『光る君へ』で「かな書き」に魅了されて、銀座の書展に出かけました。
まずは「セイコーハウスホール(旧 和光ホール)」へ
これだけ並ぶと「巳」と読めるものの、ひとつひとつは・・・???
まさに「にゃんこに小判」ですが、新春に相応しい雰囲気の中、
名のある書家の作品を堪能して参りました。
お次は、和光から晴海通りを渡って「鳩居堂」へ。
「三愛ビル」が解体され、「鳩居堂」の壁が見えるようになりました。
鳩居堂(創業 寛文3年(1663年) こちらは「銀座本店」で、本店は京都)
ご存知、お香や書画用品の老舗であり、路線価で毎年ニュースになるお店です。
何しろ39年間トップの座を守るお店の前の路線価は、
ちょうど秘書にゃんこが居る場所で、1平方メートル あたり4000万円を軽く超えます
こちらの「乙巳(きのとみ)」は私にも読めました 。
十二支だけでなく、十干も書いてあるところが、さすが鳩居堂
3階にある画廊でも書展を開催していました。(和光、鳩居堂ともに会期終了)
作品と書家の先生を囲んで記念撮影をしておいでの方々も、おそらく「先生」なのでしょう。
受付には毛筆しか置いていなくて、「芳名帳」を拝見しますと、それ自体がまるで「作品」
ここに名を書き連ねるなど、とてもとても・・・というわけで、記帳もせずに退散しました
さて、そろそろお昼です
「洋食 煉瓦亭」創業 明治28年(1895年)
憧れのオムライス
「鳩居堂」が写っている、昭和30年代の写真を拝借しました。
銀座通りに都電が走っています。
この写真に写っている鳩居堂は、関東大震災後に建てられたようです。
こちらは米軍所有のカラー写真です。
右手の角に建つ三越がさほど目立たない中、鳩居堂屋上のナショナルのネオンサインは、
和光と共に銀座のシンボルだったのでしょうか。
大河ドラマ『べらぼう』の蔦屋重三郎とは血縁関係はないそうですが、
ちょっと気になる 蔦屋書店 (鳩居堂から程近い GINZA SIX) に、
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