英国展 と フランス展

2024-09-07 | おでかけ

日本橋三越本店で開催中の「英国展」に行って参りました

この日は1893年生まれのピーターラビットのお誕生日 

日比谷練兵場跡地を公園にすると東京市が告示し、ミキモトの創業者が真珠の養殖に成功した明治26年。

日比谷公園 も、ミキモトパール も、そしてピーターラビットもすこぶる元気な131歳 

 

日本橋三越本店

 

 

9月9日(月)まで開催中

 

 

バーレイの器たち

紅茶やスコーンなどの売り場、そしてイートインコーナーは、平日とは思えないほどの人出でした。

 

毎年秋に開催される「英国展」は、ここ数年 ほぼ皆勤賞とはいうものの、

お店や商品が代わり映えしないため、買い物を楽しむというより雰囲気を味わうだけでしたが、

今回は同時期に近くの高島屋で「フランス展」が開催されていると知り、ハシゴすることに

 

 

両デパートの間に架かる日本橋の下を流れる日本橋川は、さしずめドーバー海峡でしょうか

 

 

日本橋高島屋 S.C.(同じく9月9日(月)まで開催中)

 

 

高島屋に来たら、まずはローズちゃんにご挨拶

 

高島屋のフランス展は、三越の英国展に比べますと規模が小さくこぢんまりとしていましたが、

きれいな色合いの刺繍やアンティークレースなど、華やいだ雰囲気に浸ることができました。

 

この日は夏の陽射しがいくぶん柔らかく、高島屋から東京駅まで心地よい散歩日和

 

ピーターラビットショップが期間限定でオープン(9月30日まで 東京駅キャラクターストリート )

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

スコーンでもなく、カヌレでもなく、

日本橋の京料理屋さんで味わう おばんざい に、

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大河ドラマ『光る君へ』 巡回展

2024-08-02 | おでかけ

 全話の半分を過ぎて放送が佳境に入る中、巡回展開催中と聞き行って参りました

 

世田谷区 砧(きぬた)の NHK 放送技術研究所(東京は7月30日で終了)

 

 

受付を済ませると、出演者のパネルがお出迎え。

道長さん、背が高い

 

 

台本

 

 

衣装と扇

 

 

平安貴族の装束

 

 

来場記念に頂いた絵葉書と栞

 

 

アンケートを提出して頂いたファイル

 

 

書家 根本 知(ねもと さとし)さんによる題字

根本さんはドラマの書道指導もなさっているそうです。

 

他に、主な出演者による直筆サイン入り色紙も展示されていましたが

ちなみに、役名で申しますところの「中宮定子」「清少納言」「藤原詮子」が美しい字をお書きになります。

 

 

春先に京都に出かけた折のテーマを「紫式部を訪ねる旅」として以来、

もともと「紫色」が好きなこともあり、今なお「紫式部」と『源氏物語』に心惹かれながら、

こうして展示を眺めたり、関連する書籍を読んだりしながら夏を過ごしています

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

わらび餅と抹茶アイスが大好きな秘書にゃんこ に、

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『仁王像たちのオフの日』* 三好桃加 個展

2024-07-27 | おでかけ

土曜の朝「ぶらり途中下車の旅」を見ていましたら、珍しい仏像が登場。

厳めしいお顔ではなく、すっかり「パパの表情」で邪鬼と遊び、獅子と戯れているんです。

テレビ画面に映った作家名から個展の開催情報を検索し、原宿に出かけました

 

新しいギャラリーの杮落とし『仁王像たちのオフの日 2024』(明日まで開催)

 

作者の三好桃加さんは、東京藝術大学 大学院を修了されたアーティスト。

曰く、「日常生活の中でどんどん仏教文化が薄れていくことを感じ、寂しく思い」

「それは現代の生活が豊かになったことで、仏様に祈らなくても生きていける穏やかな世の中」と捉え、

さらに「仏像を拝む習慣が少なくなったので、きっと仏像たちは暇を持て余している」

という発想が何ともユニークで、これはぜひ作品を「拝観」しなくてはと思いました。

 

『マカロンを持つ仁王像と邪鬼』

 

 

『一息つく仁王像』

 

 

『微笑む仁王像と獅子』

 

 

『本を読む仁王像』

 

 

『紫陽花を見る仁王像と邪鬼』

 

三好さんは「仏像に頼らなければ生きられなかった人々のおかげで今の私がいる」と語ります。

そのような感謝の気持ちを形として残せる才能は、本当に羨ましいものです。

 

さて、仕事が一段落した私も、仁王像たちのようにリラックスしたオフの日を過ごしましょうか。

 

 

お読みくださいましてありがとうございます。

ギャラリー近くの原宿 表参道。

東京オリンピックが開催された1964年に「暗渠」となりましたが、

昔は渋谷川が流れていた名残の「参道橋」に、

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東京都写真美術館『時間旅行』

2024-07-07 | おでかけ

猛烈な暑さの週末、お元気でいらっしゃいますか。

 

東京都写真美術館(TOP MUSEUM)恵比寿ガーデンプレイス

 

 

本日まで開催されていたコレクション展に参りました。

 

 

『時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から 』

1924年を出発点として、現代までの百年間を収めた内外の作品から  の作品を写しました

 

 

『パリ市庁舎前のキス』(1950年 ロベール・ドアノー)

 

 

『LIFE』表紙(1936~1971年)

 

 

『渋谷駅前』(1939年 桑原 甲子雄)

 

 

『渋谷駅前広場』(1948年 田沼 武能)

中華料理店と江戸屋の間に京王井の頭線の「澁谷駅」があり、右手には大林百貨店。

現在の渋谷マークシティ辺りでしょうか。

 

 

『群衆 上野駅』(大束 元) 夜行列車を待つ人々

 

 

『東洋唯一の地下鐵道 上野浅草間開通』(1927年 杉浦 非水)

上野 ⇔ 浅草ということは、現在の「東京メトロ銀座線」の一部ですね。

1927年(昭和2年)の12月30日に開通したためか、ポスターに描かれた人々は冬の装い。

物珍しさもあって、乗車時間わずか5分のために、2時間待ちの行列ができたとか。

 

 

『帝都復興と東京地下鐵道』(1929年 杉浦 非水)

「帝都復興」とは、1923年(大正2年)の関東大震災からの復興。

「地下鐵 上野ストア」は、上野駅に地下道ができて日本初の地下商店街が登場した際、

そこに開店した地下鉄直営のストアのことのようです。(メトロアーカイブより)

 

当時、都民の人口は300万人以下で今の5分の1程度ですが、ポスターから溢れそうな人・人・人。。

ハチ公前で人待ち顔のお嬢さんにはスマホもなく、人の集まる所はゴミが散らかり放題。

今より不便で不衛生で混沌とした時代の一方で、活気や勢いが感じられる大正から昭和。

千二百箇月の人々の営みを、震災・戦災を経て保存されていた貴重な写真の中に見出しました。



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紫式部を訪ねる合間に*大阪と京都

2024-04-07 | おでかけ

 暖かい日差しの中、京都から大阪に向かいました

 

大阪城

桜には少し早い時期でしたが、ここでも外国からのお客様が多くを占めていました。

 

あべのハルカス美術館 開館10周年記念「円空 旅して、彫って、祈って」(本日まで開催)

岐阜の千光寺や滋賀の三井寺をはじめ、各地から集合した円空仏さまたち。

 

大阪中之島美術館(2022年)

 

 

大航海時代に船で活躍し、船員たちを癒した船乗りネコをモチーフにした巨大にゃんこ。

江戸時代に舟運で栄えた中之島の歴史を伝える、美術館の守り神ですにゃん。

 

 

中之島から歩いて行ける「北浜レトロ」明治45年(1912年) 国の登録有形文化財

2階のカフェでアフタヌーンティーをと思っていたのですが、階段から外まで行列

秘書にゃんこで隠れていますが、お若いお嬢さんたちでいっぱい。

 

テイクアウトなら と言われて紅茶を買い求めました。

 

可愛らしく写してくれた友人(秘書にゃんこの作家さんのお姉ちゃん)の画像を拝借

リングはビーズ作家である友人の作品です

 

 

こちらは京都の高瀬川のほとりに佇む レトロ喫茶「ソワレ」昭和23年(1948年)

 

店内の青い照明は、女性を美しく、男性を若々しく見せる効果があるとか

 

 

「都をどり」(4月1日~30日)開催中。

桜も満開となり、いまごろの京都はどんなに華やいでいるかと想像しています

 

 

花見小路を建仁寺に向かって歩きますと、2026年に開業予定の「帝国ホテル」が建設中。

祇園の「弥栄(やさか)会館」の一部を保存活用。

 

 

京都に来るといつも立ち寄る「鍵善良房」(祇園)でわらび餅

 

 春の旅にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

紫式部が描いた千年の昔を訪ね、大阪にも足を延ばして、英気を養う旅となりました。

専門学校では新学期を迎え、再び慌ただしさの中に肩まで浸かる日々が始まります。

またお目にかかれる日まで、どうかお体を大切にお過ごしくださいますように。

 

ホテルのモーニングセット

手前の  秘書にゃんこサイズの茶碗蒸し に、

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