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エコポイントで人気の家電
景気はまだまだ厳しい状況が続いているが、昨年(2009年)の家電とIT市場における販売動向は、家電量販店で前年度売上げ増4.1%を記録した(GfK調べ)。これは、エコポイント制度による薄型テレビ、冷蔵庫の販売数量増、Windows 7効果による個人向けPCなどが売り上げに貢献したようだ。
さて、エコポイント制度と言えば、地球温暖化防止、経済の活性化、地上デジタル放送対応のテレビの普及を目的として、省エネルギー性能の高い「エアコン・冷蔵庫・デジタルテレビ」を購入した者に対して、一定のエコポイントを付与し、これを使ってエコ商品等を購入できるようにするという制度である。
我が家にも1台アナログテレビがあるので、この制度を利用したいところであるが、いつまでやっているのだろう?
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エコポイント期間を延長
調べてみると、エコポイント発行期間は、平成21年5月15日~平成22年3月31日購入分まで...あと1ヶ月ちょっとしかない。そして、 エコポイント登録申請受付期間は平成21年7月1日~平成22年4月30日、エコポイント交換期間は平成21年7月1日~平成24年3月31日である。
これについて、政府は省エネ家電製品の販売促進を目的にしたエコポイント制度の購入・申請期限を延長する方針を固めた。
家電エコポイントの発行対象となる対象製品購入期間は、平成22年12月31日までとなる。これに伴い、エコポイント登録申請受付期間やエコポイント交換期間も、現在変更を検討しているところであり、決まりしだい周知する予定だという。
この理由は、引き続き経済の活性化のため、そして、対象商品の購入者の半数程度しか申請手続きを済ませておらず、ポイントが大量に失効する恐れがあると判断したためだ。申請を促すために、手続きの簡素化も検討するという。
たしかに申請手続きがわかりにくい、面倒だという人もいるだろう。私もその一人だ。いずれにしてもエコポイントを受けられる期限が延長されるとなれば、利用しない手はない。そこで、もう一度「エコポイント」とは何か?まとめておきたい。
エコポイントとは何か?
エコポイントとは、正式には「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」であり、日本政府が2009年年度の補正予算において、経済対策の1つとして行っている事業である。環境省・経済産業省・総務省が所管する。事業予算は2,946億円。
エコポイント事業は、地球温暖化防止、経済の活性化、地上デジタル放送対応のテレビの普及を目的として、省エネルギー性能の高いエアコン・冷蔵庫・地上デジタル放送対応テレビを購入した者に対して一定のエコポイントを付与し、これを使ってエコ商品等を購入できるようにするという制度である。
2009年5月15日以降、2010年3月31日までに購入した対象商品が、エコポイント付与の対象となり、エコポイントに相当する指定商品との交換の受け付けは事務局が行い、交換は事業者を介して行われている。
エコポイント対象商品
2009年5月15日以降の購入に関して適用される、エコポイント事業の対象家電製品については、統一省エネラベルの4つ星以上の「エアコン」、「冷蔵庫」、「地上デジタル放送対応テレビ」および、4つ星相当として扱うことが適当と認められるものとして、以下の通りとされている。
エアコン:2009年5月上旬に予定される、改正後の統一省エネラベル4つ星基準を満たす製品
冷蔵庫:2009年5月1日から実施される、改正後の統一省エネラベル4つ星基準を満たす製品。但し、該当製品のない定格内容積400リットル以下の冷蔵庫については、現時点で省エネレベルが最高水準にある製品(改正前の統一省エネラベル5つ星基準を満たす製品)
地上デジタル放送対応テレビ:現行の統一省エネラベル4☆基準を満たす製品、統一省エネラベルの基準が設定されていない以下の製品につき、現行の統一省エネラベル4☆相当の基準を満たすと認められるもの。
液晶ディスプレイテレビ、プラズマディスプレイテレビ、有機ELテレビ、デジタルチューナーを内蔵したPCの液晶ディスプレイは対象外
統一省エネラベルの基準で4つ星以下の製品は、省エネ性能が優れていないと言う訳ではなく、その評価は、過去の同クラスの製品の省エネ性能を基準に設定されている。例えば、テレビなら液晶サイズ、アスペクト比、画素数など、それによって細かく区分が分かれていて、全メーカーで共通の基準が設けられている。
評価が5つ星でも、消費電力が大きいクラスの製品は基準となる値も大きいことが多く、もともと消費電力が少ない製品と比較した場合は、4つ星以下の製品よりも消費電力が大きいこともある。買い換えの際は省エネ達成率だけではなく、年間消費電力量も必ず確認したほうが良い。
エコポイントと何が交換できるか?
交換できる商品は大別して「商品券・プリペイドカード」「地域型商品券」「全国型の地域産品」「都道府県型の地域産品」「省エネ・環境配慮製品」に分けられるが、交換できる商品の種類が非常に多い(200点以上)ため、一部を抜粋した。
電子マネー:交通系(Suica、PASMO、ICOCA、TOICA、SUGOCA、はやかけんなど)※既存カードを利用したチャージはできない。買い物系(nanaco WAON Edy など)
金券類 :ギフトカード(JCB、三井住友VISAカードなど)・オレンジカード・おこめギフト券・全国共通すし券・図書カード・花とみどりのギフト券・旅行券(JTB、日本旅行、近畿日本ツーリストなど) ・全国百貨店共通商品券・セブン&アイ共通商品券・イオン商品券・クオカード 地域の商品券・産地直送品 など
エコポイントの申請のしかたは?
ポイント付与及びこれを利用した様々な商品との交換を行うに当たっては、以下の書類が必要となる。
保証書のコピー(購入日、購入店が分かること)・領収書またはレシートの原本(購入日、購入店、購入製品、購入者名が分かること) ・家電リサイクル券の排出者控えのコピー(新たに対象家電製品を購入し、同種の古い家電をリサイクルした場合に限る)
エコポイントの登録には、エコポイント事務局への申請が必要。申請方法は2種類ある。1つはインターネットによる申請。もう一つは書面による申請。どちらも必要事項を記入する。申請書については、家電販売店に置いてある。
また、必要書類として、保証書(コピー):購入日、購入店、購入製品の型番・製造番号が分かるもの 領収書/レシート(原本):購入日、購入店、購入製品の型番、購入者名が分かるもの 家電リサイクル券の排出者控え(コピー):リサイクルされた方のみ必要... があり、申請書に必要書類貼り付け後、原本を封筒にいれて郵送する。
宛先は 〒119-5085 郵便事業株式会社 新東京支店留 グリーン家電エコポイント申請係 である。
参考HP Wikipedia「エコポイント」・グリーン家電普及促進事業「エコポイント」
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