秘書にゃんこ*クリームソーダの御朱印帳

2023-07-27 | おでかけ
 古書店の建ち並ぶ靖国通り界隈が空襲に遭わなかったのは、本という文化財を守るため。

そんな説がある神田小川町に佇む「五十(ごとお)稲荷神社」が、いま注目を集めています。



正式名称は「栄寿(えいじゅ)稲荷神社」
江戸時代初期、京都伏見稲荷神社より分霊。
当時この辺り一帯は武家屋敷が多く、こちらの神社は栃木足利戸田藩の屋敷内にあり、
「五と十の日」に庶民に参拝を許したことから「五十稲荷神社」と親しまれたそうです。
現在は、神田で唯一、神職ご一家がお住まいのお稲荷さん。



上野にあるレトロ喫茶店 ギャラン にて
宮司さんのお宅のにゃんこ達とクリームソーダがコラボした御朱印帳は、新聞にも取り上げられました。
メロンソーダに描かれているのはベティさん、ブルーハワイには愛太郎さん。
イラストは「なかだ えり」さん、御朱印帳は地元の「東京楠木堂」さんという、made in 神田。



絵柄は七月限定の「七夕」
書き置きではなく、直筆。(書いていただける日時は Instagramなどで要確認 )
墨が移らないよう挟んでくださった紙のイラストが なんです。



ベティさんと愛太郎さんは、自分で障子を開けて社務所にやって来るとか。
そんな二匹が描かれた御朱印帳には、
「五十稲荷神社専用はもちろんですが、ぜひいろいろな寺社に連れて行ってください」
と、添え書きされています。


「本」と「猫」となれば、ますます足が向いてしまいそうな神田の街でした。

暑さ厳しき折、ご自愛くださいますように


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日々の暮らし*『街とその不確かな壁』『失礼な一言』

2023-07-17 | 本が好き
 梅雨が明けていないとは思えないほどの猛暑の日々、いかがおすごしでしょうか

玄関を出ただけで大汗をかきますが、自称「活字中毒」ゆえ、せっせと図書館に通っています

少し前に借りた本はこちら。


『街とその不確かな壁』(著者:村上 春樹)

図書館に予約したところ、既に数十人待ち。

出遅れたと思ったのも束の間、私の後ろには更に100人近い予約の列。

早く読んで返さなくてはと思う間もなく、700ページ近い長編を3日ほどで読み終えてしまい、

その後しばらくは、久しぶりに春樹ワールドの余韻に浸りました。


お次はこちら。


『失礼な一言』(著者:石原 壮一郎)

「失礼なことをされた経験がない」という方も、「他人に失礼なことをしたことがない」という方も皆無でしょう。

私は専門学校で「ビジネスマナー」や「敬語」、「言葉遣い」や「文章表現」を教えているためか、

粗探しをするまでもなく、他人の言動は感度良好なアンテナで受信するという、ほとんど職業病のような状態です。

でも、敬語ポリス、マナーポリスになってしまうと自分自身が窮屈なので、そこは「お互い様」とスルー。
(特に印象に残った出来事は、ネタとして授業で使いますが)


 著者の説くマナーが押しつけがましくなく、ご自分を「反面教師にしてください」と失敗談を披露するなど、

楽しい文に引き込まれるうちに、我が身を振り返りながら読み進められました。


一例を。

 昔は目上の方に年賀状を出すのが礼儀だったが、今はそのために住所を尋ねることの方が失礼。

 年賀状の印刷ソフトに相手の氏名を誤字で登録したことに気づかないまま、毎年送り続ける失礼。

 「敬語なんてどうでもいい。大切なのは話の中身だ」と言う人は、往々にして中身もたいしたことない。

 メールの誤字に無頓着な人は「え、そんなことぐらいで?」と言うが、「そんなこと」すらできない注意力のなさ。

 被害者の落ち度を責めることで、落ち度のない自分は安全だという仮説を信じたい「公正世界仮説」。


 face book のタイムラインにたまたま流れてきて手に取った新刊でしたが、読み応えのある一冊でした。

他人のマナーにいちいち目くじらを立てない寛容さと、自分の失礼を許してもらえることへの感謝の心を持ち、

しかし「ここ一番」というときには、相手の失礼な言動に対して、毅然とした態度で自分や大切な人を守る。

心地よい人間関係を築くために活用してこそ、マナーや敬語の真価が発揮できるのでしょう。


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『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
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秘書にゃんこ*七夕と朝顔

2023-07-07 | おでかけ
 江戸情緒豊かな夏の風物詩『入谷朝顔まつり』が4年ぶりに復活し、七夕の今日、行って参りました



真源寺(入谷鬼子母神)境内
戦後間もない昭和23年から毎年7月6・7・8日の三日間、門前に市が立ちます。



歩道に並ぶ露天商は朝5時から
朝顔さんのお目覚めに合わせた開始時刻と思っていたら、なんと夜11時頃まで開催。
お店の方も朝顔さんも、まさに「恐れ入谷の鬼子母神」



早起きして出かけた、おなかペコペコ秘書にゃんこ、銀座で京料理に舌鼓



お店を移して、食後にケーキとアイスコーヒー。
あら、つい先日もケーキセットをいただいたような??



銀座7丁目にある椿屋珈琲店(建物は昭和9年竣工の第一菅原ビル)
レトロな佇まいに相応しく、店内は東郷青児の作品が映える大正時代の雰囲気。



朝顔まつり限定の御朱印を授かり、コーヒーをいただきながらすっかり寛ぐ昼下がり。


明日で『朝顔市』が終われば、7月9・10日は浅草寺で『ほおずき市』

そして、こちらも4年ぶりという、隅田川の花火大会へと続きます

お江戸の町に、久々に活気が戻ってきました


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秘書にゃんこ*中野サンプラザ と ジュリーのバースデーライブ

2023-07-02 | おでかけ
 中野サンプラザが閉館すると聞き、見納めに行って参りました

銀座に在った三愛ビル(1963年~2023年)と同じ林昌二氏による設計で、1973年に竣工。

今年でちょうど50年の節目を迎え、本日7月2日をもって閉館しました。

私が訪れたのは1週間前の6月25日でしたが、最後にお食事でもと考えておりましたところ、

上階のレストランはいずれも満員で受付終了とのこと、残念な思いがいたしました


家族や友人が上京した折に一緒に宿泊したことも、コンサートを楽しんだことも懐かしい思い出です。



中野駅前に建つピラミッドのような形のビルは、まさに中野のシンボル。



「中野サンプラザ」の近くにある「中野サンモール」という商店街を抜けますと、
サブカルチャーの聖地とも言われる「中野ブロードウェイ」が見えてきます。




中野ブロードウェイの上はマンションになっていて、独身時代にジュリーが住んでいました。
(画像は借り物です)




同じマンション名がご覧になれますでしょうか。
都知事でいらした青島幸男さんもお住まいだったそうで、今でいう○○ヒルズのようなイメージかしら。



中野ブロードウェイに戻って、1971年創業の「さかこし珈琲店」でひと休み。



もしかしたらジュリーもここでコーヒーを??なんて夢見ながら


 さて、この日はジュリーの誕生日に合わせてバースデーライブが行われ、中野から埼玉まで移動しました。



5年前にドタキャンで世間を騒がせたさいたまスーパーアリーナが、この日はめでたく


ザ・タイガースのメンバーがゲスト出演して、懐かしのナンバーからソロの曲まで惜しげもなく披露し、

とても「後期高齢者」とは思えない、パワフルなステージでした


客席には、アラ還、アラ古稀、アラ傘寿の女性ファンを中心に、男性や若い方の姿も多く見受けられ、

75歳のお誕生日を共に祝いながら、艶のある歌声を堪能しました




6月に横浜の馬車道を訪れた際、ジュリーが来店したというレストランでお食事をしました。

卵がお高い時期ですのに、ふんだんに使ったオムライス


もしもジュリーが居合わせたら、少食のフリをしようと思っていましたが、それも夢と終わり完食。

ジュリー歴は半世紀を優に超えますが、いくつになっても憧れの人です



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