンに比べると少し大きめなのですが・・・。
今日は日頃から気になっていたスプーンについて調べてみました。
愛用のキャディスプーンで量る茶葉は、計量スプーンより少ないことが分かりましたが、
もちろん何人分の紅茶を淹れるか、そして使うカップの大きさによって異なりますし、
小さな茶葉なら大きな茶葉より少なめにしたり、氷で薄まるアイスティーなら茶葉の量を2倍にしたり、
そして何より自分の好みやその時の気分に合わせて加減するのが、紅茶を愉しむ醍醐味かと。
2種類のスプーンを使いこなして、文字通り「匙加減」を身につけたいものです
ちなみに1枚目の画像にある Dilmah(ディルマ)の紅茶はスリランカ産。
他国の茶葉とブレンドせず、他国を経由することなく消費国へ直送される新鮮な紅茶です。
頂き物なのですが、その味わい深さに、ますます紅茶が好きになりました
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