うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

『過緊張』にご注意!

2009-01-28 | Yoga
「夜中に何度も目が覚める」「寝起きなのに肩が妙にこる」などが思い当たる人はいませんか?

実は僕もそう。。。

がんばりすぎな人やスケジュールが過密な人は過緊張になりやすいらしいです。

過緊張になると自律神経が興奮状態となり、休養すべき夜になってもクールダウンができなくなります。

悪化すると、動悸、発汗、呼吸困難感、肩こり、睡眠障害や、さらにイライラして人への攻撃的になるなどの症状が表れる人も・・・

感情は回りに連鎖しますから、過緊張が周りの人に伝わり、さらに自分が過緊張の影響を受けると言う悪循環になる事もあり得ます。

この過緊張は、長時間椅子に座って作業するパソコンの使い過ぎも要因になりますし、職場のストレスフルな環境も要注意。

では、『対処法、予防方法は?』

1)言語化~いわゆる愚痴る!人に嫌われない程度に愚痴ってみるのがGood!

2)深呼吸と軽いストレッチ~脳や身体の血の巡りが悪いと過緊張が増長されます。YOGAがGood!

それでも対処出来ない位ひどい時は、精神科、心療内科で診てもらうのも一考の余地あり。

『息抜き』は、息を吐く事で、神経系はリラックスモードに入ります。
緊張をゆるめたい時は、息を吐く事もとても大切。

喋る、歌う、呼吸法~~etc。

MAYURAでは、通常のYOGAクラスの他、企業向けの出張ストレス(メンタルヘルス)マネージメント講座も行っています

yama@mayura

YOGAは経験哲学。

2009-01-27 | Yoga
YOGAと言えば、変わったポーズをとったり、肉を食べない痩せ細った人をイメージする人が大多数のようですが、元々は古代インドの『ヴェーダ』と言う百科事典のような、膨大な量の知恵がつまった聖典から生まれた6つの『哲学』(ダルシャナ)のうちのひとつです。

DARSANA(ダルシャナ)

・ミーマンサ
・ニヤーヤ
・ヴァイシェーシカ
・サーンキヤ
・ヨーガ
・ヴェーダンタ

4番目のサーンキヤは、ヨーガとアーユルヴェーダの理論的な基礎となっています。
ヨーガは、サーンキヤの実践部門で、人間が生きて経験することで、理解が深まる哲学とも言えます。

昔のYOGA行者や近代YOGAの父クリシュナマチャリヤ師も『結婚して子供をつくり、家庭を築きなさい』と教えたそうです。
それは、家庭と言う人と人とのつながりから、学ぶべき点が沢山あるからなのです。
いくらYOGAスートラを読んでも、瞑想をしても、実際の経験に勝るものはないと思います。

僕自身、このところ精神的に調子が悪かったのは昨日のブログにも書いたとおりですが、この鬱々とした状態の根本的な原因を今日やっと見つける事が出来ました。

それは、ありがたいことに、他人の口を通して教えてもらいました。

鬱々とした状態は、自分の身の回りが原因で起こっているわけではなくて、自分自身が想い、言葉を発し、自分で招き入れてるものだったのです。

人には『ネガティブな原因は自分自身が作っているもの』だと教えながら、自分自身が出来てなかったし、本当の自分の問題点を気づいていなかったのですね。

YOGAの練習の中で気づくこともあるし、ヒマラヤでの瞑想で気づくのも素晴らしいと思います。
しかし、実際の生活の中でも気づきは沢山あるわけです。

そして、悩んで悩み抜いた果てには、『必ず』悩んだ分以上の『喜び』が待っています。

今、悩んでいるかたは、すぐそこまで来ている喜びを信じて、人と人のつながりを切らずに、取りあえず今を過ごしてみる事をおすすめします。

苦悩の大きさだけ、喜びも大きなものになりますし、自分の想いを変えるだけで、世界が変わる不思議を体験出来るはずです。

『YOGAはサンスクリッド語でつなぐと言う意味。』
意識と体。人と人。人と自然。すべてつながっている事を、経験を通して学んでゆくことで、YOGAがもっと楽しくなっていくことでしょう。

yama@mayura

ただのアロマじゃない!万能マッサージクリーム!?

2009-01-23 | LOHAS
僕は、肩がこった時、腰が痛い時、膝の調子が悪い時、目の下にクマができたとき、口内炎、手や唇のカサカサなどにコレをつかってます。



アシュバ・アロマと言う、マッサージクリーム。※『アシュバ』はインドの古代言語で『馬』の意味です。
馬油とアロマの精油で出来た、天然成分100%、防腐剤、着色料、合成成分無添加のハンドメイドのクリーム(化粧品)です。

MAYURAだけにしかない、しかも、ちゃんとした化粧品。

この不思議なパワーは試してみなきゃ分かりません。
MAYURAにお越しの際には、ぜひお試しを!

yama@mayura

マユーラ

2009-01-22 | インド
マユーラ=MAYURA

現在のMAYURA Healthy Lab.に時は、何と1件しかヒットしなかったものです。
このヒットしたのも、元々のMAYURAの意味を記したもので、店名等ではなかったように記憶しています。

2009年1/22現在は5380件。
店名、商品名など色々。
同業のアーユルヴェーダサロンなんてものもある。

マイナー好きな僕としてはいささか寂しい感もあるのですが、逆にmayuraがこんなに広まったのは喜ぶべき事かも知れません。

さて、このマユーラ。
男性か女性かお分かりですか?

実は『男性』なのです。
サンスクリッド語はドイツ語などのように男性名詞、女性名詞がありますが、mayuraは男性名詞。
女性名詞だとmayuri(マユリ)になるのですぞ。
仏教で出て来る『孔雀明王』はmayuriで女性名詞で登場します。

マユーラとネーミングしたオーナーの皆さん。
もしご存知なかったら、この事を覚えておくと良いでしょう。
お客様への話しのネタになるかも知れない、し、ならないかも知れない、ですが。。。

yama@mayura

ハタvsスートラ

2009-01-17 | Yoga
昨年おこなったスキルアップトレーニングの卒論を読ませて頂きました。
一生懸命書いて頂いてありがとうございます。
皆さん、YOGAが好きで、実際の生活に生かしてくれてる人がほとんどで、勉強熱心なのに、感心したり、嬉しく思っています。

しかし、自分自身への反省なのですけど、講義の仕方が悪かったようで、YOGAの歴史と哲学についてはあまり理解出来てないように思います。

例えば、ハタYOGAとYOGAスートラの関係。

パタンジャリのYOGAスートラが、余分な執着や想いをどんどん無くして、本当の自分、本当の魂に触れようとするのに対し、パタンジャリから1000年位後に成立したハタYOGAは、人間の能力をいったんどんどん高める過程があり、難易度の高いアサナや呼吸法や肉を食べないライフスタイルなどがYOGAのひとつのイメージにもなっています。

その段階だけをみれば、スートラの執着をどんどんそぎ落とす方向性と相反する考え方にも思えるのですが・・・

さらに、YOGAはサンキヤ哲学がベースで二元論。
一元論のヴェーダンタとは、と異なった考え方。
この宗教色の強いヴェーダンタの教えがYOGAとミックスして、有名なヴィヴェーカナンダにより瞑想中心のYOGAが広まった経緯があります。

現在のYOGAは、元々のYOGA哲学と、ヴェーダンタ、後世に生まれたハタヨガがミックスされてしまって、非常に混沌とした考えになっているのを、講義で分かりやすくお伝え出来なかったのは申し訳ない気持ちでいっぱいです。

僕自身も個人的に研究を進めて行くつもりではいますので、もし分からない事があったら、クラスの時にでも捕まえて質問してみて下さいね。

では、良い週末を!

yama@MAYURA

パラダイムシフト

2009-01-14 | Yoga
パラダイムシフト。
「発想の転換」、「固定観念を捨てる」、「新しい思想で時代が大きく動くこと」など、様々な使い方をしますが、要は今までとは違う事象に変わる事を差します。

さて、昨今の世界不況は、今までの景気循環ではない、経済の構造そのものが変化しつつあると言われてます。

アメリカのサブプライムローン発による金融不安は『土地は値上がりする』と言う常識が覆された事から始まりました。

日本では、基幹産業である不動産、建築、自動車が軒並みダメ。エレクトロニクスもダメ。
もちろん政治もダメ。

一般庶民はもとより、お金持ちさえも、大きなダメージを受けているのが現実。

しかも、日本の人口は減少しているので、元々消費が減少しつつある中、さらに節約志向で消費が萎んでしまいます。
企業経営者は、売上の減少、資金繰りで大変なかたが多いのではないでしょうか?

YOGAの哲学は、外界の変化に対しても、動揺しないMINDを持つためのものでもありますが、学んでて良かったと思います。
経営の面でもYOGAの哲学が役に立つものです。

かつての中村天風氏(銀行の頭取まで経験したYOGI)だったら、今の現状ではどのような教えを説くのかと思ったりもします。

僕は、利益追求、資本家重視の経営から、社会のためになるビジネスの展開を重要視するようなパラダイムシフトをしなくてはならない時だと思っています。

仕事の原点回帰。
そんな年になるのではないでしょうか?

2009年は、己丑(つちのとうし)と言って、『今までの仕組みが大きく変わり、新しい仕組みが登場する』年らしい。
(期しくも、僕のホロスコープでもそんな解釈が出来る星があるそうな)

古い心の殻に惑わされず、新しい世界を楽しみに待ちたいと思っています。

yama@mayura

ホロスコープ(西洋占星術)

2009-01-13 | 社会・経済
先日、YOGAの生徒さんにホロスコープ(西洋占星術)をしてもらいました。
いやはや、自分の中身を見られたようで恥ずかしかった。

僕の父は、九星気学の先生でもあったし、実際、僕自身も占いを専業に出来る位には占えます。(最近は一切していませんが)

そんな僕でも一目置いているのがホロスコープ。

これは、僕にとっては別格の存在。
『人生のカンニングペーパー』とも呼んでますけど、嫌な位当たる事が多いですね。(もちろん、占いかた次第。)
ネットでも無料で占えるサイトがありますので、試してみてはいかがですか?

そんなに当たるホロスコープですが、運命って言うのは変える事が出来ると僕は思ってます。
実際、インドの古典哲学に出会ってからは占いを一切していませんが、むしろ占いをしていた頃より平穏に暮らせてる気がします。

問題は、自分の心、意識の問題。
意識が変われば、運命も変わって来ると確信してます。

目の前の壁があっても、越えたければ越えれば良いし、無理と思えば諦めれば良い。
占いと言うのは、その判断を後押ししてくれる道具みたいなものではないでしょうか?

はじめに意識ありきです。

1/22の(木) 10:30~の僕の特別クラスでは、生きるヒントも交えながらYOGAの練習をしてゆきたいと思います。

yama@mayura

歴史の伝承

2009-01-03 | LOHAS

伊勢神宮の式年遷宮。
20年に一度、神宮の建物等を新調するもので、1300年にも渡って続けられてるものです。

ピラミッドなど、石造りの立派なみやどの建築物は一度建てると数千年?は立て替えなくて良いものの、立て替える際の技術の伝承が出来なくなります。
しかし、伊勢神宮のように20年に一度新調する場合、技術がずっと伝承されます。

また、20年に一度の立て替えに必要な材木も育ててゆかなくてはならず、山を守る事も必要になります。

『式年遷宮』と言う、一見、無駄なようなものですが、実は、技術の伝承と山林の保護と言う、非常に大きなテーマが与えられているものなのです。

日本ではこのように2千年間にも渡って、天皇家を筆頭に、日本文化が見事に伝承されているわけですが、僕が勉強しているインド文化は、途中で途絶えてしまったり、変化してしまったりしたものも多々あります。

日本の知恵と文化は、環境と歴史を後世に連綿と伝えて行く上で、非常に手の込んだも素晴らしい伝承方法まで考えられたものだと思うのです。

yama@mayura