私が見る夢には、大きく分けて二種類ある。
思い切り都合のいい夢と、悪夢のような最悪の夢。
勿論、前者のような夢ばかりなら理想的だが、(夢の中であればだが)悪夢というのも満更悪くはない。
しかし最近は、意外な有名人がよく登場する。まるで”真夜中”というより”予期しない訪問者”である。
ただ、夢に出てくる有名人は(決まった様に)人がいい。みんな優しいし、性格も穏やかだ。反日のブルース・ウィリスもとても穏やかだった。ケイト・ベッキンセールさんもとても優雅で優しかった。
布団の中で見る夢は、私にとって現実にはありえない贅沢な楽園である。
勿論、現実の世界で描く夢は、実現するはずもない。実現しないから夢ではあるが、眠りについた時の夢は既に完成されている。脳が勝手に創り上げた夢ではあるが、その世界の中で私は優雅に泳いでるのだ。
時間こそほんの数分だが、目の前の有名人と対等な立場で会話をし、或いは情事をともにする。
夢は記憶を整理する為に見るとの研究報告もあるが、有名人を登場させて、イヤな思い出を削除してくれて、それでストレス解消になれば、これほど理想的な記憶整理術もない。
兄の法事と大きすぎるお坊さん
夢の中で、死んだ筈のお袋と一緒に兄の法事の準備をしていた。
私は法事とかが大嫌いな人種だから、手っ取り早く済ませたかった。
しかし、母は一生懸命準備をしている。
私は母に言った。
”どうせ、ヘボな坊さんの経読みだけだから、何も用意せんでエエ”
母は、さっと煮ただけのほうれん草を仏壇に上げて、そのまま去っていく。
すると、後ろからいきなりドスの効いた怒鳴り声がした。
いきなり私の兄の名を叫んで、読経が始まる。後ろを振り返ると、何と清原和博じゃないか。
(声と同じく)彼はとてもデカかった。
一連のシャブ事件で反省したのか、お坊さんに転身していたのだ。
お座敷にいたのは、私と清原だけであった。
お経が終わると、TVで見る以上に大きく感じた彼と、何を話したのかは全く覚えていない。
しかし、不思議と(現役時代の)上から威圧する様な、危険で凶暴なオーラは感じられなかった。
私は彼が”入れ墨をしてるのか?”訊ねようとした。その時、夢から覚めた。
私はベッドの中で、清原の事をずっと考えていた。
なぜ彼は(明らかに小心者なのに)薬物に走ったんだろうか?
夢の中にいた彼は、ごく普通の大きな男に過ぎなかった。声はデカかったが、気は小さい。そんな典型の大男にも思えた。
そんな彼だが、どんな心境の変化があったのだろうか?
でも、兄の法事に参加してくれて、お経まで読んでくれて、不思議と感謝の気持ちでいっぱいである。
こんな法事なら、毎日でもやりたいもんだ。
ナベツネが清原の母に土下座して清原を読売に引き入れたとされます。
それで清原は天狗になったんでしょうね。
悪いのは勿論、清原ですが、その原因を作ったのはナベツネという矛盾です。
桑田に関しては、素直に早稲田に行くべきでした。フランケンシュタインみたいなバカ息子を見るにつけ、つくづくそう思います。
二人共、野球選手としては好きだったので、今に思うと残念ですね。
あそれと、安室奈美恵も夢に出てきました。ここ数日、想定外の有名人が立て続けに登場しますが、後日記事にする予定です。