うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

病院の待ち合いにて。

2010-08-31 | ヘルスケア
病院の待合室にて。

診察を終えた40代の男性が薬の説明を受けている。当然、笑顔はない。
心臓、胃、肝臓、そして・・・精神科系のお薬。

昼間から私服で病院に来ていたので仕事は休んでいるのだろう。
帰りは高級外車に乗って病院から去って行った。

精神疾患が増えています。

身を粉にして働いて、いくらばかりかのお金と地位を得、心身ボロボロで使えなくなったら捨てられる。

人の身体は消費材ではないし、お金を作るために生まれて来たわけでもないはず。

休み(リラックス)がないと、どんな生き物も長生き出来ない。
人は夢がないと、生殖期~子育てを終えた後、生きる気力を失う。

経済一辺倒のために病んで行く世の中を見たような、病院の待合室でした。

yamabech@MAYURA

ホメオパシー

2010-08-26 | ヘルスケア
『日本学術会議は24日、最近広まっているとされる療法「ホメオパシー」について、「科学的に明確に否定されている。治療に使用することは厳に慎むべき行為」との金沢一郎会長(皇室医務主管)名の談話を発表した。』時事通信2010.8.24配信

ホメオパシーとは、簡単に言うと、健康な人間に投与すると、ある症状を起こす物質(鉱物や植物など)を、非常に希釈して飲ませる等して、病気を予防、治癒させようとする療法で、日本統合医療学会のサイトでは、関連学会と表記されています。

また、インドでは国家資格として認められている療法で、イギリスでも人気の代替医療です。

しかし、数多くの科学者がホメオパシーに批判的で、2004年ドイツで公的保険適用例外を除き除外、2005年スイスでも公的保険適用除外となったと言う情報も。(wikipedia)

かつて、私のクライアント様が、ホメオパシーに通っておられたが、好意的な発言はなかったと記憶しています。

さて、プラシーボ(疑似薬)でも、そこそこの割合で病気は治癒します。
だから、何でも『信じれば救われる』わけで、医学的、科学的には効果がなくても、症状が治まるのは不思議な事でもなんでもない。

そう考えると、民間療法の多くは、中立の立場の研究機関がエヴィデンスを集めて有効性を確かめなくてはならないが、多くは商売ありきの自己アピールのための研究が多く、有効性が誇張されている場合も多いものです。

利害で研究結果が変わるのなら、一般の人は何を信じたら良いだろう?

15年以上様々な代替補完医療を学び経験してきましたが、クライアント様に適確な情報をお伝えするためには、自ら中立な立場に身を置く方が良いのではなかろうかと、考えてしまうニュースでした。

yamabech@MAYURA

モンドセレクション

2010-08-21 | 社会・経済
TVコマーシャルで時折みかける『モンドセレクション最高金賞受賞』。
ずっと気になってはいたけど、この機会に調べてみました。

(参考記事:日経トレンディーネット モンドセレクション本サイトなど)

・『食のノーベル賞』といわれる
・ベルギーのブリュッセルに本部を置く
・審査料は1100ユーロ(1ユーロ108円=118800円)
・厳正かつ非公開な審査
・総合得点の平均点に応じ、90点以上で最高金賞、80点以上で金賞、70点以上で銀賞、60点以上で銅賞が授与
・審査対象品の5割が日本からの出品。日本から出品した食品の8割が入賞。
・「ダイエット並びに健康食品」分野では、受賞した16社中全社日本企業。「チョコレート、製菓ならびビスケット」分野では、受賞した26社中25社が日本企業。
・出品代行屋が存在する。

全世界80カ国以上2200アイテムの評価がなされているモンドセレクションだが、日本企業が寡占状態にあるのは間違いないようです。

モンドセレクションで最高金賞を受賞すると売上はどうなるのかと言うと、各媒体の取材も増えるため『上がる』例も多いと言います。
国際的にはほとんど無名なこの賞の効果は、日本だけに限られるとも言います。

ただ、『評価』『国際基準』などの『権威』に弱い日本人。
『宮内庁御用達』などと同様、権威的なもののお墨付きに対し、『右へ習え』的に動く習性が今だにしみついているようです。

消費者もメーカーも、本質的に商品を見る目、消費者を見る目を養わないと、日本は国際的に取り残されるのではないかと危惧するのは、僕だけでしょうか?

yamabech@MAYURA

経済発展と哲学

2010-08-18 | Yoga
古代インドで、ヨーガ哲学、マハーバーラタ、ラーマヤナが世に出て来て、サンスクリット語が最盛期を迎えた時代があります。

紀元3~5世紀の『クプタ朝時代』。

この頃のインドは、交易により港湾都市は反映し、貧富の差が激しくなり、またバラモン(カーストの支配階級でサンスクリット語を使っていた)による、土地等の支配が広まった時代。さらに、上位階級であるクシャトリヤも台頭し、庶民(ヴァイシャ)以下のカーストとの格差はかなり広かったと想像出来ます。

繁栄と衰退。

現代社会も同じような状況なのかも知れません。

その頃生まれた、二代叙事詩とヨーガ哲学。また、思想的影響を与えた仏教。

何か現代社会の行く末に、警笛を鳴らしている部分があるのかも知れません。

shudhananda@MAYURA






ホメオスタシス

2010-08-17 | ヘルスケア
人の身体にはホメオスタシス(恒常性)と言う癖があります。
これは人間に限らず、自然界全体の法則でもあるのですが。。。

本来もっている状態から、何かの影響でそれが狂ってしまった場合、元々のバランスに戻そうとして様々な現象を起こします。
その時に起こる症状を病気と言うことがあるるわけです。

そして、狂った作用を戻す手助けをするのが、『薬』と言われるものです。(西洋薬、漢方薬に限らず)

しかし、人のカラダは、筋肉や骨のようなマクロなレベルから、遺伝子やイオンなどミクロのレベルまで、微妙なバランスで成り立っているわけで、長期間薬を服用すると、その薬を服用している状態でバランスをとるように変わってゆきます。
つまり、薬がなくなると、またバランスが崩れてしまうのです、

生まれつき、親から受け取った心身は、人それぞれ違いますから、当然、人それぞれ、ベストバランスなポイントは違う部分もあるわけです。

自分にとってのベストバランスを見つけるためには、自分自身を知る必要があるわけです。
そのお手伝いが出来るように、今、さまざまなトライをしている最中です。

yamabech@MAYURA

乳香(フランキンセンス)

2010-08-09 | LOHAS
古代エジプトで神に捧げるための神聖な『香』として使われていたといわれる乳香(オリバナム/フランキンセンス)。
精油のフランキンセンスも高価ですが、原料であるこの乳香もとても高価。

値段は、乳香の色によっても違うそうで、白い方がより高価。
照明の影響で分かりにくいですが、一番上の写真が、いろいろ混ざっていた乳香の中から一番白いのもだけを選んだもので、ものすごく少ない量しかありません。







現地では、これをガムのように噛んだり、お香として炊いたりするそうですが、その他の使用方法があまりないそうです。

さて、これを使って、何を作るか・・・

これを考えるのが、今回のテーマ。

いろいろな、『宿題』が舞い込んで来るMAYURA Healthy Lab.なのです。

yayabech@MAYURA

すべては自分次第?

2010-08-06 | Yoga
自分の周りに起きていることがらは、自分の心の中の写し鏡と言うけれど・・・

自分が幸せな状況であるなら、『自分によって幸せを招き入れた!』

と、考えると、ごう慢になりすぎるような気がする。

もし、不幸な状況であるなら、『自分が不幸の全ての原因を作ってしまったのか?』

と、考えると、自分がつらくなりすぎる。

では、自分を客観的に観察出来たとすると・・・

冷静に軌道修正が出来るように思います。

これが、パタンジャリのYoga哲学が言ってることだとおもふのです。

shudhananda@MAYURA



『IH調理器で健康被害か?』

2010-08-06 | LOHAS
『IH(電磁誘導加熱)調理器を使い続けて不整脈などの心疾患になったとして、神戸市内で喫茶店を営む夫婦が製造元の三洋電機を相手取り、約8900万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしていたことが5日、分かった。』産經新聞

消費生活センターにもIH調理器による健康被害に関する報告が徐々に上がって来ているそうです。
僕も体調不良を経験したと言う話しを間接的にきいたことがあります。

現時点では、『人体への影響に関する研究データがほとんどない』そうですが、そうだとすると、安全性に関する検証なしに、販売されているとも言えるわけです。

私見ですが・・・

人体の神経系は微弱な電気で作用しているのは、多くの人が知っていると思います。

直接に電気が流れていることもあれば、イオンレベルで作用している場合もあって、IH調理器がたとえ微弱な電流しか人体に影響を与えないとしても、微短時間ならどうってことなくても、長期間であったり、体質的に影響を受けやすい人であれば、じょじょに神経的になんらかの影響が出てもおかしくないと考えるわけです。

実際、IH調理器で体調が悪くなり、ガスに戻したら徐々に体調が回復したと、また聞きしたことがあります。

人によって感じ方は様々ですが、身体の弱い方、神経が繊細な人でIH調理器を使っている人は、自分の身体を冷静に観察してみてはいかがかと思います。

yamabech@MAYURA

オペ

2010-08-05 | ヘルスケア
勢い良く窓を締めた時、自分の指が勢いよく締まるサッシの間に挟まったら・・・



こうなる。

朝のYogaクラス前の慌ただしいおり、このまま皮膚内で血が固まるのもやっかいだと思いつつ、止血、アイシング、そして緊急オペ(?)

結構、血が溜まってました。

夏バテか、頭がぼ~っとしておりますとこんなことも起こり得ます。
みなさんも、注意散漫にはご注意下さいませ。

yamabech@MAYURA

夏バテにカリウム!

2010-08-03 | ヘルスケア
毎日の猛暑でバテバテなかたも多いのでは?

そんなとき、皆さんはどんな夏バテ対策をしていますか?

僕は、カリウムを摂るようにしています。

ミネラルの一種であるカリウムは、ナトリウムとバランスをとりながら、細胞の浸透圧、pH調整をはじめ、体内の様々な部分に影響を与えるわけですが、日本人はどうしてもカリウムが不足しがち。

これが、不足すると体中だるい感じになったり、むくんだり、息苦しくなる場合もあります。

ちょっと、夏バテ気味だと思ったら、大豆類、昆布・ワカメなどの海草類、バナナなど、カリウムを多く含んだ食べ物を積極的に摂ってみてはいかがでしょう。
コーヒー好きな人は、カリウム不足になりがちですから、特に、意識して摂ると良いと思います。

yamabech@MAYURA