うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

世界の食料危機事情

2008-04-25 | LOHAS
まず毎日新聞より

『 世界的な穀物の高騰を受けて、世界各国で輸出規制の動きが広がっている。食糧の安定調達を懸念する農林水産省は輸出規制に歯止めをかけるため、世界貿易機関(WTO)に対し、規制を事前に審査する制度の導入を提案する方針を決めた。

 小麦や大豆の国際相場は、バイオ燃料への転用・転作や、新興国の需要増加で高騰しており、食糧確保のために輸出規制を導入する国が増えている。中国は小麦やトウモロコシ、ロシアは小麦や大麦が対象で、農水省が把握しているだけで規制導入国は世界の11カ国に上る』

      

資源のない日本。食料自給するにしても日本の農家は高齢化。

戦前を思い出すな~。。。って、そこまで年寄りじゃないっですよ。

えっ?下に書いてある『戦前の国債は?』ですって?・・・亡き父のですっ!

ojisan(EBISU)@MAYURA

量子論と相対性理論

2008-04-23 | Yoga
最近、量子論と相対性理論を読み返しています。と言っても解説本。

ヨガをしている人は聞いた事があるはずの『バガヴァットギータ』が含まれている、インドの大叙事詩『マハーバーラタ』。
その中で『インドラの雷』の描写は核兵器を想像させるものとも言われており、古代に核戦争があったと言う学者もいるのです。
さて、このマハーバーラタの書かれたはるか以前に書かれた『ヴェーダ』。そこから生まれたダルシャナと言う哲学の6つの学派。そして医学部門であるアーユルヴェーダ。

それらは、かなり科学的で、その根本を理解するには、どうしても量子論と相対性理論を理解しておきたかったわけです。
量子論と相対性理論を読んで思うのは、やはり古代インダス文明の時代には、相当な科学があったと僕は想像しています。

多分、古代の人々は、高度な科学を持っていて、何かを現代の私たちに伝えようとしているような気がしてならないのです。

日本の古事記にも宇宙創世の描写がされてますが、量子論的にみると興味深い。

古代マヤ暦は、2012年12月23日までしかないそうですが、太陽の黒点活動が活発になる時期と重なるとも言われており、そのような時期は、過去地球は大きな影響を受けて来たようです。

何はともあれ、古代人による科学は、現代に生きる我々に重要なヒントを与えてくれるのではないでしょうか?

ojisan(EBISU)@MAYURA

脳と呼吸法

2008-04-20 | Yoga
皆さんは『呼吸』についてご存知ですか?

生まれて来てから数えきれない呼吸をしているはずですが、その一息一息が、体中の色々な場所に影響を与えているのをイメージして呼吸している人はごくわずかだと思います。

そんな呼吸ですが、影響を大きく与える部分に『脳』があります。

二酸化炭素濃度は吸気中0.03%で、これで血液のPHが約7.4に保たれます。呼気中は3~4%になり体外へ排出されます。
仮に大気中の二酸化炭素が低下すると、血液はPHが上昇しアルカリ性側に変化し、呼吸は浅く遅くなります。脳血管は収縮し脳は酸欠気味になってしまうのです。いわゆる過呼吸がこの状態にあたります。

この逆に、脳内の二酸化炭素が増加すると、呼吸は深く大きな呼吸となり、血管が拡張し脳血流は上昇傾向になります。
脳の覚醒状態もこれにあたり、最近の研究では、脳をリラックスさせるホルモン『セロトニン』が分泌されている事が分かっています。このセロトニンが抑うつに良いのはご存知のかたも多いのではないでしょうか?

しかし、二酸化炭素濃度も増加しすぎると、顔面の紅潮~めまい、頭痛~呼吸困難などの悪影響が見られるので注意が必要です。

さて、この呼吸のバランスを整える技術は、日本へは仏教とともに伝来(白隠の丹田呼吸、元はお釈迦様の呼吸法)したのですが、さらに大本をさぐると古代ヨガからの流れをくむもの。

現在、日本では、ヨーガセラピー(日本ヨーガ療法学会)として、ヨーガの呼吸法を含めて色々な研究や臨床がなされています。(※インドでは他にいくつかの著名な団体が存在します。)

今日のまとめ。
呼吸は脳に大きな影響を与えますので、きちんとした知識を得た上でないと逆に非常に危険なことになりかねないものでもあります。酸素濃度の薄いヒマラヤで行われている呼吸法をそのまま平地で行うと意識が飛んでしまう可能性があります。

人体は、複雑で繊細なバランスで成り立っています。
ちょっとしたアンバランスが思わぬ方向に影響を与えるものです。
呼吸は脳に直接作用するだけに、大切に意識しておこなってほしいものです。

ゆったりとしたリズムの深呼吸を1日5分程度してみるだけで、心がだいぶ落ち着くはずですよ。
実践してみてはいかがでしょうか?

oji-3(EBISU)@MAYURA

テストステロン

2008-04-17 | Ayurveda
テストステロンと言うホルモンをご存知でしょうか?
これは男性ホルモンの一種で、胎生期の脳内で大量に分泌されると多くは男として生まれます。

実はこのホルモン、こんな作用を持っています。

・男性らしい骨格、筋肉が作られる
・ポジティブな性格になる
・声を低くなる
・情緒不安定、短気になる
・孤立、孤独を好むようになる

『英雄色を好む』と昔から言われますが、戦闘的、支配的な男性的性格はテストステロンなど男性ホルモンが影響しているようです。

さて、このホルモン。インドの古代医学アーユルヴェーダが言うピッタと言う性質と同じです。
アーユルヴェーダは、人間は色々な要素の影響を受けていて、それを小さなレベルまで観察し、科学的に治療する技術だと思います。
欧米の医学者や薬品会社がアーユルヴェーダの理論を積極的に学んでいるのも、アーユルヴェーダが科学的な学問だかからだとも思います。

さて、このテストステロン。
男性も30才を過ぎると平均的に年2~3%の割合で分泌が減り続けます。

中年期の男性に鬱病が多くなりがちなのは、社会的ストレス以外にこんな原因があるのかも知れません。
女性にも個人差はありますが1/20の割合でテストステロンは分泌されてますので、何らかの影響があるかも知れません。

たったひとつのホルモンで、性格は大きく変化します。

人体を総合的なバランスでとらえるアーユルヴェーダの理論は、今後の医療や健康法に大きな役割を持っているのかも知れません。

MAYURAのホームページに、アーユルヴェーダとヨガで血液検査のデータがどのように変化するか、私の身体で経過観察したデータをグラフ化してみましたので、興味あるかたはどうぞご覧下さい。

oji-3(EBISU)@MAYURA

4/13 お寺で座禅会 (リポート)

2008-04-13 | LOHAS
福岡市南区高宮の成就院さんで行いました『座禅会』。
約30分間の静寂のひとときを皆さんで共有致しました。

          



          

終了後の歓談のひととき。話しの流れで副住職のビワ演奏をリクエストしたら弾いてくれました。

           

ちょっと僕もさわらせてもらいましたけど、簡単そうで難しい楽器のよう。
次回はもっとやってもらいましょう!

12日のヨガとアーユルヴェーダの原点を探るワークショップと本日の座禅会。
久しぶりに2日連続のワークショップを楽しませて頂きました。

ご参加のみなさん、ありがとうございましたっ

oji-3(EBISU)@MAYURA

メラビアンの法則

2008-04-02 | 
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが人にインパクトを与える要素を分析したものに「メラビアンの法則」と言われているものがあります。

人間がどの情報を頼りにいろんな判断をするかと言うと・・・

視覚的情報=Visua 55%(服装や表情、動作など視覚による判断)

聴覚的情報=Vocal 38%(声の大きさや、速さ、間など聴覚による判断)

言語情報=Verbal  7%(話の組み立てや敬語など、言葉遣いなどの言語による判断)


「7-38-55のルール」又は「3Vの法則とも言われてます。


これとは別の数字になりますが、人間はあらゆる判断を五感(視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚)でおこなっています。

これら5感を使用する割合ですが・・・

視覚87%、

聴覚7%、

触覚3%、

臭覚2%、

味覚1%

と言う割合で影響を与えるとも言われます。

例えば、料理は、視覚によって、または店員の説明によって、『美味しい』と感じさせるか否かが決まる割合が多いと言う事です。
小汚く、不衛生で、見栄えも良くないお店の料理は、いくら中身を頑張っても『美味しい』とほとんどの人が感じてくれないと言うことになります。

さて、YOGAでは、感覚器官を遮断して判断を行いますので、この心理学的なデータは当てはまらない判断基準が生まれます。
目を閉じ、表面的な判断を行わないわけですから。

これは、移り変わりの激しい、人の心理が見えにくい現代社会にはとても大切な手法だと思っています。

しかし、YOGA、いやインド哲学は『内側』に注視するので、インド哲学にはまりだすと外見には無頓着になりがち。
身だしなみには一層気をつけねばと思いました。


oji-3(EBISU)@MAYURA