アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが人にインパクトを与える要素を分析したものに「メラビアンの法則」と言われているものがあります。
人間がどの情報を頼りにいろんな判断をするかと言うと・・・
視覚的情報=Visua 55%(服装や表情、動作など視覚による判断)
聴覚的情報=Vocal 38%(声の大きさや、速さ、間など聴覚による判断)
言語情報=Verbal 7%(話の組み立てや敬語など、言葉遣いなどの言語による判断)
「7-38-55のルール」又は「3Vの法則とも言われてます。
これとは別の数字になりますが、人間はあらゆる判断を五感(視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚)でおこなっています。
これら5感を使用する割合ですが・・・
視覚87%、
聴覚7%、
触覚3%、
臭覚2%、
味覚1%
と言う割合で影響を与えるとも言われます。
例えば、料理は、視覚によって、または店員の説明によって、『美味しい』と感じさせるか否かが決まる割合が多いと言う事です。
小汚く、不衛生で、見栄えも良くないお店の料理は、いくら中身を頑張っても『美味しい』とほとんどの人が感じてくれないと言うことになります。
さて、YOGAでは、感覚器官を遮断して判断を行いますので、この心理学的なデータは当てはまらない判断基準が生まれます。
目を閉じ、表面的な判断を行わないわけですから。
これは、移り変わりの激しい、人の心理が見えにくい現代社会にはとても大切な手法だと思っています。
しかし、YOGA、いやインド哲学は『内側』に注視するので、インド哲学にはまりだすと外見には無頓着になりがち。
身だしなみには一層気をつけねばと思いました。
oji-3(EBISU)@MAYURA