うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

5年前に受けたインド占星術はアタってました。

2012-11-13 | インド

5年前の訪印時にみてもらったインド占星術。

その時の結果をたまたま見つけたので、あらためて見てみると・・・

意外や意外。アタってます。


詳細は書きませんが、アタってます。

ところで、今日はインドではディーパーヴァリー(=ディーワーリー)というお祭りの日。
太陽暦で10月末~11月初旬の新月の日に行なわれる盛大なお祭りで、正義が悪を退治し、心の闇を照らす、光のお祭りです。

そんな日に、たまたま見つけたインド占星術の鑑定書。

どんな意味があるのかは、将来のお楽しみにとっておきましょう。

shudhananda@mayura


歌のメッセージ~インドから日本の被災された皆様へ~

2012-03-12 | インド

インドの友人から、2011.03.11で亡くなったり行方不明の方々、被災地で懸命に生活している皆さんへ、歌のメッセージが届きました。

Hold On Makenaide

日本語を話した事もない、インド人アーティストの皆さんが、3.11早朝までかけて録音したそうですよ。

沢山の人に聞いてもらいたいです。

yambe@NPO DoItMyhealth

 


インドの孤児院

2012-01-31 | インド

貧困、カースト制度、(花嫁)持参金制度など、これらの原因で、育児を放棄し、子どもを捨て去る親が後を絶たない。

ここは、インド、タミル・ナドゥ州、チェンナイ市にある、キリスト教修道院内にある孤児院。
乳幼児から5歳位までの孤児を預かる。

経営は、寄付金で賄われている。

私は、寄付金の使途が不透明なところには、寄付をしない。
たとえ赤十字でも。(東北大震災の義援金。まだ結構な金額が届いていないと聞く。)

ここインドでは、寄付金集めのためだけに、一時的に子どもを集め、不要になったらまた捨てる偽善者もいるそうだ。(路上でふらふらしている子どもは、腕を切られ物乞いのダシに使われたり、闇の臓器売買のドナーとなってしまう事もあると言うから、非常に危険なのだ。)

施設の隅々まで見せて頂いたが、ここは、施設の清掃も、ボランティアスタッフの教育もきちんとされていて、支援するにふさわしい施設だった。


施設内には、生後間もない乳児が10名位、その他に5歳未満の子どもたちが50名程度いたのではないだろうか?

写真撮影は禁止。

理由は、写真撮影だけをして、寄付金を集めた偽善者が過去にいたからだそうだ。

考えてみると、この子達の将来を考えると、プライバシーの観点からも撮らない方が良い。

下の写真でも分るように、マザーテレサ系の施設。
さすがに、しっかりしている。

どのような理由で、ここに来たかはさまざま。

貧困のため、どうしようもなく、施設の入り口に置かれた子。
路上に捨てられていた子。
女子は、将来の持参金が大きいので、貧しい家庭は早々に育児を放棄し、捨てる事もあると言う。
特に、低位カーストの子は大変だ。

障害児。特に、女子の障害児。
多分、生活苦で親が子どもを置き去りにしたであろう子。

とにかく色々だ。

NPO法人チャルカ・ジャパンに寄付して頂いた方々の名簿とお預かりした支援金を、シスターに渡した後、私たちは、1時間ほどこの子らと遊んだ。

とても楽しかったが、帰りがけに名残惜しむ事も無く、さっさと部屋に戻る子どもたちを見て、少し悲しくなった。

私たちみたいに、お金を持って来て、少し遊んで、帰って行く人たちが沢山いて、慣れてしまっているのだな・・と。(実際、いろいろな国の方が訪問していた)

この施設は、チェンナイ国際空港のすぐ近くにある。

子どもたちが部屋に帰ったあと、空港を夕日が照らす。

少し、心に何かが残る。

時折、訪問者が来て、二度と会う事がない人と遊び、部屋に帰る。

私が、子どもだったら、楽しくないなぁ。

本気で向き合うと別れが悲しくなるから、どこか冷めた心で遊んでしまうように思う。

若い人たちにも、社会の裏側を見て、自分たちがいかに恵まれているかを感じる『スタディーツアー』なんかも考えてみよう、かな?


NPO法人チャルカ・ジャパン



インドの老人ホームにて

2012-01-21 | インド


これは、NPO法人ドゥ・イット・マイヘルスの活動で訪問した、寄付金だけで賄われているインドの民間孤独老人収容施設。
インド政府の社会福祉政策が追いつかず、路上に放置される老人が増え、続々と身寄りのない老人が運ばれて来ます。
ここだけでも、350名程度の人たちが収容されているそうです。

寝たきり、認知症の人も多い。マットレスはなく、床ずれも見られます。

まだ動ける人は、このようにしてトイレへ。
動けない人は、オシメもしくはその場で。
掃除はボランティアスタッフが行ないますが、臭いは消えません。

この状況、遠い異国の問題ですか?

今の日本、借金に頼らない財政を行なったら、そんなに大きな差はないのかも知れません。

例えは悪いかも知れませんが、中古の軽自動車しか買えない家庭が、ローンで高級車を乗り回しているようなのが、今の日本の財政です。

もし、身の丈にあった財政を行なったら・・・

今、日本で、我々日本人が見ているのは、虚像なのかも知れません。

臭いものに蓋がなされている日本。

臭いものが臭いままあるインド。


板張りのベットに横たわる、名前、年齢など質問に何も答えられない婦人。
2ヶ月前にどこかの路上からここに連れて来られたらしい。
彼女の人生がどのようなものだったかは、誰も知りません。

経済成長の続くインドは、インフレで食費や人件費も上昇していて、その上、増加する収容者にここの運営はとても大変な様子です。

私たちのNPOでも継続的に支援をしてゆきたいと思います。

NPO法人チャルカ・ジャパン


捨てられた人々

2011-12-10 | インド

日本では、生活保護者が200万人を超えて、社会問題となっていますが、成長を続けるインドでは、社会保障そのものが遅れており、社会からドロップアウトした、ホームレスを多くみます。

働けなくなった高齢者、婚礼時に多額の持参金が必要な『女子』(幼児婚の風習が未だある)、障害者等を捨て去る現実。
日本企業が多く進出し、活況な都市部でさえ起きています。



公的な支援が間に合っておらず、『マザー・テレサ』のような心意気を持った人々らが、身銭と慈悲の寄付金を集めて施設を運営しています。


写真のこの施設は、政府の支援を嫌って(細かな制約が多い)、民間資金だけで運営している施設。
路上生活していた老人、障害者、女子等が住んでいます。
精神疾患も多いということです。

施設を設立した方は、元はサラリーマン。
たったひとりから始めて、施設の開所式には、マザー・テレサも駆けつけたそうです。

(写真はサポーターかたのHPより借用)

しかし、その後の運営は、次々に入ってくる入所者のため、コストは増加の一途。食事・薬代などぎりぎりでやりくりしているとのことです。

最近、数百人規模の施設になり、やっと常勤の医師が来てくれたそうですが、リハビリやセルフケアは人もノウハウも不足していて、その辺も課題だとか。

そこで、私、NPO法人ドゥ・イット・マイヘルス(現NPO法人チャルカ・ジャパン)の隊長(?)として、とにかく行ってみる事にした。

出来る事は沢山あるし、ここでの経験は、日本での活動にフィードバック出来るはず。(東北大地震被災者のメンタルケアなどにも)

さらに、現地のサポートしている方とやりとりしている中で、マザー・テレサの孤児院も行って欲しいと言うこととなり、もちろん行かせて頂くことにした。

そんな、こんなで来月早々にインドへと行く事になったが、せっかく行くのだから、2つの施設に、支援金や学用品を多少でも用意して行こうと思っています。

もし、少しでもご協力出来る方がおられれば、寄付金をお振込下さるか、水曜日と金曜日10:30のyoga教室へご持参下さるとありがたいです。

支援金振込口座

名義:NPO法人チャルカ・ジャパン 

ゆうちょ銀行 17460-8156901



※お振込後、メールでご一報頂けると、帰国後のご報告等の連絡が出来ますので、助かります。
※お問合せ等メールアドレス info@doitmyhealth.net
※2011.12月時点では、当法人では寄付金控除を受けられません。
※皆様からお預かりした支援金は、学用品の購入費等に充当した上、残金を案分し、現地の状況を実際に確認後、現地施設責任者へ手渡しさせて頂きます。
※もしくは、施設で作っている製作物の購入費、日本への送料へ充当させて頂く場合もございます。
※現地の施設が、非人道的な扱い、不正な会計処理を行なっている可能性がある場合は、支援金は持ち帰り、ご返金もしくは、ご了解頂けた場合、他の支援活動に使わせて頂きます。
※3000円以上ご寄付頂いた方は、当法人の平成24年度賛助会員とさせて頂きます。
※当法人は、福岡県認定の非営利活動法人であり、毎年一度の会計報告、役員以外の監査を行い、適切に会計処理を行ないます。
※訪問先の施設名については、様々な影響を考慮して、今の段階では、あえて明記しておりません。ご了承下さいませ。

特定非営利活動法人ドゥ・イット・マイヘルス(現NPO法人チャルカ・ジャパン)
理事長 山邊悦弘

 

 

 

 

 


南インドのシッダ

2011-11-10 | インド

古代南インド(タミル)において、シッダ医学を伝承したシッダ達。

1)ナンディ
2)ティルムーラル
3)カランギナダル
4)ボーガル
5)コンガナル
6)アガスティヤル
7)シヴァヤ=シッダル
8)チェンディケーサル
9)カマラムニ
10)パタンジャリ
11)サタイムニヴァル
12)マチャムニ
13)クナッカンナル
14)プンナケーサル
15)コーラッカル
16)テーラーイヤル
17)スンダラル
18)イダイカダル

パタンジャリの名もあるが、6)アガスティヤルに注目。
紀元前3000年より伝わるあの予言書「アガスティヤの葉」として現在も伝わり、タミルの人たちは結婚相手もこれて決めてしまう程。
知り合いのインド人は、祖父の死亡日時まで当たっていたそうで、自分のは怖くて観てもらってないと…


yamabech@mayura


QOD

2011-05-30 | インド
QOD(Quality of Dying and Death)。『死・死に方』の質。

すべての人間に平等なもの。

1つは、1回だけ産まれて来ること。

もうひとつが『死』。

生誕は、多くの人にとって記憶の鞘の外にあって、その一瞬を思い出す事はほぼないが、死はその直前を意識出来ることが多い。

その上、自らその死を選ぶ事も出来る。しかしながら、事件、事故、災害のように不本意に死んでしまうこともある。

どちらにせよ、いつか必ず死ぬのはかわらない。

私は、出来ることなら、死ぬ直前に『良い人生だった』『ありがとう』と言う思いで死ねたら良いなと思う。

そのためには、『今』どう『生きるか』が大切になるように思えてならない。

歳をとると、ブラックホールに吸い込まれる前のように、時間の速度がどんどん早くなる気がする。
一瞬が大切になる。

Shudhananda@MAYURA



インダス文明とB型人間。

2010-11-11 | インド
インドに行った事がある人なら経験があると思いますが、あの頑固さ、自己主張の強さには、閉口してしまったことがあるのではないでしょうか?

さて、そんなインド人、一説によると、血液型はB型が多いと言う。

実際、イギリスの血液人類学者A・E・ムーラントらがインド・プラチャルプラデッシュ州のアーリア族を調査したデータによると、B型34%、O型24%、A型26%、AB型16%と、B型が最も多い。

日本人の血液型の割合は、A型38%、O型30%、B型22%、AB型9%と、A型が最も多い。(O・プロコプ,W・ゲーラー著.石山夫訳:『遺伝血清学』学会出版センター)

 今から4000年以上前のインドは、インド洋周辺のさまざまな民族と交易をしており、多種の民族による『インダス文明』が形成されていました。

紀元前16世紀頃、イラン方面から移動して来た遊牧騎馬民族アーリア人が侵入・支配しました。
そして、インダス文明を作っていた多種の民族と混血、文化的融合を繰り返しながら、やがて定着。
インド社会の支配階級となり、農耕をもするようになります。

血液型は、O型からA型(農耕民)、B型(遊牧民)、AB型の順で発生したと言う説がありますが、B型は移動する民族のためか戦いが巧く、13世紀のモンゴル帝国/チンギスハーンの例にもあるように、B型の象徴である遊牧民族は、たびたび社会を支配しています。

そして、支配階級は『歴史の改ざん』『自己の神格化』を行い、多くの神話を後世に残す事になります。
インドでは、アーリア人の侵攻後、数々の神話、カースト制(身分差別制)などが生まれてゆきます。

私たちがインドの古典を勉強するとき、そんな時代背景を思い起こしながら学ぶと、興味深いものが浮かび上がって来ます。

また、それは、今の時代にも当てはまる事があり、時間は経っても、今も昔も変わらないことがあるものです。

B型にはかなわない・・・(笑)

yamabech@MAYURA


秘密のパワースポット?

2010-10-28 | インド
僕の中で、国内一番のパワースポットは伊勢神宮内宮 御垣内 と思っております。

Yoga関係者のパワースッポットは『カイラス山』と言うのかも知れませんが、残念ながらここは、まだ行った事がないので置いといて。

僕はここに、もう一度、行ってみたい。



インド、バンガロール近郊のとある1000m級の山の頂上にある寺院。
デカン高原(標高約800m)を360°大パノラマで一望出来る山の上。(つまり、この山、海抜約1800m)
その頂上に巨石があって、その中をくり抜いて、ヒンドゥー寺院がある。

2007年に行ったのだけど(当時、日本人で2人目に来たと言われた)、詳しい事を調べないまま帰って来たので、かなり心残り。

南インドは、インダス文明の創世記に中心をなしたと言われる『トラヴィタ民族』がアーリア人に追われ、そのまま定住したと言われていて、日本の神道との共通性も見られて興味深い地。

山の上の巨石信仰は、九州、大分県の宇佐神宮元宮でも見られる。

インドには、日本人の信仰のルーツが、まだまだ沢山あると思う。
もちろん、釈迦の足跡もいずれ訪ねてみたい。

yamabech@MAYURA




ナヴァラートリ

2010-10-08 | インド
10月8日から始まるインドのお祭り『ナヴァラートリ』。

ナヴァは『9』。

ナートリーは『夜』の意。

ナヴァラートリは、9日間にわたって、毎夜、祈りや踊りを『女神ドゥルガ』へ奉納するお祭り。

この時期のインドは、とても賑やか。

インドの神話では、女神ドゥルガは、宇宙創造の根元的な力である『シャクティ』の象徴。
つまり、この宇宙は、女神ドゥルガの子宮から産まれたとされているのです。



その女神ドゥルガに9夜10日間、祈りを捧げます。

このドゥルガは、シバ神の妻として、インド神話通の方はご存知かも知れませんね。
(ヒマラヤに住む女神パールヴァティも女神カーリーも、実はドゥルガと同じ存在)

昔々、悪神アスラによる悪政に苦しんだ人々は、創造神ブラフマーの元へ相談に行ったが、もはやブラフマーとて手に負えない状況になっていた。

そこで、ブラフマーを先頭に人々は、ヴィシュヌ神の元へ相談に行った。そこに、参謀シヴァ神が同席。
正義感の強いシヴァ神は怒り、強烈に光だした。その光の海から、女神ドゥルガ神が生まれ悪神アスラを倒した。(意訳:yamabech 参考資料:M氏)

創造神ブラフマーは、自由を与え、それにより、善も悪もいかようにも変化出来る世の中が出来ました。
『我』は自由を得ると、自身のために、『人のため、社会のために』と言うことを忘れてしまいます。

その結果、一生かかっても使えないくらいの富で自由を得る人々が増えると同時に、教育も受けれず、虐待を受ける子供、身体を売らざるを得ない女性、家もない人々が、この日本でさえ増えているのが、事実です。


『自分』は『社会』の中で生かされています。
地球上の資源は限られていますから、沢山美味しいものを食べれば食べるほど、飢餓の人々が増えると言うのは避けられない事だと分ければ、『自分』はなるべく粗食で我慢すれば、より多くの人が飢餓で苦しまなくてすむわけです。

悪神アスラは、我々の心の中に住んでいて『美味しいものを沢山たべたいよ~』と言い、ビシュヌ神は『良いのかそれで?」とさとしてくれます。
それでも、言う事をきかなければ、シバ神の怒りにふれ、ドゥルガ神により『病気』と言う苦しみを与えられると言うようなものです。

2010年10月8日新月から10日間。
自分自身の中にいるアスラ神に対し、ドゥルガ神へ祈って戦ってみませんか?

Shudhananda@MAYURA