紅茶が好き*8 スプーン

2019-05-28 | 紅茶が好き
 「令和」を迎えて早ひと月。

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


 新しい時代も「紅茶」について語って参ります

今日お伝えするのは「スプーン」

「スプーン」と言っても、調理に必要な計量スプーンと食事で使うスプーンがあるように、

紅茶の場合には、茶葉を量るのが「キャディスプーン」、

そしてカップの紅茶をかき回す「ティースプーン」とがあります。

「キャディ」とは、17世紀半ば~19世紀半ばの紅茶が貴重品であった時代、

鍵をかけて茶葉を保管した木製の箱「キャディボックス」から来ているようです


 さて、私は2種類のキャディスプーンを愛用しているのですが、

実のところそれぞれの容量を知らないまま、その時の気分で使っておりました


     
     手前左 : アフタヌーンティーリビング製
     その右 : マリアージュフレール製


 そこで今日は調理用の計量スプーンを基準にして、分量を比べてみることにしました。


     
     右下の大きい方から時計回りに、
     1 テーブルスプーン(15 ml) = 大さじ
     1 ティースプーン  (7.5 ml) = 中さじ
     1/2 ティースプーン (5 ml) = 小さじ 
     1/4 ティースプーン(2.5 ml) = 茶さじ
     
     日本における分量であり、国によって異なります。



     
     1 ティースプーン(7.5 ml)に茶葉を入れてみました。
     液体と違って茶葉は隙間がありますので、正確とは言えませんが、
     これくらいの量が紅茶1杯の目安と考えてみました。


     
     計量スプーンの茶葉を、アフタヌーンティーのスプーンに移しましたら、
     ご覧のように溢れてしまいました。


     
     次にマリアージュフレールのスプーンで試してみましたが、
     こちらも少しこぼれ気味。


     
     ついでにカップをかき回すティースプーンに入れてみたところ、
     こちらはスプーンが見えなくなるほど完全に溢れてしまいました。
     コーヒースプーンに比べると少し大きめなのですが・・・。


 今日は日頃から気になっていたスプーンについて調べてみました。

愛用のキャディスプーンで量る茶葉は、計量スプーンより少ないことが分かりましたが、

もちろん何人分の紅茶を淹れるか、そして使うカップの大きさによって異なりますし、

小さな茶葉なら大きな茶葉より少なめにしたり、氷で薄まるアイスティーなら茶葉の量を2倍にしたり、

そして何より自分の好みやその時の気分に合わせて加減するのが、紅茶を愉しむ醍醐味かと。

2種類のスプーンを使いこなして、文字通り「匙加減」を身につけたいものです


 ちなみに1枚目の画像にある Dilmah(ディルマ)の紅茶はスリランカ産。

他国の茶葉とブレンドせず、他国を経由することなく消費国へ直送される新鮮な紅茶です。

頂き物なのですが、その味わい深さに、ますます紅茶が好きになりました


 お読みくださいまして、ありがとうございます。
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