昨日の”デュランvsゴロフキン”ブログでは、80年代の黄金のミドル級と2010年代の凋落のミドル級の違いを大げさに描いたつもりだ。 実際に闘えば、そこまでの極端な差はないかもだが、満更外れてもいないと思う。 そこで今日は昨日に引き続き、ボクシングのそれもミドル級の話題です。 昨年の12月、WBAミドル級王者の村田諒太が同級8位スティーブン•バトラーに5回2分45 . . . 本文を読む
”The Infinitive Fight”というタイトルで、デュランとゴロフキン(GGG)のファンタジーマッチのポスターが目に入った。 いい感じに仕上がってると思った。ゴロフキン優位というのも、デュラン贔屓にしては悔しいが。実にリアルでもある。デュランvsGGG、夢の対決 さてと、”デュランvsロマチェンコ”ブログでは、ウエイトの違いもあってか、 . . . 本文を読む
先日(11/11)の”その1”では、43年ぶりに再び蘇った大場が、ノンタイトル戦で亀田和樹を軽く血祭りに上げ、井上尚弥との挑戦権を得た所まで書きました。 さて、いよいよ運命の決戦が始まります。 試合は2020年の3月7日に決まった。会場は昨年の11月にカネロとコバレフが戦ったMGMグランドホテル。 3週間前にラスベガス入りし、万全な体制で臨んだ井上に対し、大場は僅か10日 . . . 本文を読む
大場は、井上とドネアの試合を桑田トレーナーの自宅で眺めていた。 しかし、この試合を見て、大場は考えを変えた。”もしかしてこいつは、オレよりもポテンシャルが高いかもな”と。 桑田は言い放つ。 ”思った以上に打たれ強い。あれだけの負傷を負い、ドネアの左を何度も喰らいながら、冷静に戦ってたな” 大場も頷いた。 ”メディアが騒ぎ立てる様に、日本 . . . 本文を読む
”大場アナザストーリー”(全10話)では、大場政夫が階級をバンタムに上げて、WBC王者カルロス•サラテ(メキシコ)と戦ったらという架空の想定で、ブログを建てました。 勿論、我らが大場政夫が負けたらシャレにもならんので、何とか勝つプランを探り、油断したサラテが大場にまさかの5RKO負けという、やや無理のある展開にしました。 当然、実際に両者が拳を合わせれば、余程の . . . 本文を読む
ボクシングのIBF世界ミドル級王座決定戦が6日(日本時間)、NYで行われ、元世界同級3団体統一王者のゲンナジ―•ゴロフキン(写真左)が、IBF3位のセルゲイ•デレビヤチェンコ(同右)に3−0で僅差の判定勝ち(115−112、115−112、114−113)を収めた。
昨年9月に、サウル•アルバレスに判定負けして王座 . . . 本文を読む
前回の”その2”では、とうとうモハマド•アリが捕食者フォアマンを仕留めますが。まるで最後の最後で、神がプレデターを粉砕した感じでした。映画のエンディングを見てるみたいで、峠を過ぎたアリがシンデレラボーイに見えた程です。
世界中のボクシングファンも、この時ばかりは、アリに神を見たんでしょうか。 しかし、本当の神を見たのは、アリではなくフォアマンでした。
そ . . . 本文を読む
土曜日といってもやる事もないので(悲)、”フォアマン伝説”を続けます。 前回の”その1”では、”キングストンの惨劇”までを述べました。 まるで、プレデター(捕食者)の形容がピタリ合うほどの凄まじい躍動に、あのフレイジャーが、自らマットに沈んでいった印象を受けた。その後、東京にも来日し、ホセ•ローマンを迎えた2度目の . . . 本文を読む
この記事は、1年程前に書いて温めてたんですが、投稿するきっかけが中々掴めず、お蔵入りしてたものです。 元々フォアマンの大ファンで、ボクシングの概念を一変させた神様だと今でも思ってます。ボクシング経験者なら、アリよりもフォアマンの偉大さに畏怖するでしょうか。 そこで、3回に渡り、プレデター級の破壊王”ジョージ•フォアマン伝説”です。噛ませ犬とは? ボクシングの世界 . . . 本文を読む
ネタ的には少し古くなったが、村田の豪快なKO劇には感動した。日本古来の大和魂を見せつけられた様で、少しカッコ良すぎて嫉妬すら感じた。でも試合後のコメントが泣かせる。 ”不安がない訳がないでしょ。不安がなかったら、ルーティーンなんてやらないし、哲学的な事なんて考えない。不安があるから頑張るし、成長する。不安があるから俺のファイトに共感していただける。自分はヘタレやし、それでいいと思う . . . 本文を読む