お箸*17 箸という字

2017-08-22 | お箸の世界
 今年も8月4日の 「箸の日」 に、「箸感謝祭」 に参列いたしました。

日本人にとって、手の一部とも言える 「お箸」。

その存在が当たり前と思ってしまいがちな 「お箸」 に、改めて感謝の意を捧げました。


 さて、少し早めに都内に着いたので、ちょうど見頃を迎えた蓮の花を愛でることに。

早起きの特権とばかりに、散策する人やカメラを向ける人が集う不忍池(しのばずのいけ)


     
     上野 不忍池 (東京都 台東区 上野恩賜公園内)
     見渡す限りの蓮  彼方に見えるのは 「弁天堂」


     
     とかく画像では花の大きさが伝わりにくいのですが、
     蓮の花の直径は、身長20㎝の秘書にゃんこサイズです。
     葉っぱに乗れば、おやゆび姫に見えるかも


     
     日枝神社 (東京都 千代田区)
     日本人のみならず、この日は外国からのお客様も多く参列。
     古くなったお箸を焼納する儀式を興味深くご覧になっていました。


     
     場所を移して昼食を。
      ANA インターコンチネンタルホテル東京 『雲海』


     
     箸袋を折って箸置き代わりにすることもありますが、
     やはりこうして用意されていますと、なんとも嬉しいものです 


 さて、本日のタイトルである 「箸という字」

「日」 の右上に点が付いている字と、付いていない字があります。

時代と共に漢字も変化し、さらに現代では 「書く」 よりも 「入力」 する機会が増え、

自分の意思と関係なく、設定した字体などによって、点が付いたり付かなかったりします。
(gooブログでは 「点」 が付いています)

ご参考までに 「漢字検定 1級・準1級」 では、点が有る字を 「標準字体」、

無い字を 「許容字体」 としており、どちらも正答として認められているようです。


 難しい事はさておき、私は 「箸」 と手書きする際、「点」 を付けています。

「竹かんむり(お箸)」 と 「者(人間)」 の間に有る 「点」 が、「箸置き」 に見えてしまうので

ちなみに本来の筆順は、竹かんむり → 土 → ノ → → 日 ですが、

「点」 を箸置きと考えますと、筆順は 「点」 を書いてから 「竹かんむり」  

いくら何でもそれはありませんが、お箸への思いが、漢字や箸置きにまで膨らむ今日この頃です


お読みくださいまして、ありがとうございます

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