秘書にゃんこ*神宮外苑いちょう並木

2022-11-27 | おでかけ
 雲ひとつない秋晴れの下、色づいたいちょう並木を見に青山一丁目の駅で降りました

実は先日も立ち寄ったのですが、聞きしに勝る人出にほとんど写真も撮れないまま退散。



既に10時を回っていましたが、人が少なくてゆったり散策できました



左右に2列ずつ合計146本のいちょう並木は、300メートル先の聖徳記念絵画館へと続きます。



落ち葉のじゅうたんで遊ぶのって初めてかも


 折り返して青山通りまで戻った頃には、人・人・人。。観光バスまで到着していました

暖かい日差しを浴びながら、青山一丁目の駅とは逆方向の外苑前まで一駅てくてく

日本橋にある京都のおばん菜のお店が美味しいと聞き、メトロ銀座線で三越前へ。


『京の馳走 はんなりや』
「はんなり」とは、明るく上品で華やかなようすを表す京言葉だそうです。



カウンターやテーブルはお昼時のビジネスマンで満席で、お座敷に通されました。

さて、お食事をすませたら、デパートでも覗いてみましょうか。


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開店と同時に一番乗りした外苑前の Francfranc に、
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日々の暮らし*『鎌倉うずまき研究所』『ただいま神様当番』(著者:青山 美智子)

2022-11-22 | 本が好き
 図書館に所蔵されている書籍の多くは背表紙が見えるように並べてありますが

今月の という特設コーナーに、表紙を向けている本がありました

タイトルよりも著者名よりも、真っ先に私の目に飛び込んできたのが、

NHK『ひよっこ』でお馴染みのミニチュア写真家・見立て作家 田中 達也さんの装画でした。

表紙に惹かれて本を手に取ったのがきっかけとなって、青山 美智子さんという作家を知り、

既に『木曜日にはココアを』(2017年)、『猫のお告げは樹の下で』(2018年)、

『お探し物は図書室まで』(2020年)、『月曜日の抹茶カフェ』(2021年)はご紹介しましたが、

次々と発行される作品を図書館に予約しては、順番が来るのを楽しみに待つようになりました



『鎌倉うずまき研究所』(2019年)『ただいま神様当番』(2020年) 
表紙のお人形たちは、田中 達也さんの作品で登場人物。

 田中さんの『MINIATURE LIFE 展 見立ての世界』は各地の美術館やデパートで開催されていますが、

私も何年か前に見に行って、そのユニークな発想と丁寧な作りに、しばし目も足も留めたものでした。




嬉しいことにイベントでは でした


 「わたし」と「体」は別の生き物だと思っている。
 (中略)
 わたしの意思とは別のところで、体は好きなように生きている。
 勝手に空腹になり、勝手に眠くなり、勝手に爪や髪が伸びる。
 (中略)
 その逆もある。
 紙でうっかり指を切ってしまったり、何かが起きてどうにも心が揺さぶられるとき。
 勝手に傷口がふさがり、勝手に涙が流れる。
 わたしの失敗を責めることなく痛みを癒やし、わたしの感情のバランスをはかる。

 (『いつもの木曜日』より)

 あぁ、そういう捉え方もあるのかと、田中さんの見立ての世界と重なる気がしました。

田中さんと青山さんのコラボレーションは、私の知る限り7冊に及ぶと思われますが、

お二方の対談記事を読んだとき、お互いの作品を引き立てる相乗効果を感じました。

絵でも文章でも、頭や心の中を表現し、形に残せる仕事って素晴らしいなぁ。。


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日々の暮らし*『木曜日にはココアを』(著者:青山 美智子)

2022-11-17 | 本が好き
 故郷の札幌から初雪の便りが届く頃となりました。

冬の訪れと共に恋しくなるココア

「ホットチョコレート」では身も蓋もなく、「ココア」という名前にこそ郷愁を覚えますが、

ココアって、コーヒーや紅茶のようにどこのカフェにでも必ずあるというわけではなく、

スーパーの棚でも種類や品数が少なく、どこか遠慮がち。

でも、冬が近づくと人々の身も心も温める役割を担って、気のせいか売り場が少しだけ広がります。


 今日お薦めする本は『木曜日にはココアを』(著者:青山 美智子 2017年)

以前ご紹介した『猫のお告げは樹の下で』『お探しものは図書室まで』と同じ作家の作品ですが、

それらより前に、私が初めて読んだのが『木曜日にはココアを』です。



マグは WEDGWOOD と ANA のコラボレーション
秘書にゃんこの弟分であるベア君は、ティーポット柄のシャツで初登場「どうぞよろしく


 川沿いの桜並木のはずれに佇む小さなカフェに、毎週木曜日に来店してココアを注文する女性。

雇われ店長の「僕」が心の中で「ココアさん」と名付けたその女性を始めとして、

カフェを訪れる12人のエピソードを綴った物語は、ココアで温まったときのように読後感がほっこり

実は、表紙に写っているお人形が、その12人なんです。

それぞれのエピソードに、本人も気づかないままさりげなく登場する他の人たち。

お互いに面識はなくても、人と人はどこかで繋がっているのだと感じる物語の構成です。


 
『月曜日の抹茶カフェ』(2021年)
『木曜にはココアを』のカフェの定休日に、京都の老舗の若旦那が一度だけ開いた抹茶カフェ。
ここにも、『木曜日~』の誰かが登場します。



『いつもの木曜日』(2022年)
『木曜日~』の登場人物たちが心の内を語るスピンオフ短編集。


「木曜日」の今日に因んだタイトルの本をご紹介しました。

温かいココアでも召し上がりながらお読みになってはいかがでしょうか


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紅茶が好き*14 タイニートリア ティールーム

2022-11-12 | 紅茶が好き
 穏やかな小春日和の週末、最近スコーンに目覚めたという友人と二人でお茶時間を愉しみました。



三越英国展でおなじみの Tiny Toria Tearoom(タイニートリア ティールーム)



人形町の甘酒横丁に佇む小さなイギリス


 スコーンを初めて知ったのは、イギリス人の男性と結婚した先輩 CA が暮らす香港のお宅でした。

たっぷりの紅茶といただくスコーンは、ケーキよりもしっかりしていて、クッキーよりも食べ応えがあり、

ポロポロ崩れてお行儀よく食べられないのに美味しくて、すっかり虜になってしまいました

香港島の中腹にあるお宅に二度目に訪問したとき、キッチンに入って手取り足取り教わったのに、

今以て先輩の味には程遠く、美味しいお店があると聞けば拵えるより早いとばかりに足を運んでいます。

ご紹介した「タイニートリア ティールーム」と、日本橋三越の「フォートナム&メイソン」、

そして、三越から麻布十番に移転した「ジュリス ティールーム」が私の中でのスコーントップ



バーレイの器を惜しげもなく使うところもタイニートリアの魅力



オーナメントまでティーポットやカップなんです


 スコーンを美味しくいただくには、やはり紅茶が大切です。

しっとりサクサクのスコーンと丁寧に淹れた紅茶を求める旅はまだまだ続きそうですが、

友人も含めて、スコーンが日本に根付いてきたことを、とっても嬉しく思います


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秘書にゃんこ*都電に乗って村上春樹ライブラリーへ

2022-11-07 | おでかけ
 かつては都内を網羅していた路面電車も地下鉄の発達と共に徐々に衰退し、

昭和40年代の終わりに荒川線を残して全路線が廃止されました。

飛鳥山など桜の名所を通るため、5年ほど前に「東京さくらトラム」という愛称が決まったものの、

慣れ親しんだ「都電荒川線」という呼び名の方が一般的なように思います。



駅に階段がなく乗り降りに段差がないため、お年寄りの足として大活躍。
終点「早稲田」で下車



早稲田大学大隈記念講堂 昭和2年竣工 重要文化財



早稲田大学国際文学館(愛称 村上春樹ライブラリー)令和3年竣工 設計 隈研吾


 こちらはむしろ愛称の方が広く知れ渡っていて、昨秋のオープン当初は予約が取れなかったとか。

予約枠は1回30名で1時間半見学できますが、この回のほぼ全員が女性だったのには少々驚きました。


階段本棚



階段本棚の小さな人たちは『1Q84』のリトルピープル? それともテレビを運ぶ『TVピープル』?



『羊をめぐる冒険』で村上春樹さんが描いたイラスト



学生さんが運営するカフェ「橙子猫」(Orange Cat)
飼っていた猫のピーターがオレンジキャットという種類だったことから村上春樹さんが命名
お昼時で忙しそうでしたが、皆さん感じよく丁寧で、美味しくいただきました
季節野菜のドライカレーは栗原はるみさんがレシピを提供
小説にたびたび登場するドーナッツも注文


 村上春樹さんが自らの原稿や資料を多数寄託・寄贈したライブラリー。

愛読者には、あの世界に浸れる貴重な時間と空間でした


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