毎日、”リーマン”ブログのバックナンバーを呼んでくれてる方有難うです。特に、”その1”を読んで下さってる方、”更新版その1”も宜しくです。もう少ししたら、”その1”の更新が全て終わりそうなので。色々と思うんですが、”解析接続”にこそリーマンの肝が込められてる様に。辛抱強く解析接続を重ねる事で、難関不楽の山を一つ一つ超えていったんですね。
それと、大谷とベーブルースに敬意を評し、カテゴリをベーブルースから独立させ、タイトルも”たかがルース、されど大谷”から、”たかが大谷、されど大谷”に変える?かもです。あくまで予定ですが。
8月に入り大谷特急全開です。今日も凄いホームランを放ちました。特に、8/4の二打席連発が大きなキッカケになった様ですね。
オールスター明けの7月後半は、全くのスランプ状態だったんですが。大谷のパワーが彼自身を救った形となってます。
多分、イチローと松井を足してもお釣りが出る程の才能ですね。正直、ここまで凄いとは、全くアンビリーバボですな。
でも、お陰で冷え込みつつあった”されど大谷”ブログも、ルースから独り立ち出来そうな気配になって来ました。
やはり、大谷は二刀流よりも、打つ方に専念させて、何シーズンか様子見した方が、チームの彼の為になりそうな。
と、今までは私の予想は外れっ放しですが。さあ、ここからがお得意のガチの反論に入ります。大谷ファンには耳が痛いんですが。
まず、ボールが飛び過ぎる。少なくとも5%程は飛びますな。実際、14年から17年の間に本塁打が46%増加し、昨季は史上最多の6105本塁打を記録。ステロイド全盛の2000年の5693本から400本ほど上回った。イラスト参照です。
現在の公式球は15年球宴以前より、約2.6m遠くへ飛ぶとの試算も。”飛ぶボール”の芯は、以前のものより0.5グラム軽くなり、40%密度が薄い事が判明。また、芯の素材も変化が見られ、それが芯の重量と密度の変化に繋がってると。
その上、縫い目が低くなり、変化し辛くなった事は、投手は低めの変化球より高めの速球で勝負せざるをえなくなった。フライボール革命との相乗効果でよりボールは遠くへ。結局、”飛ぶボール疑惑”は正しかった。
それに、年々球場が狭くなってるのも事実。両翼は100ft前後で殆ど変わらないが。膨らみが殆どなくなった。殆どの球場がヒッターズパークと変貌した。
実は、この”ホームラン革命”には、MLBの苦しい台所事情がある。放映権料が当てにならなくなり、各球団は集客利益を上げる為、花火大会みたいなアーチ合戦を演出する必要に迫られた。余程の野球通じゃない限り、安直な本塁打競争は魅力的映る筈。
アテネ五輪では、野球を全く知らないギリシャっ子は、ボールが上がっただけで狂喜乱舞してたという。
それに加え、メジャーのレベルが急激に落ち込んでる事は非常に致命的に思える。プロスポーツや娯楽の多彩化と分散化。大衆の価値観の多様化。今や国民的娯楽の王道としてのスマホの登場。有り難い事に?これらは、メジャーの空洞化に大きく寄与してる。
それでなくとも、メジャーの質と量と濃度の低下は留まる事を知らない。80年代のコカインリーガーの永久追放に、93年のストライキや90年代後半のステロイドによる信用の低下と、球団拡張による空洞化と慢性化した極端な球団格差。
それに、あまり目立たないが、戦後のMLBを支えてきた黒人リーガーの比率の大きく落ち込みもメジャー崩壊の序章と私は見る。1947年にJロビンソンが壁を破って以降、黒人選手が年々増加し、1981年は18.7%が黒人だったが。
近年は完全にジリ貧し、2004年には黒人の割合が初めて10%を下回り、昨シーズンはついに過去最低の7%を記録した。
因みに、MLB(2017)では、白人57.5%、ラテン系31.9%、黒人7.7%、アジア人1.9%。NBA(2016-17)では、黒人74.4%、白人19.1%、ラテン系4.9%、アジア人0.7%。NFL(2016)では、黒人69.7%、白人27.4%、ラテン系0.8%と。
これを見ても解る様に、体力に劣るアジア系が唯一活躍出来るスポーツが野球なんです。何だか肩身が狭いですな。
野球はのどかな単発系競技の典型で、動きが異常なまでに少ないのが特徴。攻守も機会がなければ動かない。ボクシングは勿論、バスケ、アメフト、サッカー、テニスは絶え間なく動くから、膨大なスタミナとスピードに瞬発力が必須だ。
野球選手と言えば、投げるか打つかどちらかで一芸に秀でてればいいし、必ずしもそれらが必須ではない。今や哀しいスポーツなんですな。
黒人の子供たちにも”ベースボールはスローだから退屈だ”と言う始末。彼らにとって、”ベースボールはクールじゃない”のだ。
当然、彼らの身体能力は全人種の中でもすば抜けるから、それを活かせる競技の方が単純に楽しいと。
つまりは、背の高い者勝ちなバスケ、デカい者勝ちのアメフト、腕力が強けりゃボクシングという事。人間て単純で正直な生き物なんですよ、何時の世も。
結局、野球というのは、ある程度知識を積まないと楽しめないゲームで、将棋や囲碁の様なもの。野球好きな私も、今のメジャーなら、日本のプロ野球の方がずっと面白いし、スリルがある。見てて苦痛なんだよMLBはね、間延びしたあのアホズラしたメジャーリーガーを見てると。
故に、4時間を超えるだらけた試合展開に、黒人だけでなく、さすがの現代人も野球ファンもソッポを向く。
かつて、ルールは複雑過ぎて、試合時間が長いという理由で、クリケットがアメリカから消滅した様に、ベースボールもアメリカから姿を消す条件は全て揃ってるのだ。
やはり、私めが提案する”タイブレークベースボール”こそが、救世主になり得るのか。何だか、大谷の活躍から大きく逸れてしまいました。悪しからずです。
そうなんですよ、今年もボールが飛びすぎますね。
噂によるとコスタリカ製のものにして、より飛ぶ様になったらしい。それに三振の数が急増してます。
2017年の6105本の記録を塗り替えそうな勢いです。それにステロイド全盛の2000年前後でさえ三振率は約5.3打席に1つ。それが2010年以降は4打席強に1つとなり、今年はとうとう4打席を切ってます。
フライボール革命というより、打撃が雑になっただけ。こんな子供騙しのやり方で、余計にファンは遠のくでしょうに。大谷の快挙は喜ぶべきですが、少し複雑です。
大谷のサイクル安打も嬉しいけど、2017シーズンを上回る飛ぶボールだもの。
非力な打者でもかっ飛ばす時代。
何だか嬉しくもあり、少し複雑だ。
全くですね。ここ3年程は打者として出続けた方がメジャーとしての体力もつくと思うのですが。日本のメディアやアホな解説者は、どうして狂った様に二刀流に拘るんですかね。
1シーズンを通して出続けない限り、どちらも中途半端で終わりますね。
何で二刀流に拘るんですかね。今シーズンの残りは打つ方のみに専念させた方が、チームニも本人にもベストのような気持ちがします。
それと外野くらいは守れた方がいいのではと。DH専門のプホルズと被るので、どうしても出場機会が途切れ途切れになりますね。大谷の若き類まれなる才能は、プホルズの長年のキャリアを越えてるような気も。
今のままだと、転んださんの言うとおり、宝の持ち腐れになりそうな気もします。
tomasさんが呆れ果てるのも理解出来ます。
何だかアメリカって全てが時代遅れのような気がします。もう今のアメリカに自由と夢はないですね。
大谷が活躍できるのも、転んださん言う通り、メジャーの質とレベルが落ちてますもの。チケットの売り上げも相当落ち込んでるみたいです。
トランプも下種な生き物ですが、アメリカもそれ以上に下種な国家になり下がってるように思えます。栄枯盛衰とはよく言ったものです。
でもそんな中、大谷には頑張ってほしいですが。