昔、松任谷由実さんの恋愛相談がラジオでよく流れていた。50歳代前後の人なら、知ってる人も多いだろうが。ホント聞いてて笑いが止まらなかった。
思春期に悩む若き乙女達は、藁をも縋るように彼女に答えを求めた。そして彼女の答えの殆どが、”思い切って告白よ”だった。多分、9割は玉砕した?であろうか(笑)。
川端康成の「雀の媒酌」に、”結婚の相手を選ぶとは結局の所、おみくじを引く様な、銀貨の表か裏かを判じるくらいのもの”という言葉がある。
3年前に結婚したタレントの相武紗季(写真)の旦那の父親は、“二代目道仁会の大親分”というのは有名な話だ。
売上15億の化粧品会社社長という事で、度胸を決め、プロポーズを受けたんだろうが、見事に裏目に出てしまった(悲)。1年間の交際中、新郎の”黒い生い立ち”すら知らなかったという笑えない話である。”黒い交際”は吉本だけではないのだ。
同じ様に今回の参議院選挙も、”迷ってるなら投票しよう”とブログで叫んだら、思い切り野党の完敗に終わった(笑)。全く選挙という名の地雷を踏んだ形となった。ケッケッケーのケだ(悲)。
告白という名の玉砕
長年付き合って、この人なら間違いはないと思う程に、バカを見るのも人生の大きな特質ではある。結婚してみたら、全く違う人だったという話はよく耳にする(笑)。
松任谷由実の恋愛相談じゃないが。思春期の”思い切り”系告白にて、何故?玉砕するのか。それは同じ年頃の女性に比べ、男は精神的に成熟してないからだろう。
つまり思春期の男の子は、肉体だけは成熟してるから、頭の中はブロンド娘が股を拡げてるシーンだけが、常に脳裏を巡ってる。
そんな時に思春期の乙女たちが、心をこめて心臓をバクバクさせ、震える声で一生に一度の告白しても、男からすれば、この女?ひょっとしたらヤラせてくれんの?って事になる。
勿論、逆のケースも多々あるだろう。肉体的に成熟した娘に、ウブな文学青年が誠心誠意を込め、リュシアン風(バルザック「幻滅」)に告白しても、よくてポ〇〇ンをシャブられるのが関の山だろう。
上述の相武紗季にしても、年商15億という大金に目が眩み、将来の人生の伴侶に対し、全くの盲目になってしまった。旦那にしても、30過ぎの期限切れアイドルだから、”黒い過去”を伏せてもバチは当たらんと腹を括ったか。
つまり、恋愛と結婚とは基本的に裏切られる為にある。それはバルザックがゾラが証明してるではないか。
結婚もある意味、”人間魚雷”に近い。勿論、魚雷でも運良く出来のいい人に命中すれば、戦争同様に戦果を上げる事は可能だが。大半が戦争同様、外れに終わる。
というのも、”モテ男”や”成り金”というのは、質の悪い不遇な環境で育ったのが多い。羽賀研二なんてその典型だろう。
逆に、結婚詐欺に引っ掛かる女性の多くは、育ちのいい純粋無垢な人が多い。品が良く出来のいい女性ほど犠牲になるのもそのせいか。
恋愛も結婚も学ぶ為にある
しかし、恋愛も結婚も学ぶ為にある。という私は独身のままであるが、結婚しないでも、いや結婚できなくとも、学ぶ事は沢山ある。
あるブログ友は、”人は賢くなる為に結婚する”と言ってた。的を得た鋭い論理である。
結婚に多くを求める女性は多い。故に、結婚に裏切られる女性も多い。前述の相武紗季はその典型だろう。結婚に金を求めたら、待ってるのは破滅か。
しかし、結婚適齢期を過ぎた女の前に、大金とブランド物を見せつけたら、心は簡単に揺れ動く。女とはそういう生き物だ。
男は結婚すると変わると言われるが、それは女も同じであろう。男は結婚に現実を見て、女は結婚にロマンスを求める。当然そこにはギャップやギミックが存在し、やがて見えない壁が作られる。
所詮、結婚とは赤の他人同士の”法的組合せ”と”情的融合”に過ぎない。しかし、長く一緒に住んでれば、家族の結束による、子孫繁栄という化学反応を引き起こす。
しかし、赤の他人とは言え、成熟した男女が同じ一個屋根の下で共同作業して暮らすというのは、様々な困難辛苦が待ち構える。「大草原の小さな家」みたいな、ロマンチックでメルヘンチックな物語とは程遠い。
結婚という名の危険な綱渡り
家族という次元で考えると、結束というのは最大の武器である。しかし、家族の因子の1つである子供は大きくなり、思春期になると豹変する。
小さい頃は、殆ど手の掛からなかった筈の”良い子”が突然大型化し凶暴化し、手が付けられなくなる。重犯罪でも起こそうものなら、その時点で家族は崩壊する。
結婚生活とは、まさに”危険な綱渡り”の連続なのだ。地雷源を何とか潜り抜け、無事子供がグレる事なく成人し、家庭を持ったとしよう。
すると今度は旦那の番だ。今まで真面目一本で仕事人間だった男が、いい歳して水商売風の派手な若い女に目が眩む。そう人生の地雷源は、色んな所に埋まってるのだ。
水商売系の女にとって、子育てを無事終え、開放された”クタビレ”親父はいいカモだ。退職金と老後の年金の大半を巻き上げ、女は何知らず顔して若い男とトンズラする。
全てを失った親父は、そこで初めて人生の儚さを、家族の温かみを知る。しかし、家に帰っても古女房は全く口を聞いてくれない。それでも妻の出来が良ければ、冷めた料理くらいは残してくれるだろうか。
”結婚から学ぶ”とは?
しかし悲しいかな、資産を食い潰した親父には用はない。そして、結婚から何も学べなかった男は一人になり、やがて孤独死を迎える。
一方、結婚からあらゆるものを学び、賢くなった女は、逞しく生き延びる。時代に上手く順応し、信仰や神に縋りながらも、時代に沿うように生きていく。
結局、オスはメスには勝てっこないのだ。
”結婚から学ぶ”とは、そういう事なのだろうか。勿論、私は結婚してないから本当は何も分からない。
ただ結婚というのは、残酷で冷酷で危険なものだろうが、我らサピエンスを賢くしてくれる教訓が一杯詰まってる。
つまり、結婚に何を求めるかではなく、何を学ぶかであろうか。
今回の選挙の結果でも判る様に、選挙に何を求めるかではなく、何を学ぶかである。学べない間は、何度選挙をやっても与党の圧勝に終わる。そして、メディアも話題にすらしない。
”金持ち選挙せず”とは、よく言ったモンだ。
相武紗季の旦那の父親は、彼が中学校の時に亡くなったと聞きます。内部抗争という事ですが。自宅に戻った所、頭を撃たれたそうです。
でも、結婚する前に旦那の親族に挨拶くらいはするでしょうし、判んなかったんですかね。芸能界に黒い社会というのは当り前の事なんでしょうか。
相武紗季も極道の妻へ一直線ですか。親族付き合いとか大変でしょうね。幹部連中からたらい回しにされるとか。どんな披露宴だったんでしょうか。その手に人が半分は占めたでしょうに。
でも見りゃ判りそうなのに、逃げようにも逃げれないんですかね。合掌。
我らサイエンスには、自己満足という最大の虚構で、最大の武器があります。少し悲しいですが、そう思う事にしましょうか。
tokoサン言ってたように、結婚の前に親戚に挨拶するわけだし、その時に見りゃわかるでしょうに。単にお金だったのかな?
清潔そうなタレントに見えたんだけど、腹の中は何とかってやつね👋
確かに今は、その手の関係者も一見しただけでは判らないそうです。事実ヤクザから足を洗った人も、ブラックの会社を見分けられずボコボコにされたそうです。
近い将来、ヤクザがまともになり、一般人が平気で暴力や犯罪を犯す様になるんでしょうか。逆にこっちのほうが怖いですね。
でも旦那は優しくいい人みたいですよ。その優しさが逆に怖いんですが(笑)。
が、相武紗季さんは残念な方と結婚されたようですね。
結婚されたからには幸せになっていただきたいです。
でも旦那さんは優しい普通の人らしいです。全てはいい方向に考えたいです。
HPはもう存在しないのかな?
一時は離婚騒動もあったけど
第二子も生まれたという事で
大物ヤクザの息子と
元タカラジェンヌの子供って
どんな感じなのかな
混ぜるな危険ってやつか
それなりに覚悟も出来たんでしょうね。
ご多幸をお祈りするばかりです。
これ以上は怖くて言えません。