秘書にゃんこ*羽田航空神社&虎ノ門ヒルズ

2014-06-27 | おでかけ
 秘書にゃんこ、またまた羽田空港に行って参りました 

見送りの後に立ち寄ったのは、隠れパワースポットと呼ばれる『羽田航空神社』

第1ターミナル1階の奥に佇むこぢんまりとした空間は、旅慣れた方でも意外とご存知ないのでは?

旅の無事と空の安全を願い、手を合わせました。



秘書にゃんこサイズの祠(ほこら)を参拝中


羽田空港の帰りに、今月オープンしたばかりの『虎ノ門ヒルズ』に行って参りました


広い歩道の東京シャンゼリゼ通りに、オープンカフェが並ぶ日も


六本木ヒルズはアート 表参道ヒルズはファッション そして虎ノ門ヒルズはビジネス の発信地。

レストラン は有るものの、 などの、いわゆるファッションのお店は見当たりません。

とはいえオープン間もない休日は、家族連れやカップルなど、大勢の人で賑わっていました。

吹き抜けのロビーで出迎えてくれたキャラクター


ぼく、トラのもん。(と、立て札に書いてあります)

ドラえもん

いえいえ、ご覧のように色は白くてシマシマ模様、更にドラえもんには無い耳や尻尾もあります。

でも、首にはドラえもんと同じく鈴が付いていて、お腹には四次元ポケットもあります。

どうやら「100年後の未来からやって来たネコ型ビジネスロボット」という設定のようですよ。

ということは、2112年に誕生するドラえもんとは兄弟でしょうか??


 さて、52階建ての虎ノ門ヒルズを支える柱は、真下を走る環状2号線の中央分離帯とジョイントしていて、

一直線ではない柱の並び方は、湾曲した道路の形そのものだそうです。


都心のビジネスセンターとは思えないほど、中も外も緑がいっぱい


 万歩計を持ち歩いたところ、この日は22665歩 

これからも秘書にゃんこと共に、せっせと歩いて「おでかけ」を楽しみます


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秘書検定 31*『立ち居振る舞い』 (13)手のしぐさ

2014-06-22 | 秘書検定
 昔のアイドル歌手が、デビュー当時のヒット曲の振り付けについて、こんなことを話していました。

「顔を覚えてもらうため、人の目が行きやすい手を、顔の近くに持ってくるような振り付けにしました


 手というものは、思っている以上に人の目につきやすいものです。

「状況対応」(準1級)や「応対」(1級)では、品物はなく動作だけですが、課題内容によっては、

「ことづかって参りました」と書類を手渡したり、「こちらへどうぞ」と応接室に案内することがあります。

そして面接試験の最後には、実際に面接官から「アドバイスシート」を受け取ります。

手を使うシーンは少ないだけに、貴重な機会として、上級秘書に相応しい手のしぐさを身につけましょう。


  それでは、面接試験における手のしぐさのポイントを挙げますので、参考になさってください。

1 面接室に入って荷物台に を載せる際は、両手で静かに、

  そして他の受験者の に倒れ掛かることのないよう、きちんと置きましょう。

2  などを手渡す課題では、両手の指を揃え、掌を上に向け、言葉を添えて丁寧に差し出しましょう。

3 来客を応接室に案内するときの手順

  (1) 立ち方と手の位置を整え、前傾姿勢でお客様の目を見て、「応接室にご案内いたします」と言う。

  (2) 5本指を真っ直ぐに揃えて、片手で応接室の方角を見ながら示す。  指を差すのは

  (3) 再びお客様の目を見て、にこやかに「こちらへどうぞ」と言う。  歩きながら言うのは

4 面接官からアドバイスシートを受け取る際には、お礼を述べて両手で受け取りましょう。

5  のノブの形状はさまざまで、回して手を離した途端、大きな音を立てて戻ることがあります。

  退室時に受験者が開ける場合、ノブは回した状態で保ち、 を閉めてから静かに戻しましょう。


 第一印象が大切であると同時に、人の心には最後の印象が残りやすいものです。

落ち着いた印象、きちんとした印象を残すために、最後まで気を抜くことなく、秘書として演じきりましょう。

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 企業やお店で対応してくれたスタッフの方々を、さりげなく観察してみましたところ、

手のしぐさが美しい人と、そうでない人とでは、どうやら「音」に違いがあるようだと気づきました。

手で何かをすると音がするものですが、それが静かな人と、必要以上に大きな音を立てる人がいます。

たとえば をポンと放る人、 をドサッと置く人、 をガチャンと切る人、 をバタンと閉める人など、

忙しくて大変なのは分かるのですが、見ているこちらまで気ぜわしくなるものです。

まして無造作に放り出された品物が、もしや自分に関する物ではないかと想像しますと、

どんなにテキパキとした仕事ぶりでも、なんとなく心が波立ってしまいます。

 これらの音は、品物が手から離れる際に出てしまうものです。

電話を切るとき、受話器の送話口を手で塞いで、耳に当てる方を先に置くと教えてくれた人がいました。

携帯電話とちがい、切り方によってはガチャッという音を相手に聞かせることになりますので、

最後の瞬間で、それまでの丁寧な受け答えが台無しになってしまうことも。

固定電話を使う機会の少ない若い世代の方々にも、語り継いで行きたい心遣いだと思いました。


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秘書検定 30*『立ち居振る舞い』 (12)最敬礼

2014-06-18 | 秘書検定
 お辞儀シリーズの締め括りは、最も丁重なお辞儀である「最敬礼」についてお話しいたします。

前回お話しした「立ち居振る舞い*10 普通礼」では、面接官からアドバイスシートを受け取る際には、

「ありがとうございます」と述べてから30度の普通礼を行なうと申しましたが、

同じ「ありがとうございます」でも、準1級の「状況対応」や1級の「応対」で、来客役に接する際には、

深い感謝、深い謝罪を伝えるために、お辞儀の角度も 45度 と、より深くなります。

そして、角度と共に所作も更に丁寧にし、状況に相応しいお辞儀を行なう必要があります。

そのためには、腰から上体を折ってお辞儀をした後、体を確実に止め、ゆっくり起こしましょう

角度がどんなに深くても、止めずに急いで起こしたのでは、子供っぽいお辞儀に見えてしまいます。


 それでは級ごとに、場面を想定してみましょう。

準1級 状況対応

 面接官が提示したパネルに書かれている「普通の言葉」を、瞬時に「丁寧な言葉」に直します。

言い換えれば、「常体(~だ ~する)」から「敬体(~です ~します)」への 同時通訳 です。

課題内容によっては、「感謝」や「謝罪」を述べることもあります。

例を挙げてみますので、「立ち方と手の位置」を整え、実際にパネルを読む要領で前傾姿勢で黙読し、

丁寧な言葉を述べて、丁重なお辞儀を行なってみましょう。


例)「気を遣ってくれて、ありがとう」
              ↓
  「お気遣いくださいまして、ありがとうございます(最敬礼)」


例)「すまない。 名前を忘れたので、教えてもらえないか」
              ↓
  「申し訳ございません(最敬礼) お名前を失念いたしましたので、お教えいただけませんでしょうか」


1級 応対
  
 基本的に 上司は不在 ですので、謝罪する場面が設定されています。

ただ、ひとくちに「不在」と言っても、課題内容によって謝罪の言葉も状況の説明も変わります。

つまり、何に対して謝罪しているのかを適切な言葉で言い表した上で、代替案を提示するなどし、

さらに、状況に見合った丁寧なお辞儀をしなくてはいけません。

それでは、立ち方と手の位置を整え、場面に相応しい表情を作って、応対とお辞儀を行ないましょう。


例)アポあり 来客到着遅れ 上司すでに出発

「せっかくお越しくださいましたのに、申し訳ございません(最敬礼) 

山田(上司)は先ほどまでお待ち申し上げておりましたが、急用ができまして、やむを得ず外出いたしました。

山田の部下で、課長の田中と申します者がおりますが、お差支えなければ田中がお話を伺いましょうか」


例)アポあり 来客予定通り到着 上司接客中

「お約束いたしておきながら、誠に申し訳ございません(最敬礼) 

あいにく山田(上司)は前の用件が長引いております。

恐れ入りますが、○分ほどお待ちいただけませんでしょうか」


例)アポなし 上司会議中 終了後外出

「たいへん申し訳ございません(最敬礼) 

山田(上司)は本日立て込んでおりまして、お会いするお時間が取れそうにございません。

ご足労をお掛けいたしますが、改めてお越しいただくわけには参りませんでしょうか」


 いかがでしょうか。

準1級では、提示されたパネルは伏せられてしまいますし、1級では、この後もやり取りが続きます。

このように頭と口が敬語で忙しくなっても、上級秘書に相応しい、きれいで丁寧なお辞儀ができるよう、

前傾姿勢、会釈、普通礼、そして最敬礼を繰り返し練習して、しっかりと身につけましょう。


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秘書検定 29*『立ち居振る舞い』 (11)普通礼

2014-06-12 | 秘書検定
 「集中講義」には「普通礼(敬礼)」と記載されていますが、ここでは省略して「普通礼」と書くことにいたします。

いわゆる「お辞儀と言えばコレ」というほど一般的なお辞儀です。

前回の「会釈」では、「『失礼いたします』と言葉を発してから、分離礼で行なう」と申しましたが、

「普通礼」は、「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」と述べた後に 上体を30度くらい倒します


 それでは、今回も面接試験の順を追って、普通礼のタイミング を見て参りましょう。


準1級】 入室 ⇒ 着席 ⇒ 挨拶 ⇒ 報告 ⇒ 状況対応アドバイスシート ⇒ 退室

1  面接官の前に出て、挨拶を述べる      

        「面接番号○番 ○○○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」  普通礼

2  状況対応を行なう前に                   「よろしくお願いいたします」  普通礼

3 状況対応の課題に合わせて                      「いらっしゃいませ」  普通礼

4  アドバイスシートを受け取り                    「ありがとうございました」 普通礼


1級】 入室 ⇒ 挨拶 ⇒ 着席 ⇒ 報告 ⇒ 着席 ⇒ 応対 ⇒ 着席 ⇒ コメントアドバイスシート ⇒ 退室

1  入室後、面接官の前に進み出て二人揃ったところで、番号の若い順から

       「面接番号○番 ○○○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」   普通礼

2  応対の課題や、面接官とのやり取りに合わせて 

                  「いらっしゃいませ」 「いつもお世話になっております」   普通礼

3  コメントをいただき                         「ありがとうございます」   普通礼

4  アドバイスシートを受け取り                 「ありがとうございました」   普通礼


チェック項目

・ お辞儀の前後には、にこやかな表情で面接官の目を見る

  特に、顔を上げた時に真顔になっていると怖いので、お辞儀している間も笑顔もままで!

・ 「いらっしゃいませ」には歓迎の気持ちを、 「よろしくお願いいたします」には謙虚な気持ちを、 

  そして「ありがとうございます」には感謝の心を込めましょう

「お願いしま~す」「お願いします」 ⇒ 「お願いいたします」

・ 手の位置と指もお忘れなく

男性】ズボン横の縫い目に指を揃える。

女性】指を揃えて体の前で手を重ねる。 

指は自然と丸くなってしまいますので、ピンと伸ばした状態をキープ しましょう。

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 レストランやお店に入りますと、いろいろなお辞儀に出迎えられます。

企業として、きちんとした教育を行なっている所もあれば、あきらかに個人にお任せといったお店もあり、

無表情のまま頭をペコリと下げたり、作業を続けながらだったり、顔だけこちらに向けるなんていうケースも。。

「そんなお辞儀でも、しないよりはマシ」という考えもあるかも知れませんが、

私は常々、「そんなお辞儀なら、しない方がマシ」と思っています。

それは、お客様に失礼だからという理由だけでなく、「お辞儀はうつる」から。

習う機会も判断する基準もない新入社員は、上司や先輩が行なうお辞儀を、見よう見真似で覚えるものです。

秘書検定をきっかけに、 丁寧できれいなお辞儀 を身につけて、お辞儀に自信が持てるようになれば、

それに相応しい言葉遣いを意識するようになるでしょうし、後輩の皆様のお手本にもなることでしょう。


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秘書にゃんこ*高橋真琴展

2014-06-09 | おでかけ
 銀座ギャラリー 向日葵(ひまわり)で行なわれた、高橋真琴 の個展に行って参りました。

私と同世代の「昭和の女の子」でしたら、少女時代に一度はその絵をご覧になったことと思いますが、

「なかよし」や「マーガレット」の表紙、ノートや筆箱に美少女の絵をお描きになった男性画家です。

どんなに時代が変わっても、年齢を重ねても、美しいものに憧れる女性の気持ちに変わりはないのでしょう。

作風を守り続ける「高橋真琴の世界」を堪能し、しばし「少女の日」にタイムスリップいたしました。

今年傘寿をお迎えになるとのこと、ギャラリーでお元気そうなお姿を拝見し、とても嬉しく思いました。



瞳に星という点では、似ていなくもないような??



この日は蒸し暑く、思わず冷麺にダイブしたくなる秘書にゃんこ 



 さて、ブックマークにも登場していただいた、友人 mint さんの blog mint の空 をご紹介いたします。

私もコレクションしていますが、その繊細な作品は、ビーズ専門誌 でも取り上げられたほどです。

ちなみに秘書にゃんこは彼女の妹さんの作品で、ドレス もすべて妹さんの手作りです。

お母さまから譲り受けた手先の器用さで、それぞれの世界を奏でる仲良し姉妹です


高橋真琴さん、そして mint さん姉妹、、作品という「形」に残せるお仕事を、とても羨ましく思いました。


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