”真夜中の訪問者その17”で、3人の男を殺した夢を見たんですが。
今度は男ではなく女でした。でもかなり怖い夢でした。
舞台は8階建ての大きな学校だった。7階にある教室に向おうとした所、間違って1階余計に上り、再び階段を降り、7階の教室に向おうとした所、女子高生の笑い声が聞こえた。
”バッカじゃないの、階を間違えるなんて”
明らかに人を見下した様な声だった。これが、ごく普通の嘲笑なら私も許せただろう。しかし彼女の”それ”には、明らかに悪意と侮蔑とある種の殺意が含まれてた。
俺は少しキレた。”この女はギャフンと言わせなければならん”
私は再び8階へ上り、スマホに夢中になってる”ブタ女”から、強引にスマホを取り上げた。
”このスマホを返して欲しかったら、今言った事を土下座して謝れ!”
女子レスラーみたいな体格の、如何にも面の皮の厚そうなブタ女は、私めの威圧する態度に押されたせいか、不貞腐れながらも土下座して謝るふりをした。
問題は、そこで全て終わる筈だった。勿論私もそう考えた。
しかしブタ女は、土下座はしたものの、私に悪態を罵った。
私は再びキレた。彼女のスマホを真っ二つに砕いた。
すると女もキレた。とうとう本性を顕にし、突進してきた。私は女をガッチリと受け止め、体ごと壁に叩きつけた。ブタ女は場の家畜の様に、ゲンナリとなった。
再び女を正座させ、大声で100回謝る様に、女を怒鳴りつけた。私も本気だった。
女は数回謝ると、再び立ち上がり、持ってたボールペンを取り出し、腕を真上に振り上げ、襲いかかってきた。今度は女も本気だった。まるで狂気が襲ってくるみたいで、背筋が凍りついた。
私はボールペンを持つ女の腕を両手で締め上げると、女は片方の腕でもう一本のボールペンを取り出し、私のこめかみ辺りに突き刺した。傷口は深くはなかったが、鮮血が派手に飛び散った。
私はブタ女の頭髪を鷲掴みにすると、コンクリの壁に思い切りぶつけた。女は再びゲンナリとなった。
その時、友人らしき小柄な女子高生がやってきた。彼女に目を奪われてると、背後からブタ女が襲ってきた。
小柄な女が間に入り、仲裁しようとするも、狂気と化したブタ女は、華奢な女を軽々と壁に投げつけた。叩きつけられた娘はピクリともしない。
”本気でヤラないとこっちが殺される”と私は思った。
私にも狂気が蘇った。野獣と化した女の首を羽交い締めにすると、口から白い泡を吹き出し始めた。ややグッタリとなった女の側頭部を、思い切り壁に叩きつけた。
怒りはまだ収まらなかった。足元に横たわるブタ女の頭骨に、右の拳でトドメを刺した。”グシャッ”という鈍い音がした。
我に戻り気がつくと、警察が来て、小柄な女子高生に尋問していた。頭蓋骨が砕かれた女にはシートが被せられてた。
”嗚呼、俺はとうとう人を殺してしまった”
私が自分のした罪に項垂れてると、救急隊員が駆けつけてきた。
”大丈夫ですか?大変だったですね、すぐに処置をします”
手当を受けてる間、不思議と私には警察からの事情徴収はなかった。あの娘が上手い事言ってくれたんだろうか。
私は少しホッとした。
でもあのデブ女は、何処かで見た事のあるような女だった。
そうこう思う内に目が覚めた。
ああ、私が殴り殺した女は、昨夜”エロチューブ”で見た、巨漢系のAV女優だったのだ(笑)。
何だかおかしくなり、吹き出してしまった。でも左のテンプルに受けた生々しい衝撃は、しっかりと脳裏に残っていた。
しかし、私を救ってくれた小柄な女子高生は、一体誰だったのか?不思議と彼女の顔を思い出せない。
再び夢に出てくれると助かるのだが。美味しい夢は早々あるもんじゃない。
夢の中でストレス解消してはるのかしら?
転象さんをかばってくれた女性は転象さんのタイプでしたか?
仲裁に入った娘は、やはり記憶にないですね(笑)。
でも、怖さという点では一番怖かったです。
夢って、無意識に創り出す錯綜した脳神経回路の乱れかもです。まそれだけ脳が疲れてるのかなです。
でも夢って無意識に思ってることが登場するとも聞いたことがあるます。
無意識に錯綜する脳神経の疲れとも言えますよ。でも怖いといえばとても怖い夢でしたね。合掌!
脳神経がまともに働いてない証拠ですかね。ともあれ、殺されなくてよかったです。