とりあえず全身レジェンダリィ装備という目標は達成したので総評でも
リズムアクション+ルートシューターという新境地を目指したゲームではあったんだけども、どちらの作り込みも甘い…というかどうにも噛み合っていない箇所が多々みられなんともチグハグなゲームになってしまったなぁといった感じ
やり始めた当初はリズムに合わせて攻撃し敵を駆逐する楽しみは十分感じられるんだけども、ステージを進めれば進めるほどこの「リズムに合わせてアクションを行う」というのが無駄な足枷に感じられるようになるんだよね
というのも、一応大原則として「プレイヤーも敵もリズムに合わせてアクションを行う」というのがあるんだが、あくまでもこの「リズムに合わせる」という部分は「アクションを行う瞬間」の話であって、それが行われた「結果」に対しては適用されない
これがどういうことかというと「リズムによって放たれた弾丸やアクションはその後リズム外の存在になる」ということで、画面上に残る放たれた弾やらなんやらは既にリズム外の存在と化しており、これをリズムアクションでビートに合わせて処理とかどうとかが凄く難しくなるんだよね
特に顕著にこちらのリズムを狂わせる存在なのが「自身が撃った弾」で、トリガーを引くのはリズムに合わせて行うんだけども、放たれた弾丸の着弾は完全にリズム外の存在となっており、着弾までの距離によって着弾音が鳴る間隔が変わるのでこれに引っ張られるとリズムがあっという間に狂うのはマジで勘弁して欲しかった
それとリズムアクションを強調しいるのに、コンボ重ねることに対しての恩恵が薄くフィーバータイムなどのリアクション要素も無いので、音ゲーである必要性があまり感じられ無いというのも難点だったりする
ルートシューター部分は装備のレアリティ毎の差は明確に出ているので「掘る」という点に関しては十分楽しめる
ただプレイアブルキャラが全部で5人いるのは良いんだけども、キャラの差別化がただ単にアーティファクトとオーバードライブの違いだけでしかなく、スキルツリーなども存在しない為、ビルド云々を楽しめる要素がほぼ皆無といった点はちょっと残念だったりするかな
一応、装備に多様なOPが付くのでそれを組み合わせてちょっとしたビルド的要素は楽しめはするけども、それでもかなり薄味だったりはする
全体的に統括してみると作り自体は良いんだけども、それぞれの要素が薄味過ぎてもうちょっとどちらかに比重を寄せた作りにしても良かったんじゃないかと思ってしまう
つかね、曲が140曲もあるのに音ゲー部分の作りが薄味なせいか、なんかどれも印象に残り辛く、さらに前の記事にも挙げた通りステージギミックがあまりにクソ過ぎて「曲は良かったがステージがクソ過ぎて二度とやりたくない」といった現象も起きるので、なんか色々と勿体ない感じになってしまっている
個人的には値段相当には楽しめたので買って良かったとは思っているけども、これを人に薦められるかといったらちょっと難しいかな
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