第4章34節 最終節
PURUSHARTHASUNYANAM GUNANAM PRATIPRASAVAH KAIVALYAM SVARUPA PRATISHTHA VA CHITISAKTER ITI.
意訳すると、プルシャに仕えるという目的がなくなった3つのグナ(トリグナ)は、プラクリティに還入し、独存の境地(カイヴァルヤ)が現れる。これは、純然たる意識が自らの純粋な本性の内に安住することである。
今から2000年近く前にまとめられたYogaスートラの最後は、このように締めくくられています。
プルシャ、グナ、プラクリティはサンキヤ哲学のことば。
カイバルヤは解脱の意。
ほとんどの人がチンプンカンプンな内容だと思います。
僕も言葉の中だけでしか理解出来ていません。
しかし、Yogaの最終目的が、依存でなく、独存にあることは間違いありません。
そして、心の動揺が全く起きなくなり、とても幸福な気持ちに安住出来る事が想像出来ます。
一般の人でも出来るYogaの奥義は、『依存しない』『自立した人生』を歩む努力を、絶え間なくする事ではないかと思います。
そうすることで、無上の幸福感が得られるはずです。
もちろん、なかなか出来る事ではないのかも知れませんが・・・
こんなYOGAスートラの講義でよかったら、4月11日に体験セッションをしますので、お越し下さいませ。
yamabech@MAYURA