うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

アーユルヴェーダの石鹸の成分は・・・

2010-03-17 | LOHAS
最近、とある石鹸の成分を調べています。

インドで買って来て、自分も気に入ったし、お土産を渡した人たちにも評判だったので、輸入しようと企てたわけ。
いちお、許認可は持っているので、成分の中に、使用禁止成分が入ってないか調べ、問題がなければメーカーと商談となるわけですが・・・
日本は世界で最も厳しいと言われる成分規制があるのが不安要素。

そこで、メーカーから全成分を送ってもらい、調べてみた。
早速、最初に調べた製品から、使用禁止成分の、あるタール色素が配合されていた。
残念、没。

2個目の、一番欲しいアイテムは現在調査中。

まだ途中だけど、医薬品に指定されている成分に入っている気配が。。。
気配と書いたのは、ハーブを混ぜ合わせた成分なので、詳細に調べないときちんとは分からない。

勢いで輸入する事も可能だけど、『回収騒ぎ』になるのは、明々白々。

そんな商品ですが、ネットで検索したら、既に違法に輸入され流通しておりました。

この商品、いかにも自然系に見えるんですが、成分は安い量販品と同じ。
石油系の成分が入っているのに、無農薬、マクロビ、天然系・・・が好きそうなユーザーが集まるショップで売られていたのはちょっと面白い。ショップ側は成分を調べないのでしょうね。

さて、僕がいつも気にしている、生分解性。下水に流してどのくらい分解するかと言う指標。
これは、研究機関に依頼して調べる他ないが、経験的に、この成分だと僕が求める数値には届かないと思う。

ちなみに、うちで扱っている商品は90%台後半ばかり。

成分的にも、環境的にも輸入出来ない可能性が濃厚です。
以前、『ヘナ』を調べた事がありますが、これも、天然100%と言いながら、合成成分が入っていた事もありました。

日本は、不景気だし、made in japan、地産地消、雇用創出・・・。やはり、国産にこだわろうかな。

yamabech@MAYURA

過激な環境保護活動にみるメディアの影響力

2010-02-12 | LOHAS
日本の調査捕鯨船団が、シーシェパードと言う環境保護団体から妨害にあっている事はご存知のことと思います。

この団体は、主に欧米からの寄付金で運営されていて、激しい活動をすることで、CM料を使う事なく全世界のメディアが映像を流してくれ、欧米からの資金集めを行うと言う団体のようです。

彼らのアタックの中で『酪酸』と言う化学薬品が投げ込まれているそうですが、この酪酸とは・・・

ICSC/国際化学物質安全性カードによると、『・この物質を環境中に放出してはならない。・(特別個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。』とあり、生物に有害な物質であるのは明白です。

また、彼らは船の航行を出来なくするために、ロープや網を日本の船に巻き付けようとする行為や、かつては、他国の船を沈没させた前歴もあるようなのです。

見方を変えると、彼らの海賊まがいの活動に反感を覚える平和的日本国民は多いと思いますが、しかし、欧米ではそうでもないようなのです。
冷静に見ると矛盾だらけの彼らの活動ですが、欧米にはこれでも熱心な支援者がいて、多額の寄付を寄せているのです。

メディアがどのような報道をするかによって、一般人の受ける印象は大きく変わります。
戦争中の日本、現在の北朝鮮や中国は極端としても、我々が気がつかないうちに、メディアの影響を受けてしまっている事も多いはずです。

メディアの裏まで読むと、意外と面白い真実が沢山隠されているようですよ。

yayabech@MAYURA

本物と偽物

2009-12-06 | LOHAS
とある有名アイスクリーム屋さんに、お客様からクレームがあったそうな。

『ソフトクリームにゴミみたいなのが入ってる!』と。

よくよく調べてみると、それは『バニラビーンズ』だったそうな。。。

安くて手に入る『バニラ』は人工バニラで、バニラに感じられるように作られた合成物質。

モノによっては、本物の高価な『バニラ』よりもバニラらしい。

要は、脳の錯覚なのですが、我々の回りで『騙されている』ものは沢山あるものです。

化粧品の成分表示に『香料』と言うのがありますが、人工の香料か天然由来の香料かは厚労省の通達では表記しない事になっており一般の消費者はわからなくなっています。これは、化粧品工業会と言う大会社が主体となった団体の圧力があったと言う噂もありますが、これも『キャピタリズム=資本主義』だったりするわけで。

さて、僕は、取り扱う商品を徹底的に調査するのですが、うちで取り扱っているシャンプーの界面活性剤にも、ややこしい化学名で成分表示されてます。もちろん、疑わしきは調べるわけで・・・でも、その原材料は天然由来の精製物。ひと安心。

しかし、逆に、いかにも天然そうな名前『ミネラルオイル』は、石油由来の合成ものだったりするわけで、当然うちでは売らない成分。

本物か偽物か。惑わされない成熟した消費者が増えるとよいなぁと思います。

yama-P@MAYURA

チェルノブイリ原発事故の被曝者

2009-11-06 | LOHAS
わが町福岡の近く、唐津に原子力発電所があります。
ここで、プルサーマル発電が始まりました。

使用済核燃料の再使用と言う面もあるのでしょうが、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で、数多くの一般市民が被爆し、多数の死者と今なお後遺症に苦しんでいる人々がいることを知っていて欲しいと思います。

チェルノブイリ原発事故 6-5


そして、被曝者の救済が行き届いていない、チェルノブイリ周辺各国の人々を、唯一の被爆国である日本の人間として、少しでも手を差し伸べたいと思います。

yama-B@MAYURA

30年前のカブ復活大作戦中

2009-08-24 | LOHAS
マニアの間では『あんどんカブ』と呼ばれている約30年前のホンダ・スーパーカブ。
お祖父さんが乗っておられた遺品を、生徒さんが譲り受けたらしいのですが、10年以上動かしていないシロもの。

そこで、まずは普通に乗れるように、僕の手元にお預かりして整備中でございます。(写真は電気系統をメンテ中)
(注)バイクいじりは趣味ですので、整備のご依頼は謹んでご容赦願います。(笑)





二輪車も国内の排気ガス規制で、今や日本の二輪産業は他の国々に奪われつつありますが、昔、日本が欧米のバイク産業に追いつけ追い越せの時代につくられたこのカブ。
今のバイクのように、合理性やマーケティングだけを追求した乗物ではなく、乗り手や街のバイク屋さんの整備性までも考えたシンプルで丈夫な造りは、部品をバラす度に感動すら覚えます。『コストを度外視してまで良く作ってるな~。』と。

このように思い入れのある、古い乗物等を大切に使う文化は、イギリスあたりでは多いのですが、すぐに買い替えてしまう大多数の日本人には、なかなか受け入れられないものかも知れません。

Co2削減のために、最新のハイブリッドカーやバイクも良いのですが、古いものを大切にする精神も大切にしたいと思います。

yamaB@MAYURA

ラボ=研究所

2009-07-28 | LOHAS
『ラボ=研究所』。最近、そんなネーミングを付けるお店が多いそうです。

うちの場合、『ラボ』と名付けてから約2年近く経ちますが、代替療法の研究と臨床は15年にもなるほど、ちゃんと健康に関する研究を続けている。

思い返すと、変わった研究や調査もしましたよ。

・イルカがなぜ自閉症の子供を見分けられるか?

・微弱電流がなぜ組織修復を促すか。

・東洋医学の経絡を使った円形脱毛症の治療法

・アトピーとは何か?

などなど。
皮膚から脳まで、色々研究しました。

お金にもなるかならないか分からない研究ですけど、確実に色々な学びはあるわけで。

最近、統合医療の資格が出来たそうです。

気功、カイロ、オステオパシー、ヨーガ、アーユルヴェーダなどなど、様々な療術があるけど、診断法も治療法も理論も統一性のない医療をどうまとめるのか、僕の能力を越えた世界。

僕にもいつか理解出来る日が来るのだろうか。

yama-B@MAYURA

自然農法の日?

2009-06-26 | LOHAS
今日は、不思議なことに、自然農法がらみの出来事が2連発。

お客様から、EM菌(田畑を元気にしてくれる菌)を頂いた後・・・

MAYURAのYOGA教室近くにある水田にて、もぞもぞと動くものを発見!





合鴨っ。犬に食べられたら大変!といらぬ心配をしていたら、夜には飼い主がお迎えに来てご帰宅。
ひと安心。

住宅地でこんなのどかな光景を見れるなんて、福岡も捨てたものではありません。

きちんと自然農法をしている土って、ほんわかして臭くないんですよね~。土が腐敗してないのは作物の出来に非常に重要!

yamaB@mayura

奇跡のリンゴ

2009-06-23 | LOHAS
青森の自然農法家の木村さんが作ったリンゴは2年経っても腐らないそうです。
そんな摩訶不思議なリンゴが出来て世に出るまでのお話が詰まった本です。

強い信念を持ち続ける勇気と感動をもらえる、お勧めの一冊。
人生に挫折したときにぜひお読み下さいませ。

マユーラTOPページのamazonコーナーからでも買えますよ。
あのTSUTAYAさんでは課題図書だとか。。。読めば理解出来ます。

yamaB@mayura

ミネラルオイル

2009-05-19 | LOHAS
化粧品などの成分で時々見かける『ミネラルオイル』。
ミネラル=電解質が沢山入ったオイルっぽい名前なのですが、実はそんなことはありません。

ミネラルオイルの本名は『流動パラフィン』と言います。

『工業用ガソリンの一種、塗料の材料として用いられる。油性の汚れを落とす効果にすぐれるため化粧品にも利用される。医薬品添加物および食品添加物に使用されるのも流動パラフィンである。食品衛生法上では、「パンのデバイダー油(離型剤)」としてのみ使用が許可されている。下剤にも使用される。』※ウィキペディア(Wikipediaより引用

口紅やクリームなど化粧品に多く使われます。

流動パラフィンと記述されていると『化学成分やん!』と思えますが『ミネラルオイル』と書かれていたら、『健康に良さそうやん!』と思ってしまいます。

このように同じ成分でも、書き方次第で180度感覚が異なってしまうのはいかがなものかと思いますが、化粧品に書かれている全成分の中に、悪そうな名前だけど問題のない成分、天然由来だけど配合率によっては危険な成分などなどが含まれているものです。

何も考えずに使っている化粧品には、人によっては危険な成分も含まれている事を忘れないで頂きたいと思います。

yanma@MAYURA

意外な環境問題

2009-03-23 | LOHAS
連休を利用して、久しぶりにちょっと息抜きをしてきました。

小国の第2の実家。

そこで聞いた事。

薪ストーブ用の薪が不足しているらしい。



ここでは、石釜のパンを焼くのに薪を使っていますから、結構重要な問題。
薪ストーブが増え過ぎたのか、薪用の原木が不足しているのか、原因は分かりませんが、とにかく大変なんだとか。



ライ麦パン・サンド。
新鮮なお野菜もうれしい。



我々が何気に口にするパンでも、ここの場合は『薪』、他では『電気』『ガス』など何らかの燃料を使わなくてはなりません。
人間の人口が増え過ぎつつある今、食料問題だけでなく、水、そして燃料の不足はとても重大な問題。

無駄な資源の浪費をしないと言う、ひとりひとりの意識を高めたいものだと思いました。




yama@mayura