お箸*24 箸置き(2)

2018-02-14 | お箸の世界
 少しずつ日が長くなってきたものの、朝晩の寒さは真冬並み。

関東地方の我が家でも、日陰にはまだ先月の雪が解け残っています。


 さて、今日はお箸を箸置きに置くときの置き方(ややこしい)について。

まず、お店などお料理を提供する側は、箸先が箸置きに触れないように置きます。

これは、お客様が口にする箸先が、何かに触れてはいけないというのが理由で、

(箸置きはもちろんキレイに洗っているでしょうが) 箸先を少し浮かせて置きます。


 そしてお客様も、箸置きからお箸の先を少し出して置くようにします。

これは、自分が口にした箸先で箸置きを汚してしまうことを遠慮するという、

お店側とは逆の理由ですが、相手への心遣いは共通しています。


     
     家族の食卓なら直に置いても構わないでしょうし、
     このようにシンプルな形の箸置きなら洗いやすいのですが・・・。


     
     口に入れる一寸ほどを浮かせて置けば、お客様の箸先が触れることも、
     そしてお店やお呼ばれした先の箸置きを汚す心配もありません。
       
     
 まるで時代劇に登場する 「箱枕」 みたい・・・と思いながら、

熱々のお鍋でほっこりする秘書にゃんこです


 お読みくださいまして、ありがとうございます。
 クリックしていただけますと励みになります

コメント (2)