1.31 DUHKHA DAURMANASYANGAMEJAYATVA SVASA PRASVASA VIKSHEPA SAHABHUVAH.
1.31 苦悩、憂鬱、四肢の震え、乱れた呼吸は(チッタ(chitta)の動揺(VIKSHEPA)によって)起こる。
BC4C頃から伝わる(AD4~5C頃成立)とされるパタンジャリのヨーガスートラの第1章31節です。
苦悩、憂鬱と言う心の状態、四肢の震え、乱れた呼吸と言う肉体的状態を2つづつ分類、対比させています。
スートラを読み解く場合、このような対比と、前後の節による単語のリレーを丁寧に理解してゆくと、パタンジャリの真意が観えてくるかも知れませんね。
今月の勉強会は11/18(日)です。