今日は陸上自衛隊 自衛官候補生の修了式に出席させて頂いた。
日常では、得ることのない、凛とした空気が心地よかった。
たった3ヶ月の訓練で、ちょっとヤンチャであったろう青年が、この変わりようだ。
過酷な24時間の訓練にも関わらず、辞めて他の仕事に就いたものは1%程度しかいないと聞いて、さらに驚いた。
今後は、各地でより専門的な訓練を受け、いずれ写真の装甲車を操縦する者もいるだろう。
この春日駐屯地からは、東北大震災へ多くの自衛官が救援活動に派遣された。
残って駐屯地を守る役目の隊員から、『自分も行かせて下さい!』と志願する者も多かったそうだ。
実際、少し言葉を交わしても、真面目で素直な若者が多いと言うのが私の印象。
食堂には、一般企業から多くの求人票が貼ってあったが、自衛隊員から人材確保をしたくなる気も分かる。
もし、私が高校の時に体験入隊させられてたら、もう少し何ごとにも頑張れたように思う。
若い時の厳しい体験は、一生の宝だと、この歳になってつくづく思うのだ。
yamabech@MAYURA