うぇるなび

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脳とヨガ

2006-12-18 | Yoga
最近、ストレスについて研究しています。
人との別れ、お金、病気などなど、生きていれば常に何らかのストレス源と向き合わなくてはならない時があります。
そんな時、なんてことなくさらっと対応する人、悩んで鬱になる人、病気にまでなってしまう人・・・色々な現象を見受けられますね。

そんなストレスを抱えてしまった人々をヨガとアーユルヴェーダを利用してケアしてあげようと思い始めたのが研究の始まりなんです。

この肉体を持っている以上、感情は『脳』の支配領域。
その『脳』は、パソコンと同じように、ハードウエアとしての機能と、自分の経験や学習、倫理観、宗教感などのソフトウエアがそろって始めてきちんと機能するのは皆さんご存じのとおり。

食事や呼吸は脳のハードに影響を与え色々な感情を生み出しますし、脳のソフトウエアにあたる知識や考え過去の経験(遺伝情報)、宗教観も色々な感情を生み出します。

ヨガの食事でなぜ塩分を控えなくてはならないか、低タンパクな食事にするのか、そして呼吸法、瞑想、アーサナ、ヨーガの哲学などが脳にどう働きかけるのか・・・ヨーガスートラ(パタンジャリ)では、最新の脳へのアプローチを数千年前に、既に行なっていたように思えてならないような事が沢山書いてあります。恐るべし、ヨーガの行者さんたち。

アルツハイマーにかかっても、記憶力も落ちずに生き生きと普通に生活しているお年寄りが沢山います。
その共通項は、『ダンス』『歌』『水泳』などを定期的に行なっている方たちばかりだそうです。
そんな人たちは、脳は萎縮してももともとの活性度が高いためか影響がないのでは?と言われているそうです。

ヨーガのアーサナ、チャンティング(=声だし)、呼吸法は前述の『共通項』と同じ身体の使い方が出来ます。
そして、ヨガ的考え方で生きれば、とても楽な精神状態を得られます。

まだまだお話したい事はあるけど、続きは22日(金)19:00~マユーラの森 天神店で直接お話ししましょう!