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東京カレッジ講演会「『脱戦後』する日本」 朴喆熙(パク・チョルヒ)

2019年07月22日 | 市民講座
東京カレッジ講演会「『脱戦後』する日本」を聴いてきました! 講師はソウル大の朴喆熙(パク・チョルヒ)さん。

久しぶりの東大本郷キャンパス。前に来たのは超人スポーツの講演を聴きに来たときだったか。途中、お店前に飾ってあったおいしそう写真に惹かれて赤門近くのラーメン屋で腹ごしらえ。
会場の東京大学福武ラーニングシアター。超かっこいいホールでした!聴講生は若者からシニア世代まで、場所柄みなさん優秀に見えます。

朴先生、終始にこにこして、日本の政治をわかりやすく解説してくれました。
戦後の55年体制は、平和・人権・民主主義を理念とした経済重視路線だった。合意形成を重視した手法で、決して保守本流だけの独裁ではなかった。
90年代、冷戦と高度成長の終結を機に政治が変わってきた。自民保守本流が分裂し、公明が保守に。
そして2010年ころ、GDPで中国に抜かれ、サムソンがソニーを抜いた。東日本大震災という天才もあった。自民は創成日本を謳い、専守防衛から戦闘できる国家(積極的防衛)に変貌した。また野党は目立って力を弱め、右翼の日本会議が台頭してきた。
そして現在、官邸に権力が集中するようになった。右傾化を押す日本会議と、中道に戻す公明。この絶妙なバランスで官邸は強い政治ができている。

今後の日本の課題。
 強くなった官邸権力をけん制する力が足りない。(韓国の状況と同じだと朴氏は苦笑していた)
 歴史問題の克服をしっかりと(誠実に対処の必要ある)
 グローバル化の余波ともいえる格差社会
 大国主義(昔の意識ではいけない、超高齢少子社会で強い日本は続くはずがない)

日本の希望
 日本は世界に誇る生活先進国。安心安全、清潔、親切、文化、福祉、伝統、自然(在日外国人からもよく聞くことばだ)
 危機意識と不安感をあおって、より高い安全安心を目指している(そういえばそうだな)
 バランス感覚と和(出る杭は打つ、空気を読むなど最近こちらは嫌われる傾向にあるが、日本の良さという認識も根強くあるようだ)

アジア諸国と上から目線でなく、対等な立場で付き合う姿勢が大事! (ホントそう思う)


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