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150年ぶりに進化?新型エンジン「IRIS」「HCCI」で、エネルギー効率アップ!

2012年05月04日 | テクノロジー

 150年ぶりにエンジンが進化する?
 考えてみれば、内燃エンジンは、1870~80年代にニコラウス・オットーやゴットリープ・ダイムラーといった発明家たちが設計を完成させて以来、150年近く基本的な仕組みは変わっていない。当初から大量のエネルギーが浪費されてきた。一般的なピストンエンジンの乗用車の場合、車両を動かすのに利用されるエネルギーは燃料タンク内の燃料が秘めるエネルギーの3分の1以下で、残りはほとんどが排熱として失われる。

 米国のティレマン・ディック兄弟は、ピストン駆動のかわりに、目の虹彩(iris)のように拡大と収縮を繰り返す「内部的衝撃放射構造(IRIS:internally radiating impulse structure)」を開発。これまで、エンジンの熱エネルギーは、ピストンを動かすことだけに使われてきた。その結果、ピストンは上下に動かせるが、エンジンの壁面にいくら熱エネルギーを与えても、それは無駄になってしまっていた。これがピストンエンジンのエネルギー効率の限界だった。

 IRISエンジンはここに着目。燃焼部分の熱を受ける壁面をすべて、ピストンのように稼働するしくみに変えてしまった。すなわち、壁面を6枚の板で囲み、中でガソリンが燃焼すると、壁面がカメラのシャッターのように開いたり閉じたりする。この動きを上下運動に変え、さらに回転運動に変えて車を走らせるしくみ。これまで、20~30%程度だったエネルギーの変換効率を50%に高められるという。これまでのエンジンのイメージが変わる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:IRISエンジン YouTube:The IRIS engine

内燃機関
古濱庄一
東京電機大学出版局
エンジン ガソリン ディーゼル (新・機械設計製図演習)
若林 克彦
オーム社

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世界で一番深い穴?探査船「ちきゅう」が最深掘削7740メートルの世界記録達成!

2012年05月04日 | 地学

 探査船『ちきゅう』が最深掘削7740メートルの世界記録
 地球に掘った穴で、世界一深い穴はどのくらいあるのだろう?地上では深さ12キロメートルが最高だ。地球の半径は6500キロメートルあるから、そのわずか約500分の1しかない。この穴は、ソ連のコラ半島というところにある。北極海に突き出した半島で、ソ連の西北の端に近いところ。この穴はいまも掘っている最中である。目的の1つは科学技術振興のため。

 では、海底に掘った穴で、世界一深い穴はどのくらいだろう?地上を掘り進めるより、海底の地殻は薄くなっている。地球の中を調べるのには好都合である。

 日本大震災を起こした「東北地方太平洋沖地震」の震源域を掘削調査している地球深部探査船「ちきゅう」が、海底から地下856.5メートルまでドリルを掘り進め、海面下7740メートルの世界最深掘削記録を作った。海洋研究開発機構が4月27日に発表した。これまでの記録は、1978年に米国の「グローマー・チャレンジャー」号がマリアナ海溝チャレンジャー海淵で達成した7049.5メートル(海底までの水深7034メートル、海底下掘削15.5メートル)だった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP 地球発見Webマガジン:海面下8000mにセンサーを設置摩擦熱から巨大地震を探る JAMSTEC:地球深部探査船「ちきゅう」

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赤外線で明らかになった!楕円銀河と円盤銀河の二重構造を持つ“ソンブレロ銀河”

2012年05月04日 | 宇宙

 銀河の数、星の数
 銀河には、1000万(10の7乗) 程度の星で成り立つ矮小銀河から、100兆 (10の14乗) 個の星々を持つ巨大な銀河まである。これら星々は恒星系、星団などを作り、その間には希薄なガス状の星間物質や宇宙塵が集まる星間雲、宇宙線が満ちている。ほとんどの銀河では質量の約90%をダークマターが占める。

 観測結果によれば、すべてではなくともほとんどの銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在すると示唆される。これは、いくつかの銀河で見つかる活動銀河の根源的な動力と考えられ、銀河系もこの一例に当たると思われる。
 
 銀河はその具体的な形状を元に分類される。一般的な形態は、楕円形の光の輪郭を持つ楕円銀河である。渦巻銀河は細かな粒が集まった、曲がった腕を持つ形状である。渦巻銀河には棒状の腕を持った棒渦巻銀河もある。レンズ状銀河は楕円銀河と渦巻銀河の中間のタイプ。不規則でまれな形状を持つ銀河は不規則銀河と呼ばれ、近くの銀河から引力の影響を受けて形を崩したものである。

 楕円銀河に対して、渦巻銀河・棒渦巻銀河・レンズ状銀河をまとめて円盤銀河とよぶ。観測可能な宇宙の範囲には、少なくとも1700億個の銀河が存在すると考えられる。

 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia 銀河 ソンブレロ銀河 アストロアーツ 赤外線で明らかになったソンブレロ星雲の二重構造

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誠文堂新光社
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ニュートンプレス

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