スケートよた日記

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島沢優子さんセミナーの要約

2024年06月17日 | スケート指導者
笹川スポーツ財団第四回無料セミナー 誰が子どものスポーツをささえるのか?」  ~『子どもを成長させる大人』五つの条件~ 島沢優子

少年スポーツ(野球、サッカー、バスケなど)
 母親の支えあって初めて、子どもがスポーツできる現状。送迎、当番、物品購入、連絡など。父親はコーチなど手伝うが必須ではない
 従来からの勝利至上主義や当番制は、なくなっていく傾向がある。しかし保護者の価値観の対立がストレスになりがち
 既存チームのこのような変化は大変。新たな価値観の新規チームが増えている

1 ひとは育てられたように育てる  怒鳴られた人は怒鳴る、ほめられた人はほめる。自分の生育歴を確認して、自分の価値観を再確認すべし
2 子育ての軸、育成の軸を作る   早寝早起き、心理的安全性の確保、主体性の確保
3 怒らない技術ではなく上達のための原理原則を大切に  上達に怒るは不要。プレイヤーの意思が大事。教えすぎは怒りにつながりやすい
4 何かを決めるときは放牧せよ   主体性(=自分で判断する力)を育てるのに、大人の口出しは要注意。特に人生の岐路の判断は完全に任せることが大事。 
5 問うスキルは哲学        

 大人のスタイル: 問いかける 傾聴する(共感) 楽しませる 考えさせる 余裕をもたせる 自ら学ぶ

スポーツクラブにて、怒らない指導などを導入するコーチ。保護者や先輩指導者の反発で退団することとても多い。
意見の対立には、まず共感からの意見交換が大事。一方的に相手を否定しない
障がいのある子ども。その参加はメンバーにとって宝物。迷惑がるのではなく、彼を支える体験がこどもには大切
スポーツの技術やその伸ばし方はネットから簡単に入手できる時代。大人やコーチの役割は、技術の伝達ではなく、楽しくプレーする(遊ぶ)姿を見せたり、心理的な支えになったりする方が大事かもしれない
 
#子どものスポーツを止めるな #Noスポハラ
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ペップトーク 子どもに任せる

2024年01月30日 | スケート指導者
最近みた動画・SNSからの覚書

〇ペップトーク 寺本 強 氏(日本ペップトーク普及協会)
 ペップトークとは、試合前などでのコーチ監督からの言葉がけ
  短く、わかりやすく、肯定的、魂ゆさぶる
  ポジティブワード 相手の状況を受け止めて 目標に向けて その気にさせる

 ダメな指導者は逆をしがち。
  ネガティブワード 長い 説教・命令 やる気をなくす 
 

〇「子どものチカラを信じて 任せよう」川島高之 氏(ファザリングジャパン)のFBより抜粋
 子ども本人の「やりたい」より、親や教師など大人の意見を優先させ過ぎてないか?過干渉、先回り、手を出しすぎてないか?
 もっと子どもの意見を聴き意思を尊重し、チカラを信じて任せ、子どもに自己決定させる。
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保護者のプレッシャーはつらい

2024年01月18日 | スケート指導者
スポーツ界から暴力根絶。いまその対象は指導者から保護者に移りつつあります。
保護者からのプレッシャー、こどもにはつらいもの。スポーツでも勉強でも

サッカー指導者佐伯夕利子さんのXポスト

*銀河幼児教室2月、わたし担当になりました!楽しみ~
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スポーツのハードルを下げる 普及活動のキーワードと思いました

2023年12月28日 | スケート指導者
この記事を読んで、スポーツ普及にはそのスポーツ文化のもつハードルを下げることも大事ではないか、と感じた次第。
スポーツの普及活動では、いろいろな決まりごとの許容度はぐっとゆるいがいい。ルールとかフォームとか。

為末大メルマガ Deportare Partners Newsletter 2023/11/06より要約
為末コラム:スポーツのハードルを下げる  
韮崎市「ニラリンピック」。スポーツはどうして敷居が高いんだろう、もっとスポーツのハードルを下げて誰でも参加することができないだろうか。で、スポーツのハードルを思いっきり下げた大会をやってみたのがこれ。あれも適当これも適当といろんなハードルが下げてみた。子供たちがレーンをはみ出して、一つのレーンに三人が走ったり、試合中の幅跳びの砂場で子供たちが砂場遊びをしたり、グラウンドの真ん中で学生たちがサッカーをしたり。それでも大会は楽しく成立したそう。

考えてみれば、マラソン人口がたくさん増えたのは市民マラソンができたからです。多くのスポーツは協会に登録し公式の試合に出場します。公式の大会の運営は公平性を保つためにも、厳密に行われます。でも「公式であること」にこだわらなければ実は適当でもいいわけです。市民マラソンのタイムは公式タイムではないものも多くありますが、それを気にしている参加者はそんなに多くないと思います。

大会の最中に我ながら「ハードルを下げる」はいいコンセプトだなと思いました。日本でこれを言うのに私ほどぴったりな人間はいません。
抽象的に考えてみると、日本は何もかもハードルが高くなりすぎているのではないかと思います。とにかく要求する基準が高い。それが規律正しい動きや、時間通り動くスケジュールを支えているのもよくわかります。一方で、上げたハードルを下げられなくなって誰もが苦しそうにしていたりしないでしょうか。
念の為、念の為とどんどん作業が増えていないでしょうか。忖度しすぎて相手が望んでもないことを増やしていないでしょうか。そしてお互いがお互いを慮って、求める基準を上げていき、皆「これ必要なんだろうか」と疑問に思いながらも、誰も言い出せなくて、やめるにやめられなくなっていることはないでしょうか。
スポーツを通じてこの国のハードルを下げることができないだろうか、そんなことを考えさせられました。
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奇跡のレッスン 内村航平

2023年12月21日 | スケート指導者
奇跡のレッスン 男子体操 内村航平 2023 より覚書

・倒立や着地など基本の大切さを内村は高校生のときに理解し開眼した。
・基本はおもしろくない。
・でもそこに質の高さを求めると、どれだけやっても足りない
・基本を突き詰めた人しか行けないゾーンがある
・誰でもできることを、誰もできない領域まで高められるかどうか、がポイント
・このことを、言葉でもやってみせても伝えたい。
・技術の言語化はプレイヤー本人にとって大事。
・人に何か教えるには、その人を知る必要がある。

感心しながら番組を見ていたのだけど私の立場は次のよう。
基本の追及は上級者の領域、それはきっと奥深くて面白い
初心者にはまず基本を教えるけど、その質はほどほどでよい。どんどん先に進んでスポーツを楽しむべし。伸びが頭打ちになったら基本に立ち戻ればよい。

技術の言語化、確かに大事。
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育児本から指導メモ

2023年12月21日 | スケート指導者
「赤ちゃんの脳がわかる育児BOOK 成美堂 2009」
子どもの発達をおさらいしようと図書館で借りた本。スケート指導に関係しそうな記述あったので覚書。

・がに股で足踏みすると、足は前に踏み出しやすい
・つたい歩き。普通は両足の向きが斜めになる。
・乳児が歩き始めるためには、歩く人を見ることが大事。
・つかまり立ちは前のめり、自立(ひとり立ち)はまっすぐ姿勢。
 つかまり立ちのとき、足の裏でバランスをとるようになるとひとり立ちは近い

つまり、.乳幼児の場合..
 無意識に足踏みすると、足が前に出て歩行になりやすい。
   → その場足踏みは集中力がいる
 無意識のつたい歩きも、足は斜めに出やすい。
   → サイドステップは集中力がいる
 お手本、超大事。毎回見せる必要ある
 足裏バランスを取るための有効なドリルを手すり離れ前に入れるとよさそう。
   → 考え中(強弱ステップ、スクワット、向き変え、つかまり歩行、つかまり諸ステップ...)
 
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親負担の少ない少年野球クラブ

2023年11月30日 | スケート指導者
笹川スポーツ財団セミナー「誰が子どものスポーツをささえるのか?」
わたしのメモから
・スポーツの楽しさはひとそれぞれ。楽しいと感じると、子どもは勝手に上手くなっていく
・勝利目的ではなく成長重視の運営。休む自由の尊重。そもそも従来野球チームより休みが多い
・保護者の手伝い排除、保護者会禁止。希望する親は紅白戦に出してもらえる
・楽しくてもっとやりたい、という気持ちを残してその日の練習を止める。継続のコツ
・スポーツ体験と競技スポーツのあいだの経験できるところが少ない。
・コーチは同じ研修、資格取得も

感想
早朝スケート教室等で考えてみると、交通の便悪いので保護者送迎は残念ながら必須な負担。
上手くなるためにレッスンの楽しさはもっと増やしても構わなそう。楽しんでる子どもの成長はむちゃくちゃ早いし継続するし。
大人子ども別クラス指導だけど、特例の親子同じクラス体験なんていいかも。
成長重視というのは指導員として大事な視点。欠点の指摘やめて、上手くなっていること伝えたい。
楽しみ目的のスケートクラブ、以前はそんなフィギュアクラブあったけどまだ活動してるのかな?銀河常連が共同で貸し切りスケート楽しんでるのはそんな一例。

#noスポハラ

-----------以下、セミナー案内の抜粋------------
中桐 悟氏(練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ 代表)
三児の父。既存の学童野球チームの運営体制に疑問を感じ、2021年4月にゼロからクラブを立ち上げた。
クラブは練馬区、板橋区を拠点に、連盟非所属の独立チームとして活動。
「保護者の業務負担一切なし」「罵声や高圧的な指導を完全禁止」「勝利至上主義の否定」など9つの約束を掲げ、野球を通じた子どもの成長を目指す。
自身の野球経験は乏しいため必要なリソースを各分野から集めてチームをコーディネートしている。
BFJ公認野球指導者<U-12,U-15>資格保有、会社員。

【セミナー概要】
SSFではこれまで、子どものスポーツ活動に対する保護者の関与の実態や意識を明らかにする研究を行い、下記のような課題を明らかにしてきました。
・保護者の負担は母親に依存している
・母親の負担が大きい構造は、母親自身が子どものころから変わらない
・母親が最も大きいと感じる負担は、「指導者や保護者の送迎をする」(66.7%)
・母親中心に負担が生じる事態は、社会全体のジェンダー構造を反映した問題
・保護者の当番の"大変なイメージ"が子どもをスポーツから遠ざける可能性
少子化や家族のあり方の多様化が進む今、母親に依存しない、どのような家庭の子どもでもスポーツを楽しめる、持続可能な子どものスポーツ環境構築が必要です。
2021年4月に父母会を設立せず保護者の業務的負担をなくした、練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブを立ち上げた中桐悟氏。保護者の負担なしでどのように運営しているのか、チームの立ち上げから現在までの道のり、そしてこれからの少年野球チームの在り方などについてお話いただきます。

子どもの野球離れ、スポーツ離れという大きな問題がある中、持続可能な子どものスポーツ環境構築のヒントになればと考えております。

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指導者の目 為末大のSNS引用

2023年10月30日 | スケート指導者
こどもにとって、おとなの視線は影響大きいのだろうという話し。
目は口ほどにものを言い、っていうし。
愛をもって見つめたいね

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為末 大
長文ファンの皆様おはようございます。
私はこう見えて繊細なところがある子供でしたから、人の目が気になっていました。習字をする時に誰かに見られているとうまくできませんでした。一方で、上手くできそうな時は見ていてほしいというややこしいところもありました。
今子供達を指導していて、「目は力である」と感じます。仮に子供たちの動きをよく見たかったとしても、私が凝視すると、そのことに重圧を感じる子もいます。指導者はつい見ている自分の存在を忘れますが、見ている自分という存在感自体が子供達に影響を与えています。
目によって他者を支配することも可能です。興味があるときだけ相手を見て、それ以外では相手から目を逸らせば、目によって相手の話を誘導することすらできます。一方で、「観察」を「眼差し」に変えれば、他者を安心させて自由にすることもできます。
見る行為は、見る側にとっては情報取得ですが、見られる側にとっては無言のコミュニケーションです。見ていることで愛を伝えることもありますし、見ないことで相手を自由にし自立を促すこともあります。
指導者も親子の関係も、もしかしたら社会も「見すぎる」ことによって問題が生じているように思います。問題が起きたとき、見ている自分の問題よりも見ている対象の問題だと人は考えがちですから、より相手を「凝視」するようになり問題が複雑化します。介入が問題を起こしているのに、問題を解決しようとしてより介入してしまっているようなものです。
最近は「まなざし」に興味を持っています。その距離感と、ピントの合わせ方と、何より対象を眺めている時の自分の心のありようが大変興味深いなと感じています。
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NO スポハラ配信 スポーツハラスメントの根絶に向けて

2023年10月28日 | スケート指導者
10月23日 NOスポハラ「スポーツハラスメントの根絶に向けて」を視聴しました。関東弁護士連合会主催。最近は日本スポーツ協会を中心に多くの競技団体がハラスメント撲滅に取り組んでいます。シニア世代の常識は、いまではなにひとつ通用しません。学びなおし大事!

パネリストは柔道の谷本歩実、バスケの原田裕花。この2競技はスポハラ相談のトップツーだったと記憶してます
印象に残ったのは谷本氏の発言。正確でないかもだけど、だいたいこんな感じでした。

〇近年はハラスメント防止活動の対象が、指導者から保護者へと移行しつつある。
 指導者へはハラスメント撲滅活動がある程度浸透している
 遅れているのは保護者。

〇他スポーツの活動を見ることがハラスメント防止にとても効く
 異なるスポーツ風土を見る・感じることは大事。
 特に歴史ある競技関係者は、ニュースポーツを見るとよい


保護者が指導者に勝利至上主義を強いるとか。
身近なとこでは、アイススケートとインラインスケートは風土が全然違う。
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スケート指導者研修

2023年10月09日 | スケート指導者
銀河アリーナの2023シーズンは10月1日に始まりました。そしてスケート教室は今年は例年より2週間早い10月8日の早朝教室から始まります。
そこで相模原市スケート協会の指導員研修が10月3日、5日の二日間にありました。時間はジュニアスケート教室とおなじ火曜木曜の夕刻から2時間ほど。

今季の研修内容はざっくり次の通り
早朝やジュニア教室の入門レベルの指導法おさらい(他の指導員のやりかたはいろいろ学ぶこと多いです)
日本スケート連盟普及部スケートのお手本用滑走練習(指導員にとって一番しんどいかも)
小学校スケート教室の指導法
指導に当たっての一般的注意。とくに「丁寧なことば使い」

近年日本スポーツ協会では、スポーツ界からの暴力撲滅を強力に推し進めています。
スケート連盟もこれに応じてハラスメントのない指導者モラルの啓発をしています。この研修でも「丁寧なことば使い」という形で繰り返し伝えられました。
スポーツ界の暴力は、身体的暴力から暴言による心理的ハラスメントに完全にシフトしています。それが今回の研修内容につながっています。
スポーツ指導での暴力容認率が高いのは現在の50代半ばが最多世代。その上の世代も容認する価値観が結構あることがアンケート調査で明らかとなっています。
相模原市スケート協会の指導員はまさにこの世代どまんなか。自分が従来から培ってきた価値観は通用しないことを肝に銘じなければいけません。

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