うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

煩悩型 非煩悩型

2009-02-28 | Yoga
今日、ふと思ったこと。

世の中には煩悩型の業種と、非煩悩型の業種があるなと。

非煩悩型は、人間が生きてゆく上でどうしても必要な業種。
例えば、衣食住に関わる業種だとか。

煩悩型は、欲や執着心がもし無くなったら消滅してしまう業種のこと。
娯楽関係、美容関係など。。。
厳密に言うと、すべてが煩悩型になるかも知れないけど、ここは大まかに。

で、思った。
煩悩型の業種の方が儲かってるのではないかと。

同じ住まいでも、賃貸でも良いものを、ローンでマンションを買ったり、車でもより上のクラスの車が欲しくなったり。

しかも、有形のものに対する欲求は次々にやってくるから儲かる。はず。

しかし、そう言った欲は、つきつめても永く続く幸せ感は得られないもの。

よって煩悩型の企業は、継続するのが大変なわけです。

しかし、非煩悩型の企業も、儲けるのは大変だから、これもこれで継続は大変。

どちらにせよ、人に喜ばれる仕事をしたいものです。










yama@mayura

アーユルヴェーダをサンスクリッド語で。。。

2009-02-27 | Ayurveda
今週のブログ更新が非常に少ないわけは、仕事も忙しかったけど、それ以外にも勉強したり人と会ったり、4月以降の準備をしたりetc.

一番時間がかかっているのは、勉強。

ひとつは心理学。
大学時代に少ししたものの、改めてざくっと学んでおります。心理学のカウンセリング技法も役に立つのです。

もうひとつはAYURVEDAをサンスクリッドで読む!
YOGAスートラはサンスクリッドでぼちぼち勉強していたのですが、アーユルヴェーダの『チャラカサンヒター』をサンスクリッドで読んでみてます。(なんちゃってレベルです)
サンキヤ哲学がベースの両者では、同じ単語が使われる事があるのですが、訳の違いを調べるためです。

元々、同じ意味だったはずなのに、同じ単語なのに訳が異なっていたりして興味深い。

また、物質がどのように出来るかなど、素粒子などミクロのレベルから書かれていて、当時の文明の水準『どんだけ?』と思ってしまう。

もっともっと原書に近い言葉で、もっともっと身近な表現で皆さんにお伝え出来るように勉強している今日この頃。

最近のボクのコンサルテーションを受けてくださった方は、これらの勉強の成果もお持ち帰り頂いておりますので、目的に応じたアドバイスが出来ていると思います。

明日のコンサルテーションをご予約の方には、さらにパワーアップしてますので、ご期待下さい

yama@mayura

『atha yoganusasanam』

2009-02-19 | Yoga
PatanjaliのYoga Sutra-sはこれから始まります(1-1)

さて、YOGAの教えをはじめよう。と訳される一節。

『僕なり』のサンスクリッド語を分解しての語彙から直訳すると・・・

さて、YOGAの教え(=響き:サンスクリッドは口伝のため)を謹んで得るがよい。

(参考:一般的な直訳だと、atha:さて YOGA:ヨーガ auzaasanam:教授、指導)

わざわざ、このイントロダクションの一言を一番始めに持って来た事に、パタンジャリの言わんとしている深い意味が隠されています。

詳細は、今日10:30からのクラスで。。。
今回は特別に500円でこの謎を体験頂けます。


yama@MAYURA

心理学講座

2009-02-17 | 社会・経済
先日、ある心理学の講座に行って来ました。

現代の心理学を学ぶ事で、YOGA スートラがもっと深く理解しようと思って。
実際、会場にはYOGAの先生もちらほら。

講義終盤、講師の教授が・・・『頭に血が上った時、下腹の丹田あたりにある神経叢に気が下がるイメージで、深呼吸とYOGAの瞑想とか座禅とかをすると良いですよ!』と。。。

神経や脳の活動を意識でコントロールする事が出来るYOGAの技術は、悩める現代人にどんどん広めて行きたいなぁと思いつつ帰ってまいりました。

【告知】
明後日、木曜日10:30~はスートラの講義を行います。スートラの1節を解説しながら 呼吸と簡単なアサナを行います。
今回、特別料金500円で行いますので、予約不要ドタ参大歓迎でお待ちしています!

yama@mayura

当たるも八卦、当たらぬも八卦~占いの話題~

2009-02-14 | 社会・経済
最近流行っている商売と言えば・・・

心理カウンセラー

経営コンサルタント

占い師

だそうだ。

僕も占いとコンサルは、昔は身近な人にだけはしていたものです。意外と当たるのですが、インド哲学しだしてから止めちゃった。

占いの『八卦』は占いの『易』の言葉から来ているのですが、占いは参考程度に聞けと言うのが、当たるも八卦、当たらぬも八卦の真意だと僕流に解釈しています。

さて、困った時、誰かに相談したい時。
家族以外で一番話せるのがこれらの人たち。
その職業が流行っていると言う事は、それだけ、困っている人が多いと言う事。

何かの決断が必要なとき、最終的に自分で決めなくてはならない事ですけど、誰かの後押しが欲しいし、話しているうちに頭の整理をつけれるので、相談相手は必要な存在だと思います。

ですから、困ったときは溜めずに誰かに話ししてみましょう。
街角の占い師でも良いと思います。

そのかわり、困っている人の話しを少しだけでも聞いてあげましょう。
お金を貸す事必要もないし、うなずいて聞いてあげるだけで良いのです。

たったこれだけで、多くの人が救われるものです。

話し相手。回りにいなかったら僕でよければいつでもいらしてください。

yama@MAYURA

化粧品学

2009-02-12 | LOHAS
ホームページの更新(ここしばらくは更スピードが速いので時々チェックしてくださいね)、事業計画の作成やらで今夜中の3時すぎ。
明日も朝からYOGAクラス!頑張れ中年!と、自分を褒めつつこのブログを書いてます。

さて、今日は化粧品学と言うタイトルにしました。
と、言うのも、15年も化粧品の販売店をして、色々な勉強をしてくると、この業界の嘘とホントを知ってしまう事になります。
僕は、正直な商売を心がけているので嘘ついて売れない。
お陰で、10年以上のおつき合いをして下さっているお客様沢山おられます。

YOGAもそうだけど、何でもつきつめて勉強するタイプなので、今や化粧品メーカーとは、営業担当ではなく開発研究の担当者とのやりとりを直接する事が多いですし、成分をみたらだいたいその化粧品の意図するところは分かります。

植物性の方が良いわけでも、単純に合成界面活性剤が環境に悪い訳ではない(生分解率で比較)。
ドイツのオーガニック化粧品の成分でもちょっとしたトリックがあったり、肌の浸透についてのウソホントなど、ネットでは言いにくい事が沢山あります。

他店で買われたアジュバン化粧品のユーザーとお話すると、残念な事にもっとローコストで有効な使い方があるのに教えられてなかったり、別の商品の方がお客様に合っていたりする事もあります。
皮膚科医でも化粧品の事を詳しくない先生が意外と多いし、この分野は意外と専門家が少ないものなのです。
解剖学や生化学的な知識があると化粧品メーカーのオーバートークが意外と多い事に気づきます。

MAYURAでは、店頭になかなかお越し頂けない方へ、そんなノウハウをカウンセリングでお教えしながら、電話でご注文をお受けする福岡市内無料配達サービスをおこないます。
PCでなく電話です。
敏感肌やアトピーの方には僕が直接対応します。

うちはあくまで健康屋さんですから、美しい肌は内側からと思ってますので、食生活なども重要視しています。
お客様に合わないと思ったら無理に売らないお店ですので、安心してお電話下さい。
なにせ売上目標がない会社ですから。(笑)

ホームページに詳細が書いてありますよ!

yama@mayura

白いキャンパス

2009-02-08 | 社会・経済
先週、YOGAインストラクターの面接をしました。

未経験だったけど、熱心に応募して来てくれたので、取りあえず会ってみようと思い面接をしてみました。
バイトでもしてもらいながら、YOGAの勉強をしてもらえればよいし。。。

結果は・・デモレッスンもすることなく、お断り致しました。

些細な質問にMINDがぶれる。
うちが募集しているのはYOGAの『先生』。
YOGAがうまく出来ればなれるわけではないのです。

悔しかったはずだから、それをバネに勉強してくれる事を祈ってます。

そして、今後より高いレベルのインストラクターが育つような場の提供を心がけたいと思いました。

さて、YOGA(インド哲学)の思想って、お金がかからず、体も心も健康になり、平和になる、現代にとっても必要なツール。

YOGA SUTRA-sには、Sukham(スッカム=快適、幸せ感)と言う言葉が良く出て来て、Sukhamさの追求をことあるごとに説いているかのようです。

先日、昔一緒に働いた仲間と会いました。
それぞれに生活をエンジョイしていて、とても良い表情をしていて安心しました。
そして、ある話をしたら『ワクワク」するって言ってくれて嬉しかった。

『ワクワク感』『幸せ感』。

そんな感覚を沢山提供出来るように、会社も自分自身も進化したいと思います。

白いキャンパスに絵を描くように、今後のお絵描きをワクワクしながら始めてみましょう。


yama@mayura

カタチの無いカースト制

2009-02-05 | Yoga
『カースト制』・・・インドで古代より続いて来た差別的身分制度。その発祥は、約3000年前のインダス文明の頃に遡り(ヴァルナ制)、自分の身分(職業)は代々固定されてしまいました。これは、アーリア人(白色系)の高い身分を固定化するための制度を作ってしまったとも言われています。

今、日本で『非正規社員』の解雇が続いていて3月末には全国で40万人もの大量解雇が出るのではないかと言われています。

先日、博多駅に用事があって行ったのですが、新幹線側の駅前ロータリーに昼寝をしているホームレスが数人。
ホームレスや生活保護申請がものすごい勢いで増えているのを実感しました。

今の日本は『平等』を憲法で保障されています。

しかし、法的に平等であっても、経済のシステムそのものが平等に機能しなければ、実際は未だにカースト制がひかれているようなもので、路上で生活せざるを得なくなり、そのまま成り上がれなくなる人も増えているわけです。

日本では自立支援もされていますから、古代インドの『ダリット』と呼ばれるように、人間としてさえ扱われないような、奴隷のような事はないのでしょうが、現代の日本で、一旦人生を失敗したら、そこからなかなか這い上がれない社会の仕組みは、カタチのなカーストのようなもので、数千年間も政治的な進歩がなかったようなものです。

アーリア人が侵入する以前のインダス文明では、今で言うワーキングシェアが当たり前だったと聞きました。
職業を細かく分けて公平に分業する社会システムです。

教育を受けていない人々まできちんと仕事が配分されています。
もちろん、貧しい生活でしょうが、家族で生きてゆけたそうです。

インドでもカースト制が廃止になって、身分の低いものほどホームレスやスラム街で生活せざるを得なくなったと聞きました。
近代の差別的カースト制ですら、仕事は何とかシェア出来ていたわけですが、数千年前の元々のカースト制は、差別ではなく、平等に仕事が分配されていたそうです。

そのシステムが良かったか悪かったかは、今では知る由もありませんが、今の世の中を改善するのに、ヴェーダ(インダス文明)時代の知恵は役に立つものなのかも知れません。

yama@mayura

失敗の法則2

2009-02-02 | 社会・経済
最近、経営者セミナーや宗教の案内を時々頂く機会が増えています。

かれこれ15年以上社長業をして来て、数多くのセミナーや講演会、宗教の説法などを聞く機会がありました。

が、しかし、今や、僕はYOGA屋さんをしていて、宗教ではなくインド哲学を勉強しているわけだし、家は代々天台宗。
なので、宗教に入る余地は全くない。

経営者セミナーで人の成功談を聞いても、実行力に乏しい(?)僕には猫に小判。
経営はテクニックではなく、『人』そのものの力だと思っています。
むしろ、『こんなことしたら絶対失敗するぞ!』って言うノウハウは沢山もってるのになぁ。

今の時代に、失敗のセオリーはあっても、成功のセオリーはないと思うのです。

『これをやったら絶対成功する!』と言う法則があれば、みんな実践して、みんな儲けているはず。

ただ、こうしたら絶対につぶれる法則は確実にあると思います。

・社会の役に立たない商品&サービス ・整理整頓、掃除が行き届いてない ・脱税している ・あきらめ ・立地 など・・・

『じゃあ、お前の会社はどうなんだよ?』と言う声が聞こえそうです。

儲けもないけど、ダラダラ16年も会社が存続していると言う事だけは事実です。


yama@mayura