うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

満月

2010-07-25 | Ayurveda
今日、7/26は満月。

太陽と月の引力が両方から地球を引っ張ります。

インドの伝統医学アーユルヴェーダの薬草学では、同じハーブでも、満月の日にとったものと、新月の日にとったものと、薬効に違いがあることを、太古の昔より知っていました。

潮の満ち欠け、出産、死・・・etc.

私たちは、月や太陽、宇宙の影響を受けて生きているわけです。

満月の明日。

天気が良ければ、街灯りの少ない山などに行って、月や星を眺めてみてはいかがでしょうか?

広大な宇宙の中で、自分の存在をいろいろ感じられることかと思います。

大分の九重あたりの星空は格別でしょうね~

yamabech@MAYURA

心は脳のカタチを変える!?

2010-07-17 | ヘルスケア

『子供のころに両親間のドメスティックバイオレンス(DV)を日常的に見て来た人は、そうでない人に比べ、右脳の視覚野の一部が平均20.5%萎縮しているとの研究結果を、熊本大大学院生命科学研究部の友田明美准教授(小児発達学)と米国ハーバード大の研究チームがまとめた』西日本新聞より

脳の研究は、計測機械の発達によって新たな発見が次々にされています。

前述の研究では、視覚野の『舌状回』と言われる場所の萎縮がみられ、その結果(詳細には解明されてないが)視覚的な記憶力が低くなると見ているそうです。

子供の頃に日常的な経験をした成人を知っていますが、この研究結果のような行動を起こすのです。見て聞かせた事を、いったん理解するのですが、結局は全く違った事をしてしまうのです。

約2000年前の哲学書Yogaスートラでは、サンスクリット語で幸福と苦悩を次のように表現します。

スッカム(幸福※満たされた空間)

ドゥッカム(苦悩※つぶされた空間)(※)はサンスクリット語の直訳です。

2000年以上前に脳が萎縮するか否かが分かっていたかどうかは知りませんが、人は押しつぶされそうな気持ち(ストレス)が続くと様々な病気が出て来ますが、脳にも少なからず影響を与えるようですね。

yamabech@MAYURA

神事

2010-07-16 | 福岡・博多
7月15日 博多は博多祇園山笠のフィナーレ。追い山の日。
今年も、朝からの講習もあり、観に行く事が出来なかったけど、博多に住んでいると、やはり気になる祭り。僕の父も上に乗っていたそうだし、知人も世話役で仕事そっちのけで頑張っています。

祭りとは『マツリ』。一説によると『間』をつり合わせるものとも言われます。
神との間を。。。

山笠もれっきとした神事。

でも、一時期、入れ墨をした男たちで市民がどん引きしたこともあるそうで、その後、自浄してゆき、今は、市民に愛される祭りとしてちゃんと続いているわけです。

神事と言えば大相撲。

ここも抜本的な浄化が必要な時期なのかも知れませんね。
『協会』と言う利権が渦巻く大きな組織全体を自浄して、大切な日本の文化を、『まっすぐ』に継承していって欲しいと思いますね。

yamabech@MAYURA






導入期。成長期。成熟期。衰退期。

2010-07-11 | Yoga
経営者とっては、当たり前の理論で恐縮ですが。。。
商品やサービスは、各段階を経て、ライフサイクルを終えます。

導入期:認知度が低く需要も少ない。(革新的なものを求める少数な人が動く)
成長期:認知され、需要が急拡大する時期。(市場参入が増える。流行に敏感な人が動く)
成熟期:需要は頭打ちになるが、市場参入が増え競争が激化する。(流行に追随する人が動く)
衰退期:需要が減り市場から業者が撤退してゆく時期。(流行に感心がない人が動く)

導入期~成長期には、値段も高く、サービスであれば徐々に大型の店舗参入が増えるが、成熟~衰退期になるにつれて、値段は下がり、店舗規模も小さくなりやすい。

資本がある者は、ない市場を『作る』だけの仕掛けが可能ですが、資本力のない、零細・個人は、成長するか否か分からない商品やサービスの導入期にいち早く参入して、成長期~成熟期までに撤退し、次のモノに乗り換えるケースが多いようです。

でなければ、人が参入しそうもない、小さな市場でオンリーワンを目指して細々とロングサイクルな商品やサービスを守り抜く方法もあります。

この当たり前のマーケティング理論ですが、これを知らないが故に、本来、ロングサイクルなモノの市場を急拡大させてしまい、結果的に衰退期を早くしてしまった例をいくつも見て来ました。

『時』を客観的に読み、『欲』と『我』を自制すると言う、インド哲学的考え方は、こんな時でさえ応用出来ると思います。

shudanandha@MAYURA

今や全国区!

2010-07-08 | Yoga
MAYURAでYogaのインストラクターをしてくれていたお二人のDVDが出ているそうです。
今や全国区になったふたり。
MAYURAは地元密着、城南区のまま!?


田中舞さん。
うちでYogaデビューした時は緊張していたが、今やコレ。
東京を中心に活躍していて、NHKにも出演しているそう。
ますます活躍するであろう逸材です。


山野雅子さん。昨年はTTCをして頂きましたね。忙しいお方だから、身体に気をつけて頑張って欲しいものです。

こうやって、ひとときでも一緒にYogaに関わった人たちが活躍されているのを見ると、嬉しくなってしまいますね。


yamabech@MAYURA

アインシュタインの言葉

2010-07-07 | 
Try not to become a man of success, but rather a man of value.

成功する人間になろうとせず、むしろ価値ある人間になろうとしなさい。アルバート・アインシュタイン

成功は自分の欲を満たすだけのものだけど、価値ある人間は人の心を満たすものだと思うのです。

自分を知り、自分を客観視することは、価値ある人間になる近道になるとYogaの哲学では考えたのだと思います。

7月11日はYogaスートラの講義開講です。

Shudhananda@MAYURA


流行り廃り(すたり)。

2010-07-05 | Yoga
流行は、いつか廃れてゆくものです。

僕が関わった健康関連だけでも、15年位前に流行ったクイックマッサージは、今や街で見る事はまずないし、リフレクソロジー(足ツボ)専門店も希少、Yogaは、ホットヨガが減り小さなスタジオと養成講座が増え、アーユルヴェーダや加圧トレーニングもまたしかり。

最近、福岡の街でたくさん見かけるのが、整骨院(接骨院)とクリニック。

最初は、名も無い小さなビジネスが、流行るとみれば追随する者が続出し、養成コースが増え、卒業生が増え、ますます街に氾濫します。
そして、価格競争が起こり、自然淘汰されてゆくのです。

例えば、福岡で整骨院が増えたのは、学校が増えたからですが、この業界も保険点数の絞り込みや過当競争(給与も減少傾向らしい)で、資格だけで患者が来る事はなく、最後は『腕』と『コミュニケーション力』が勝負どころとなります。
整骨院が増えれば、あんま指圧マッサージ屋さんも影響を受け、益々の努力が要求されます。

このように、国家資格の間でも競争原理が働いているのですが・・・

民間の資格はさらに厳しい状況です。

養成コースが増加し始めたときは、既にその市場は成熟期に入っており、その職を目指すのは既に出遅れた感があります。
通常の営業では顧客が減ったために、養成コースを始める場合が多いからで、卒業しても仕事は非常に少なくて当たり前。

国家資格の場合は、その資格が、今後の国家戦略にどのように関わっているか否かを判断しなければ分かりません。予算によって大きく影響を受けるからです。

養成コースや資格取得を目指そうとするときは、『流行ってるから』と言うような動機だけなら、受けない方が良いと言う事です。

業界の今後も調べ、自分のカラー、信念なども考えて、道を進んでもらいたいと思います。
限られた時間を有効に使うためにも。

yamabech@MAYURA