うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

チャラカ・サンヒター

2011-02-08 | Ayurveda
最近、アーユルヴェーダの古典『チャラカ・サンヒター』※を読みなおしています。
(※アーユルヴェーダ研究別冊/日本アーユルヴェーダ学会)

新しい発見が続々あるのですが・・・・


第24章5-10

『血液悪化の原因』
多量の酒、塩味、アルカリ、酸味、辛味が強すぎるもの、生食用野菜、ヨーグルト、食べ過ぎ、怒り、疲労 etc.

『血液悪化による疾患』
口内炎、鼻腔の悪臭、口臭、歯周病、食欲消化力減退、体臭、皮膚病 etc

治療法として、瀉血法、催下法などがあげられています。


アーユルヴェーダのインド哲学的分類法に慣れた方は『なるほどぉ!』と理解出来ると思いますが、現代医学だけを学んだ方はどのように見えるのでしょうか?

Yogaセラピーもそうですが、この理論をどのように解りやすく表現するかが、今年のテーマでございます。

そんな事ばかり考えてると、頭が膿んで来て『血液悪化』の原因になっているかも?

yamabech@MAYURA








アーユルヴェーダ式体質別食事

2010-10-03 | Ayurveda
7月からアーユルヴェーダの理論を使って、自分にあった食事+yoga(呼吸法、瞑想、ストレッチを5分程度)を実行していますが、3ヶ月で体重6kg以上減、ウエストは10cm以上減。

現代の栄養学の観点からすると、少々カロリー不足のはずだけど、そんな感じは今のところない。

血液検査のデータが揃えば、詳細な分析をしようと思っています。

アーユルヴェーダの理論的に、自分の体質、消化力などに合った、食のバランスと量にしてみただけで、アイス等の間食もしてこの結果はまあまあかも知れません。

ご興味がある方は、yogaクラスなどで僕を見かけたらお声がけ下さいね。

yamabech@MAYURA

満月

2010-07-25 | Ayurveda
今日、7/26は満月。

太陽と月の引力が両方から地球を引っ張ります。

インドの伝統医学アーユルヴェーダの薬草学では、同じハーブでも、満月の日にとったものと、新月の日にとったものと、薬効に違いがあることを、太古の昔より知っていました。

潮の満ち欠け、出産、死・・・etc.

私たちは、月や太陽、宇宙の影響を受けて生きているわけです。

満月の明日。

天気が良ければ、街灯りの少ない山などに行って、月や星を眺めてみてはいかがでしょうか?

広大な宇宙の中で、自分の存在をいろいろ感じられることかと思います。

大分の九重あたりの星空は格別でしょうね~

yamabech@MAYURA

アーユルヴェーダ学会

2009-11-30 | Ayurveda
今週末は、アーユルヴェーダ学会の総会が行われていたのですが、僕は欠席。

無理にでも行けば行ったで勉強になる事もあるのでしょうが、ゲストにスピリチュアルな江原さんが呼ばれており、興味のある方にとっては面白い学会だったのかも知れませんが、僕にはあまり興味深い内容がなかったのも事実。

さて、民主党政権になり、いわゆる『統合医学』と言うものに普及の兆しが出て来て、アーユルヴェーダ、ヨーガ療法などの各種代替補完療法の専門施設や、教育機関の創設の『動き』が持ち上がって来ています。

色々な利権、色々な法律のくくり、厳しい財政事情もあり、すんなりとは行かない事だとは思いますが、西洋医学だけではなく、人間を統合的に診察し、色々な医学を選択出来る時代に近づきつつあるのかも知れません。
しかし、例の『事業仕分け』で漢方薬の保険適用が厳しくなったそうで、この面では一歩後退な感じ。

どちらにせよ、代替医療を進めていくにあたり、それぞれの療法のレベルを上げてゆくのは大切な事ですが、業界団体の利権争奪にならないように、患者様の苦しみを軽減するための医療を目指し続けて欲しいと願っております。


yamaP@MAYURA

椎間板ヘルニア研究

2009-07-10 | Ayurveda
いろんな治療を受けてみて、色々な方々のご指導も受け、痛みが減らなかった、僕の椎間板ヘルニアによる座骨神経痛。

凝り性の僕は、ヒマを見つけては徹底的に研究をしております。

ネットで検索してもらっただけで分かると思いますが、このヘルニアについては様々な治療法があり、本質的な治療法が出来ておりません。
ずっと昔からヘルニアはあったはずなのに・・・なのです。

しかし、調べて行くうちに、意外とシンプルなメカニズムが分かりつつあります。
詳しくは言えませんけど、椎間板だけにフォーカスしてたら分からない事だったんですね。

『木を見て森を見ず。』です。

痛みを逃れようとせず、痛みを受け入れ向き合う事で色々な気づきを頂いたように思います。


yama-B@mayura

アーユルヴェーダ学会

2009-07-01 | Ayurveda
今年11月28日、29日に日本アーユルヴェーダ学会 東京研究総会が開催されます。

そのプログラムの中に、あの江原哲之氏と青山主秀氏の対談『スピリチュアリティーとは?ヴェーダをひも解く』(仮題)と言う講演が載っておりました。

他の講演者は大学教授などで、学術的な内容の講演がメイン。

このお二人の講演のテーマ『スピリチュアリティ』もアリかも知れないけど、他の講演予定の方々はどう思うのかな?と、思っていたら、大物の講演予定者が降りてしまったそう。
当然と言えば当然なのかも。

僕としては、ヴェーダをどのようにお話してくれるのか、江原さんの考えとヴェーダの思想とどうまとめめてくれるのか興味シンシン。
日本の神道、仏教ってヴェーダの祭式の影響を残しているけど、オーラとか霊とかはどう説明するのか、これは聞かなきゃ分かりませんものね。

でも、10月~11月はスケジュールが詰まってるので、行けるないかも?

それ以前に『学会費』まだ払ってない


yama-B@MAYURA

なぜ『脈』で心がわかるのか?

2009-04-13 | Ayurveda


一般的に『脈』を診ると言うと、1分間に何拍あるかと言う早さを診ることが多いと思います。

AYURVEDAのそれは、ヴァータ、ピッタ、カファのドーシャを判断するのが一般的ですが、脈はもっと深い隠されたものをも表してくれます。

よく考えてもらうと分かるのですが、心臓から送られて来た血流は『脈』と言う形で流れて末梢に栄養と酸素を運んでくれます。
心臓そのもののの状態は当然分かりますが、血管の堅さと太さ、血液の粘度などから血流が影響されるのも理解出来ると思います。

心臓のスピードや強さは誰でも感じることができますが、胃潰瘍や生理など出血がある場合、ストレスを強く受けている精神なども比較的簡単に観察することが出来るものです。

早さ、強さ、流れ方、心臓に近い方と遠い方、反射、右手と左手の違い、etc.それらに加えて、呼吸や目や舌の状態、匂い、皮膚の状態、声など総合的にみてゆくと様々な情報が外に漏れ出ているものです。

それを繊細に観察することで、色々なことが分かってしまいます。
今から数千年前のインダス文明、VEDA時代は、これに占星術やサンスクリット語によるチャンティングも行い、様々なヒーリング(治療)を行っていたようです。

MAYURAのVADICコンサルテーションは、そんなインド古代の技術(AYURVEDA YOGA)を基本におきながら、現代の西洋医学、脳科学、心理学を駆使して行うコンサルティングで、他では受けられない特殊なコンサルティングです。
色々な困難なことを乗り越えるための知識を得ることができると思います。

ちょっと心をひかれた方、ご質問などある方はメールでお問い合わせの上、ご予約くださいな。info@mayura.co.jp

yama@MAYURA

アーユルヴェーダをサンスクリッド語で。。。

2009-02-27 | Ayurveda
今週のブログ更新が非常に少ないわけは、仕事も忙しかったけど、それ以外にも勉強したり人と会ったり、4月以降の準備をしたりetc.

一番時間がかかっているのは、勉強。

ひとつは心理学。
大学時代に少ししたものの、改めてざくっと学んでおります。心理学のカウンセリング技法も役に立つのです。

もうひとつはAYURVEDAをサンスクリッドで読む!
YOGAスートラはサンスクリッドでぼちぼち勉強していたのですが、アーユルヴェーダの『チャラカサンヒター』をサンスクリッドで読んでみてます。(なんちゃってレベルです)
サンキヤ哲学がベースの両者では、同じ単語が使われる事があるのですが、訳の違いを調べるためです。

元々、同じ意味だったはずなのに、同じ単語なのに訳が異なっていたりして興味深い。

また、物質がどのように出来るかなど、素粒子などミクロのレベルから書かれていて、当時の文明の水準『どんだけ?』と思ってしまう。

もっともっと原書に近い言葉で、もっともっと身近な表現で皆さんにお伝え出来るように勉強している今日この頃。

最近のボクのコンサルテーションを受けてくださった方は、これらの勉強の成果もお持ち帰り頂いておりますので、目的に応じたアドバイスが出来ていると思います。

明日のコンサルテーションをご予約の方には、さらにパワーアップしてますので、ご期待下さい

yama@mayura

低カロリー食と腸内細菌

2008-12-22 | Ayurveda
今日、97才の現役医師日野原先生がテレビに出ておられました。
僕も一度、お食事をさせて頂いた事があるのですが、もっともっと若い方とお話するようなリズムで会話が出来たことがとても印象に残っています。
そんな日野原先生は1日1300キロカロリーと低カロリー食をとられています。これが長寿の秘けつだそう。
確かに、日本ヨーガ療法学会でも発表された九州大学の研究でも低カロリー食のラットは通常食の2倍以上長生きだったそうです。

実はここ数日、自分自身の胃腸の調子が悪く、症状的に『腫瘍』か『癌』もしくは『自律神経の異常』とも思われたのです。
念のために病院へ行ったところ、気になる痛みは『腸内のガス』のせいだろうと。。。
数日様子見の上、悪ければ内視鏡検査しましょうと言う事で引き上げて来たのです。

確かにここ1ヶ月くらい、高カロリー食でコーヒーの量も多かったため、胃腸の負担は大きかったはず。
アーユルヴェーダ的にがピッタが上がったので、精神的にイライラもしてました。

そこで、一昨日から、低カロリー、低カフェインに変えて胃腸を観察していました。

すると、どうも腸の動きがおかしい。というか、便の匂いが強く腸内のガスの動きが悪いのです。
ひょっとして・・・先日飲んだ抗生剤の影響?と思った僕は、試しに明治のLG21(ヨーグルト)を食べてみました。

すると・・・数時間もするととても活発に腸が動きだし、だんだん快調になってくるではないですか。

人間、低カロリー食でバランスの良い食生活が非常に重要です。
また、腸内の菌のバランスが悪くなっただけでも、様々な影響が出て来ますので、腸内細菌にも思いやりが必要です。

さて、意外と知らない自分の身体と心をアーユルヴェーダのコンサルテーションで診て、今後の健康維持に役立ててみませんか?
このブログご覧頂いている方だけに、僕が脈とカウンセリングを行い、アーユルヴェーダのドーシャ、食生活などのアドバイスを約30分2500円で特別にチェックします。(通常は30分5000円~)
しかも、体質に応じたハーブティーを5~7日分プレゼント致します。

12月27日まで15名様まで限定です。人数に達したら打ち切りと致しますのでお早めにどうぞ!

脈はもう十年以上診て来ていて、そこそこ評判ですので、試しにしてみてはいかがですか?

ご予約は092-866-1112まで!

ojisan@MAYURA

新月の影響

2008-10-31 | Ayurveda
10月29日は新月でした。

新月と言うのは、ご存知のとおり、地球から見て、太陽の方角に月がある状態で、太陽+月の大きな引力が一方向から地球にかかり影響を与えます。

地球上の生物には下向きの力が増え、人間はデトックスによいとも言われますし、女性は新月前後に生理になるタイプの人も多いようです。
アーユルヴェーダで使う薬草は同じ植物でも『満月』に採取するものと、「新月』に採取するもので成分が変わるもものもあります。

また、地震の発生も、月の引力に影響されていると言う説もありますし、潮の満ち引きなどなど、この大きな引力の影響は地球に変化をもたらしています。

さて、そんな影響を与える新月ですが、私も満月と新月前後は心の変化を感じます。
新月は、どうもネガティブになる傾向が強いと感じます。
満月は逆に調子に乗りすぎるかも???

皆さんは如何ですか?
新月と満月で、どんな影響があるか観察してみるのも意外と面白いものかも知れませんよ!
ちなみに、猫は発情期みたい???

ojisan@MAYURA