うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

Yoga Sutoras of PatanJali Chapter1-17

2011-08-24 | Yoga

Yoga Sutoras of PatanJali Chapter1-17

VITARKA VICHARANANDASMITANUGAMAT SAMPRAJNATAH.

【直訳】ヴィタルカ:推察 ヴィチャーラ:熟慮 アーナンダ:至福 アスミタ:自分の本質 サムプラジュニャータ:サムプラジュニャータ 

【訳】推察、熟慮、アーナンダ、アスミタの順に体験されるのが、サムプラジュニャータである。

【解説】

『有想三昧』と訳されることの多い一節。
しかし『SAMADHI』ではなく『SAMPRAJNATAH』と表現されていることに注目。

アスミターは、asumi(私は○○である)+taa(本質)と訳した。『我想』と訳される解説もある。

ヴィタルカとヴィチャーラは、同じように『思慮』と訳すことも出来るが、ビヤーサの解説では、粗大なヴィタルカより微細なヴィチャーラへ、より微細な意識へと移行することで、サムプラジュニャータを体験出来ると言っているので、推察と熟慮としてみた。

なぜ、サマディー(三昧)とサムプラジュニャータを敢えて違う言葉で表現したのか?パタンジャリが生きていたら聞いたみたいことの一つである。

多分、皆さんが持っているテキストや解説本とは違った訳になっていると思う。

なぜそのようなことが起きるのかは、真剣に学びたい人と、ちゃんと顔を向き合わせて議論したい。

来月から、スートラの連続講座、新たに始めようと計画中。

shudhananda@MAYURA



さび落とし

2011-08-20 | Yoga
お盆前に、ひょんなきっかけで我が家に舞い込んだ、30歳のバイク。
これのさび落としが、最近の息抜きになっている。



無心になれる。

さびを落として、塗装すると、生まれ変わる。

さび落としの最中、ふと、思い出す。

8月は会社の決算月。
否応がなしに、数字を分析する。

さび落としに戻って、現実逃避。(笑)

Yogaに関わりはじめて8年になる。
500円クラスによるYoga普及キャンペーンを始めて3年位になる。

今や、どの公民館でもYogaのクラスがあると言う。

そろそろ、こちらもリニューアルしないといけない。

何事も、同じところに留まると、さびるものだ。

会社のさびは、数字に表される。


yamabech@MAYURA






Yoga~7年を振り返って。

2011-08-17 | Yoga

MAYURAのYoga。
2003年にはじめて取り入れたヨォガ。インテグラルだったと記憶している。
2005年からは、アシュタンガ・ビンヤサ、NY系のヨォガ、セラピーなどなど、さまざまなヨォガを皆さんに紹介して来た。

著名な先生たちのWSも開催した。

月日が流れ、7年経った。

福岡にも、先生達が育ち、福岡市内のどんな公民館でもヨォガが体験出来るようになった。

※補足:『ヨォガ』と書いたのは、サンスクリッド語での発音は、ヨガとヨーガの中間位の長さだけ『ヨ』をのばす。だから、忠実にそう表記してみた。mayuraでは、基本的に『Yoga』と表記を統一している。それは、Yogaの根本教典『パタンジャリのYoga Sutora's』を基本の教えとしているのを表現したかったからだ。

ゆえに、mayuraのYoga教室の存在意義を自問自答している。
ありがたいことに、ご要望はある。
駐車場問題で近隣にご迷惑をお掛けして心苦しいくらいに。

しかし、人が集まるのが良いYogaとは全く思えないのである。


yamabech@MAYURA








故中村元先生に学ぶ

2011-08-13 | Yoga

久しぶりに、勉強出来るゆっくりした時間が出来たので、故中村元先生のDVDを見ている。

原始仏教をもっともっと知りたいからである。
そうでなければ、パタンジャリが編纂したYogaの哲学も理解出来ないからだ。

釈迦の教えもYogaの哲学も、2000年前後経つと、さまざまな添加物が付いて、元の教えが見えなくなっている部分もある。

故中村元先生は、西洋哲学、東洋哲学全般に明るく、その著書では、いろいろな角度からの解釈をされ(サンスクリッド語からの直訳)、研究者にとっては非常に分かりやすい。

仏教もYogaも、中国をはじめ、さまざまな人を介して、我々に伝わって来た。

その過程でついた、添加物を取り払い、仏陀は、どんな教えをしていたのか?パタンジャリは何を伝えたかったのか?を探求すると、意外なまでにシンプルで、分かりやすい教えが見えてくる。

今日からお盆でお仏壇に手を合わせる人も多いかと思う。

先祖を想うとき、綿々と続くその遺伝子が自分の中に流れていることを考えてみる。

自分を見つめると、自然と自分とは何かが見えてくるはずである。

Shudhananda@MAYURA




子育て3か条

2011-08-09 | ひとりごと
1)整理整頓

2)手作り夕食

3)夫婦仲良く

友人が高校の教師をしているが、これらが出来てない家庭ほど、問題を起こす生徒が多いそうだ。

×1)家が整理整頓されてない
×2)お小遣いを渡して夕食
×3)夫婦関係が険悪

私も、相当数の人たちの相談を受けて来たが、この原則は的を得ている。

受けた経験と年齢によっても、将来出現する精神状態は異なるようだ。

特に3歳までは愛情たっぷりに育てる必要があると思う。


yamabech@MAYURA



がんの発見経路 25%が偶然の発見。

2011-08-08 | ヘルスケア
WEBのニュースでこんな記事をみつけた。

『国立がん研究センターが発表した「がん診療連携拠点病院 院内がん登録2008年全国集計 報告書」には意外な事実が記されている。
 がんの「発見経路」のデータを見ると、「がん検診」が全体の7.7%、がんの発見を目的としない「健診・ドック」が8.0%、他の疾患を治療中・経過観察で偶然発見された「経過観察」が25.0%となっている。』

がんは早期発見が良いと言うのは通説だが、他の疾患の検査で偶然発見される方が、約3倍も多いのは興味深い。
さらにこんなことも書いてある。

『「諸外国と比較して、日本はがん検診率が低いことが問題になっています」
 経済協力開発機構(OECD)の2009年調査によると、日本の検診率はわずか20~30%前後。』

しかし、日本は世界トップレベルの長寿国。
検診率が上がると、どうなるんだろうか?

早期発見は、経過が良いと言うが、発見した後、もし放置していたらどうなっただろうか?

なんて、いつも逆の事も考えてみる。

前述のデータを裏読みすると・・・

70~80%の人ががん検診を受けずに、
約60%の人が、がん検診、検診・ドック、治療の経過観察すら受けていない。
なのに世界トップクラスの長寿国なのである。

これだと、日本人はとても健康だと思える。

データを裏返して、情報を読み解くと、面白い事が見えてくることがあるものだ。

yamabech@MAYURA



群れと集団

2011-08-06 | ひとりごと
『群れ』とは、目的を持たず、ただ集まっていること。

『集団』とは、ある目的を持って、集まっていること。(MBA経営辞典)

企業や組織は、概ね後者である。

井戸端会議は、概ね前者になる。

『人生は与えられた時間のことである』とも言われる。

『群れ』に費やす時間は、もったいないと思う。

yamabech@MAYURA

骨盤は開かない。

2011-08-03 | ヘルスケア
『骨盤が開いている』と良く言う人がいる。

しかし、骨盤は開いたり閉じたりしない。

ずっと、そう信じていた。
が、あまりに多くの本も出てるし、一部の医療系国家資格者までが言うので、自信がない部分もあった。

今日の『NHKためしてガッテン』で、その検証をしていたが、
結論は、『動かない』。

『恥骨結合』は、ほぼ動かないと信じていたので、ほっとした。
もし、逆の結果だったら、NHKにメールしていたかも。

私の経験上、美容関係(ここでは、曖昧な表現にとどめておく)の業界では、同様な事は多い。

一時、流行った○圧トレーニングのダイエット効果も???と思う。

その他、人間の生理・解剖学を学んだ人なら、『おかしい』と思うものは数知れずある。

一時の金をとるか、信頼をとるか。
後者をとる者の方が今は少数派かも知れない。

だから、ブームは続かないのだ。

この時代、王道に限る。

yamabech@MAYURA