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Basic knowledge about radioactivity(放射線被ばくの基礎知識)

2011-03-19 | ヘルスケア
Basic knowledge about radioactivity concerning damages incurred on nuclear power plant
【To Center for Multilingual Education and Research website】

放射線被ばくの基礎知識を情報提供しておきます。【参考website:(独)放射線医学総合研究所

1)用語解説※一般向けに簡単に表現しています

放射線:放射性物質から出ている目に見えない電磁波や粒子線のこと。

放射性物質:放射線を出す(放射能)物質(ウラン、プルトニウムなど)、放射化物質。

そのため、指定区域内において『マスク、肌を露出しない、雨に濡れないなど』を推奨されるのは、放射性物質を吸い込んだり、付着させたり、それにより放射線をまき散らさないようにするためです。

万が一付着した場合は、石けんなどで洗い流します。(除染)

・放射線の人体に与える影響

シーベルトと言う単位
1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)
これらは、年間、毎時、毎分、1回あたりと、時間毎で表します。

(独)放射線医学総合研究所websiteより引用


10ミリシーベルは、CTスキャン、インドケララ州の自然放射線とほぼ同じです。

100ミリシーベルト/年間以内ですとガンの過剰発生は認められないとも言われています。
放射線作業従事者の年間線量限度は10ミリシーベルトです。

福島第一原子力発電所で事故作業をしてくれている皆さんは、安全なぎりぎりの放射線量と言うこととなります。

参考までに、医療機器では、部分照射になりますが、心臓カテーテル(1グレイ=約1シーベルト=1000ミリシーベルト)、ガンの放射線治療(10グレイ=約10シーベルト=10000ミリシーベルト)
γナイフ(14グレイ以上=約14シーベルト=14000ミリシーベルト)だそうです。

ある航空会社の外国人パイロットは、東京方面への乗務を拒否したとニュースに載ってましたが、過剰な反応は控えたいものですね。

詳細は(独)放射線医学総合研究所websiteへ。

yamabech@MAYURA

地震 火山 異常気象

2011-03-05 | ひとりごと
日本では、新燃岳の噴火、海外ではNZランドの地震。
加えて、世界中で異常気象の報告が聞かれます。

世界の地震がひと目で分かるこんなサイトがあります。Seimic Monitor

今日は新月。
地震は、満月や新月の前後に多いと言う人もいます。

今日は、心なしか家の回りのカラスが良く鳴く。
磁場の影響を受けやすい、鳥やクジラなどは、磁場の変化に敏感とも聞いた事があります。

こうやって、動物や人たちは、太古の昔から、自然環境の変化に気づき、逃げ、怯え、祈り、今に命をつなげて来ました。

変化は常にあり続けるものです。

変化には柔軟、心は強靭。

そんな心になりたいものですね。

shudhananda@MAYURA

PS:今週は珍しく毎日投稿しています。ヒマなんでしょうか?




『プルシャ』Yoga Sutoras of PatanJali Chapter1-16

2011-03-04 | Yoga

Yoga Sutoras of PatanJali Chapter1-16)

【訳】その(前節のヴァイラーギヤ)最高のものは、プルシャを知覚した者の、グナへの欲望へも離れたものである。

【解説】

・ヴァイラーギヤ:離欲

・プルシャ:至高の存在 最高の精神 男性 など

・グナ:根本的原素(プラクリティー)の三要素(ラジャス:激質・タマス:暗質・サットヴァ:純質)

グナとは、この世(物質・時間)の根本であるプラクリティーがもつ3つの性質。
このバランスで、万物は変化し、さまざまに展開してゆきます。
プルシャと言う、至高の「観察者」存在を知り、目の前で様々に変化する事象への欲望すらなくなることが、最高の『離欲』だと。

ここで、『プルシャ』と『プラクリティー』と言う言葉が出て来ました。
アーユルヴェーダでも出て来る言葉です。

これらの言葉は、『サンキヤ哲学』に出て来ます。
『プルシャ』と『プラクリティー』と言う二つの原理を立てることから『二元論』とも呼ばれます。

このように、ヨーガスートラに代表される古典ヨーガは、基本的には二元論で展開されます。


なので、この文は、不許複製、流布禁止。
厳守のほど、お願い致します。

Shudhananda Yogi@MAYURA